感情タグBEST3
Posted by ブクログ
結婚式当日に新郎が逃げるとか、新婦が現れないとか、そんなのプランナー9年やってて一度も遭遇しなかったけど、でもすごくウエディング業界のことを調べて書いてあるんだなと思うくらい現場にいた人間からしてもプランナーの心の葛藤がリアルです。
お客様のためにやりたいことはあるけど、でもシステムや天気、会社との折り合いの付け方だったり、もうほんとに定番、型通りが1番だとか。
リアルすぎて読んでて働いてて辛かったことをいろいろ思い出して辛くなりました。
(ストーリーは全然アンハッピーではないです)
最後はもっとなんか違う終わりでもよかったかも?
まぁこれはこれでこよりの人生なので良いですが。
ていうか五十嵐さん、リカの作者なの!?
全然作風違う…他の本ももっと読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ
ウエディングプランナー
序盤から結末が どうなるかを匂わせ続ける構成に
誘われて読み続けた。
結婚式に至るまで 色々あるなぁと思いつつ
結末が涙か笑顔か?
そして 結末は… 微妙だなぁ
Posted by ブクログ
自分も長くブライダル業界に携わっていたので、懐かしい思いで読みました。
それこそ事実は小説より奇なり、色々なことがあったなぁー、と。
小説の中にも出てきたけど、口コミで広まっていく業界なので、今の世の中苦労するんだろうなぁ。
大変なことも多いけど、達成感も強く、麻薬のような仕事…
ただ、このラストのような事になったら大変!
この後の仕事に差し支えるのでは?
Posted by ブクログ
ウエディングプランナー歴10年のベテランの域に達した主人公こより。
自分の結婚式を控えながらも、日々仕事に邁進していた。
結婚式はワクワクします。
その瞬間は2人はとても幸せで、見守る人達も皆笑顔で幸せな時間を過ごせるから。
その企画をするウエディングプランナーの仕事を改めて知ることが出来ました。
お仕事小説としてはとても面白かったです。
ただ、ラストはどうかな、と。
来賓はみんな納得するんでしょうか?
御祝儀だって、どうなるの?と現実的なことを考えてしまいました。
Posted by ブクログ
自分のことより他人のことのほうが、客観的にみられるからわかりやすいのかもしれない。
最後の最後に何かやってくれるのではないか? と思ったけど、こうくるとは。
ま、それだけ重要な決断ということか?
勢いやタイミングが必要だと思う。
Posted by ブクログ
ウェディングプランナーが結婚式を挙げるまでの物語。ウェディングプランナーとしては高い評価をされている草野こよりだが、結婚式を前に
彼女はマリッジブルーにかかる。
ウェディングプランナーとしての仕事を通して
ウェディングプランナーならではの視点から
結婚が冷静に捉えられていて面白かったです。
特に新郎の「幸せにします」という言葉に対してこよりが疑問を抱く場面にはとても共感しました。
考えても仕方がないし、
定番の言葉なのはわかってはいるけど
気になってしまう。
しあわせとはなんなのか。
改めて考えることができた作品でした。
Posted by ブクログ
「新郎新婦入場」「開宴の辞」「主賓挨拶」「ウェディングケーキ入刀」「祝辞」「お色直し」「余興」「親への手紙」「閉宴の辞」
9話で構成された連作短編集。
主人公は自らも結婚式を3ヶ月後に控えているウェディングプランナーの草野こより。
五十嵐作品ですがミステリーではなくお仕事小説です。
結婚式の数だけドラマがあって、それを陰で支えるウェディングプランナーの仕事内容が新鮮でした。
平坦なまま終了かと思いきや一筋縄では行かない結末はやはり五十嵐さん。
ただ終盤の幸雄のセリフ「思いが一生変わらない」これは実体験で言えば無理!
Posted by ブクログ
ウェディングプランナーとしての10年のキャリアを持つ、草野こより。
千件近いカップルの結婚式をプロデュースしてきた彼女も、3か月後に、自身の結婚を控えていた。
そんな彼女にも、マリッジブルーが。
申し分のない婚約者で、愛しているのも、間違いない。なのに、不安で仕方がない。
折りしも、彼女の元彼が、目の前に・・。
心が揺れるのは、マリッジブルーのせいか、それとも、元彼のせいか。
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マリッジブルーか・・
有ったなぁ。忘れたけど。
Posted by ブクログ
いろんな結婚式、結婚の形があって面白かった
一つ一つの話は楽しく読んでたけど、最後の主人公の心の動き、決断だけちょっとついていけなかったなあ
言ってることはわからなくないし、否定するものではないけど、どうして?ってなってしまった
Posted by ブクログ
プロとして、1人の女性として、
「結婚」に向かい合う姿勢が美しい。
他人の幸せ、自分の幸せ
客観的、主観的な立場で描かれる、結婚式を舞台にした様々な物語から、
あらためて結婚の意味を考えさせられる。
主人公のこよりが選ぶ、予想外のラスト。女心、勉強になった!
Posted by ブクログ
何かあるとは思ってたけど、ラストこう来るか!
結婚までの、プロのウェディングプランナーの視点でのアレコレは楽しかった。
でも結末は、色々あるってメッセージで終わってしまって残念かも。
幸雄の態度は嫌だけど、私なら結婚考え直すけど、前夜のスッキリした気分のままストレートにラストに向かってほしかった。
あれだけ責任がどうのとか言ってただけに、こよりの社会的責任感の欠如が強く引き出されてしまった気がする。
Posted by ブクログ
面白く読めた。自分の結婚式は随分前の話だけど、こんなプランナーに頼みたかったなあ。
ラストは、ハプニングへの完璧な対応をする凄腕ぶりだけど、幸雄とは十分分かり合えてたから、何が足りないのかわからなかった。
〜とこよりは〜って表現が多くて、ちょっと読みにくかった。
Posted by ブクログ
「結婚式まで一ヶ月をきり、地に足がつかない気持ち」など全くわからない、今時の子はそうなのか。
小説的にどんでん返しを作りたかったのかも知れないが、ラストは不自然。仕事にプライド持つ人なら絶対にしないのでは。
Posted by ブクログ
結婚式自体は少しずつ小規模に、地味になっている印象があるけれど、その分こだわりが強くなっているのかも。ウェディングプランナーというお仕事は忙しい新郎新婦の晴れの日を彩る、責任重大なお仕事だなぁと。しかし、このお話のようにドタキャンやトラブルが頻繁に起きてたら大変だろうなぁ…。
Posted by ブクログ
作者は結婚ものも割と書いているため、非常にスムーズに読むことができた。
ウェディングプランナーのこよりが自分の結婚式にたどりつくまではビジネスだったが、読み進んで
いくにつれて、何か不安めいたものを感じていた。
そして、最後に自分の結婚式でまさかの・・・。
1000人いれば1000とおりの結婚式というのは正にその通りだと思った。