【感想・ネタバレ】Rのつく月には気をつけようのレビュー

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Posted by ブクログ

この物語は7篇の短編小説。
グルメミステリーでもあり恋愛ミステリーでもあるし、心理ミステリーでもある。
長江高明、熊井渚、湯浅夏美は大学時代からの飲み友達。
卒業後も機会があれば度々集まって飲んでいる。
近年では3人のうち誰かが友達を1人ゲストとして連れてくる習わしを設け、長江のワンルームマンションで飲み会を開幕する。
美味しいお酒と料理に仲間。そしてゲストがもたらす少しの謎。これが揃えば最高の時間を過ごせそう

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2024年02月10日

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謎ありリラックス要素あり、スッキリありの面白いジャンルの一冊でした。
つまみと酒と共に思わぬ謎を発見し、ゆったり解いていく感じがゆるっとしていて、読んでいるこちらもリラックスできた

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2024年01月25日

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ネタバレ

お酒、肴、家飲み、恋愛ミステリー、と好きな要素満載ということでずっと読みたかった本。想像以上に面白かった!
同級生3人+毎回加わるゲスト1人、その時食べていた肴から広がる話題から、自然に人の気持ちに関わる謎が解かれていくのが気持ちいい。そして最後はときめいてしまった。
い、いつから…!?
食べ物とお酒を組み合わせた味覚の描写が見事。お酒はほぼ飲まないし、これまであまり食べ物と飲み物の組み合わせを考えることすらしてこなかったが、味覚の相乗効果(いわゆるマリアージュ)に俄然興味がわいた。
探偵役の長江を、「揚子江」と呼ぶセンスがツボ!田中芳樹さんの解説を読んで、ますますこのあだ名が気に入った。

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2023年02月23日

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飲み友達3人+ゲスト1人がお決まりのパターン。
こんな友達欲しかったな〜、めっちゃ楽しそう!
しかも飲み会のお酒とつまみが毎回最高!!
チキンラーメンをそのままボリボリ食べたくなった。

ジャンルはミステリーだけど、どの回も明るい前向きな結果でほっこりした。
ミステリーというより謎解きって言葉がしっくりくる。

長江→揚子江に呼び名が変わるのがおもろいなと思った。

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2022年04月09日

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美味しい飲み物と食べ物、性格の良い登場人物のミステリー。今まで何度も読んだがこれからもまた読むだろう。

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2022年02月18日

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ほんと何度呼んでも最高だな!とにかくおしゃれ!そして飲み食いしたくなる!こういう関係の飲み会、作りたかったな・・・

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2022年01月11日

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ネタバレ

グルメ×ミステリーという面から描く七つの短編集。長江・熊井・湯浅のレギュラー陣とゲストという構成でお酒を飲みながら推理合戦を始めるというところがとても面白かった。小説自体も短い分コンパクトでトントンと進んで行くため飽きずに読むことが出来る。話は進む毎に各々の関係性や彼らの私生活が変化しており、なんとなく面白がりつつも寂しさも感じた。そして最後に、大学時代の思い出がきっかけで長江と熊井の仲が進展していくところがとてもほっこりした。これが100冊目の読み終わった小説で良かったです。

最後にこの小説をアニメ化した場合のキャスティングをしてみたので読む際には参考にしてみてください。
湯浅夏美:花澤香菜
長江高明:福山潤
熊井渚:朴璐美
冬木健太:小野賢章
柏木一重:早見沙織
塚本:梶裕貴
須田明日香:佐倉綾音
赤尾:前野智昭
塩田律子:釘宮理恵

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2021年11月13日

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一種類の酒とひとつの肴。大学時代からの飲み仲間(男性一人と女性二人)。そこに誰かが連れてくるゲストと共に、盛り上がる恋愛話から隠されたものが。七つの短編面白かったです。

