喫茶店アルバイトの南（オメガ）の楽しみは、自分と同じオメガのネットアイドル・MAIの動画配信を見ること。重課金ユーザー向けのサービスである発情期実況中継を見るために、結構な額をMAIにつぎ込んでいました。そんなある日抽選に当たって、MAIと2人きりで会える特別なオフ会に招待されます。生で見るMAIは南の中学時代の先輩・真伊（さねい）に似ていて……。
かわいくて少し切ないオメガバース作品『それでも好きです笠原さん』（ふゅーじょんぷろだくと）を連想させる、キュートな表紙デザインに早合点することなかれ。ミステリアスなネットアイドル・MAIと彼によく似た故人・真伊（さねい）の存在や、オメガであることから実の親に捨てられた南の過去、そしてヤクザである真伊の父親が営むグロテスクな家業……。様々な要素が絡み合い、物語は思いがけない展開を見せていきます。MAIが南の前に現れた本当の理由。それを知ったとき、思わず背筋にゾクリとしたものが走るはずです。
仄暗い闇を隠し持つMAIと真伊の存在とは対照的に、辛い過去を背負いながらも希望を持つことを忘れない南。闇と光が交錯するクライマックスが本作最大の見どころです。メリバが好きな闇の腐女子、黄昏の腐女子にこそ読んでほしい…！ 良い意味で裏切られる快感を約束します!!
感情タグBEST3
切なかった…
帯も表紙もアホエロっぽいのにアホエロだったのは最初だけでした。
ネタバレになるので全部は言えませんが、オメガバースでこれは以外だったけれどジャンルとしてこれはこれで好きです。
おまる先生好きにオススメな一冊
読み終わったあとの余韻がいつまでも続く…流石おまる先生！
内容も濃くて素晴らしいストーリー構成です。
表紙を見てえちえちな内容かと思って買ったのですが読み進めていくうちにまさかのそういう展開…！？物語は意外な方向に進んでいきます。
電子版じゃなく実際に手に取って家に置いておきたいぐらい好きな作品です。
凄い作品に出会ってしまった
表紙からポップでキャッチーなかわいいえっち♡に期待した方は度肝抜かれるかもしれません。
でも、読んで損はさせない深さとエロさがあります。
おまる先生の作品はクスッと笑えるシーンもありますが、塗れ場の臨場感や擬音がすごい！熱量を感じさせてとても好きです。
話の流れとしては大変重いところもありますが、個人的にはスタオベ待ったナシの展開でした。
暗い過去に地獄に落ちそうな雰囲気はありますが、2人なら生きているだけで幸福でいられるのだろうと、なぜだかとても納得させられてしまいます。
一冊で名作映画を一本見たような圧倒的なストーリー性。素晴らしい作品だと思います。
最高によかったです
表紙の印象を裏切りまくる切なさとドロドロでした。
表現がちょっと珍しくって、その表現が一層ドロドロ感と切なさを倍増させてます。こういう新しい表現を読めた所も面白かった。
表紙と物語のギャップありすぎーと思って読んでたけど、読み進めるもカーテンコールというタイトルに真伊先輩の気持ちが込められてることが分かってそこもよかった。
深いです
作者さん買いです。おまるさんの書かれる色気ある男の子は最高でエロいです！本作も！ストーリーはよくあるΩαの話とは違い、かなり深いお話でした。表紙のピンクからは想像出来ない闇系。読み応えが欲しい方にはおすすめです。
帯が逆の意味で詐欺！
↑でも、そこから入るからこそのやられた感が狙いなのか…？
読み始めと終わりのギャップを楽しんでいただきたいです。
うーん、オメガバ設定の使い方が斬新。面白かったです。
ネットオメドルのエッチな配信とのキャッチコピーで脳内で妄想させた内容とは180度違かった。でもどんどん読み進めちゃって300ページ暗くて重い世界観を堪能させてもらいました。読後感がヤバい…
おまる先生は、ちょっと歪んだ恋愛感情を描くのが上手だと思うんですが、これぞまさしく。
オメガバースものではありますが、あまりそこは重要でないかも。
読後感の深い作品だと思います。
ものすごい展開
表紙と冒頭からは想像もつかないような展開に引き込まれました。途中からはサスペンスを読んでいるようでした。程よい倫理観のゆるさと2人のちょっと歪な純愛が良かったです。
不思議な魅力
とてもよくできたお話でした。もちろんBLだけどそれだけではない読んでて何とも言えない気持ちになりました。
個人的には何だか寂しいような切ないような終わり方でした。読み手によって捉え方が変わるような読み応え満点の一冊。値引きの時に買えて本当ラッキー♪
サスペンス系
表紙はアホエロというか明るめな感じですが、中身はサスペンスに近いストーリーです。
数年前に購入し、久々に読み返してみて、再び驚きました。
あとオメガ攻め・アルファ受けです。苦手な方はご注意を。
メリバな終わり方をするので、メリバ好きな方におすすめです。
『さよならコンプレックス』が良かったのでこちらも読みました。たぶんオメガバース初めてとかでよく分かってない頃に読んだと思いますがΩ×αだったので今なら読まないかもしれないです。αの生い立ちが重めだし最後怖さも感じますが嫌いじゃないです。大容量で満足。
え？！
もっとこうポップに軽い感じかと思いきやめちゃくちゃヘビーな話だったんですね！
でも絵とか台詞で所々ギャグっぽくなってるのでそこまで暗くはならないかも？
しかーし私的にΩ×αは苦手なんです…
その辺はちょっとわかりづらいかも…
設定問題
皆さん仰っていますが、表紙からはかけ離れる物語重さがあります。
1シーンでは涙が出てしまうような、みんなが必死に生きているんだなあと思うお話です。
ただ、どうしても オメガバースの話はα×Ωが良いという全くの個人的な気持ちがあり完全にノリきれませんでした、これはホント個人的な話ですみません
んー、結構シリアスで。。オメガバースじゃなくても良かったのでは、、？？と思ってしまいました。好みじゃなかったというだけなのですが、、、
ちょっと違ったなぁという気持ちです。