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2021年09月25日

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「Rがつく月には気をつけよう」
これは、4年くらい前に読んですごく楽しんだ一冊。
続刊の「Rがつく月には気をつけよう 賢者のグラス」を見つけて購入したけれど積読状態だったので、手元メガネ入手を機に手に取りました。
まずは1冊目を復習に読み直して、いよいよ賢者のグラスに。

ぁ、そうだった。
最後の最後。そうだった。
わかってるのに、ああそうだ。
とまたしても。

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2020年08月03日

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ウイスキーはボウモアの12年もの、ビールはサッポロの生、ワインはオレゴン産シャルドネの何やら、泡盛は於茂登、日本酒は静岡の臥龍梅、ブランデーはポールジロー、でもってワインはパイパー・エドシック。あたしゃ何でもかんでも飲むけど、銘柄にうといんでサッポロ生以外は飲んだことあるやらないやら分からん。長江くんの料理と異次元推理を肴に飲む酒は旨かろうね。酒のラインナップに愛飲してやまないアラックを加えて欲しい。

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2019年11月19日

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とにかくベビースター×ビールをやりたくなった。おいしそう〜 この本読んで、1人でご飯屋さんで初めてビール頼んだ 人が死んだりしないほっこりめのミステリーでよかった。

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2023年06月04日

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ネタバレ

面白かったです。呑む食べる喋る。お酒も肴もどれも美味しそうでした。
大学時代からの呑み友だち、長江・熊井・夏美。長江くんちに集合して飲み会をする連作短編集だけれど、毎回ゲストを呼んでてその人や関係者のちょっとしたモヤモヤを解く。3人とも頭の回転が早くて、大人なので良いキャラです。冷静や毒舌であっても、人の心の機微がわからない人たちじゃないのでいいな。
わたしはてっきり、話し言葉から夏美のみ女性だと思ってたけど熊さん貴女も!どのお話も恋愛が絡んでて、夏美は途中で健太さんという人と結婚するんだけど、最終話で長江くんも熊さんもかわいい…ってなりました。特に熊さん可愛すぎる。相思相愛ですかご馳走さまです。出来れば、これからも4人で呑み会やってほしいな。
皆さんお幸せに。下戸ですがわいわいお酒を酌み交わしたくなりました。

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2021年10月28日

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いつもの男女3人+ゲスト1人、そこで話題になるゲストの話をツマミに楽しくご飯を食べるお話。

ご飯のメインは牡蠣だったり、フォンデュだったり、角煮だったり、、
読んでると料理がしたくなる本。

お話の内容は、正解のない日常のミステリーって感じだけど、読後は意外とスッキリする。
また、推理の思考を辿るのが楽しい。

シリーズのもう一作も読みたい。

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2021年08月08日

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気のおけない仲間と宅飲み。美味しいお酒とつまみと、ゲストのもたらすちょっとしたミステリー。
なんて幸せな飲み会なの??
謎に関してはやはり恋愛がらみのことが多い。日常でふとした疑問に思うことって、やっぱし恋愛ばっかなのかな。

最後の話が、わたしにとって身につまされる言葉ばかりだった。

ほのぼのした話。

2020.03.15

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2020年03月16日

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長江、熊井、夏美の三人は大学時代からの
飲み仲間だ。
機会があれば長江のワンルームマンションに
集まって飲んでいる。
ただいつも3人だと進歩もないので誰かが
友達をゲストとして連れてくるのがここ最近の
習わしになっている。
美味しいお酒と酒の肴を前に日常のちょっとした
出来事の中から推理を巡らせていくお話。

では、まずは第一話目の
「Rのつく月には気をつけよう」
この日は生牡蠣を肴にシングルモルトウイスキーを楽しんだ3人とゲスト。
「Rのつく月」ってなんの事かと思えば
12ヶ月を英語表記すると9月から4月までの
綴りには「R」が入っている。
確かに昔から夏ガキは気をつけろって言われてたね。
その生牡蠣をめぐってのちょっとした恋愛ネタ。

そんな感じで毎回ゲストに関する推理ごっこが
始まるわけだ。
酒と肴は、この他にも
砕いたチキンラーメンとビールであったり
チーズフォンデュとシャルドネ。
豚の角煮と泡盛
炒った銀杏と塩に静岡の純米酒
そば粉のパンケーキとブランデー
スモークサーモンにシャンパン
といった組み合わせ。

いまひとつお酒に詳しくないし酒の味も
よく知らないのでこの組み合わせが最高なのか
どうかは分からないがなんだか美味しそうな気がする。

ミステリーとしてはよくある日常のなかの
ちょっとした謎とき
それはなんていうかあなたの想像ですよね?
トリックとは??
ってちょっと思ったりもするのだが軽く読めて私は好きだった
ただ、とりあえず理屈っぽい(笑)
そこらへんの会話に好き嫌いはあるかもしれない。
私は気にならなかったし3人の関係性にとても
好感が持てた。
最後にはアッ!なるほど・・・
微笑ましくてニヨニヨしてしまう。
楽しかった。

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2020年02月22日

購入済み

ラジオでこの本を紹介されていて、興味がわきました。
3人の飲み仲間に1人のゲストと言う設定で1話完結。
飲み会の楽しい雰囲気や、ゲストの何気ない話題からその奥にある真実を解き明かすと言う、不思議な展開。
一気に読み終えました。

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2019年12月26日

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3人の仲良しグループ、長江 高明、熊井 渚、そしてわたし・湯浅 夏美。
3人の飲み会は、毎回、誰か1人ゲストをを連れてくるルール。そこでゲストの何気ない話から、意外な事実が...

話のモチーフに、良く知られた料理の数々。
生ガキ、チキンラーメン、チーズフォンデュ、豚の角煮、ぎんなん、などなど
聞くだけで、よだれが出そうです(笑)。

本作品には、殺人事件など、重い話は出て来ませんが、石持作品らしいロジックによる推理展開はさすがです。

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2019年12月17日

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酒飲み3人組+ゲスト1人で、毎回日常の謎を解き明かしていくストーリー。
悪魔のように頭のキレる長江が、どうにも座間味君とカブって仕方ないんだが…。
1番好きだったのはチーズフォンデュを食べる話。謎(?)自体は「え~、どうなのそういう男」っていう感じの回なんだけど、終わり方がなんか好き。
オビも「まさしく石持ワールド!」って書いてあるけど、ホントそんな感じ。
これ読んでたら、自分も酒が飲めたら良かったのに…って思った。なんかうらやましい。

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2019年08月15日

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ネタバレ

面白かった!まずはそれが一番の感想。
そしてさらにそれを引き立てる食べ物とお酒も垂涎ものでした。
一日で読んでしまった。もっと続きがあって欲しいけどもうないですよね。

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2018年10月17日

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 湯浅夏美、長江高明、熊井渚の3人のレギュラー+ゲストで酒を飲む。学生時代からの仲良しと、ゲストの何気ない会話から、推理と鋭い洞察が冴え渡る。美味しそうなネタ、そして飲み会にアクセントをつける恋愛ネタ。グルメミステリーというジャンルだそうだが、外形的な部分は、ある種パターン化による構成の単純化を成し遂げたもの。
 牡蠣にあたる最初のストーリーが表題となっているが、これが非常に良い。牡蠣に当たったこと、そして寝込んだこと、一方で毒があり誰かを狙っていること。思わず引き込まれる。
 そして、最後には極上のオチも用意して。とにくい心配りにニヤリとしてしまう良作。

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2017年10月16日

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推理は少し無理矢理な感じもするけど…全体的に優しい雰囲気で楽しめました。
お酒が飲みたくなります。笑
ゆる〜く本を読みたい時にオススメかも。

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2023年11月21日

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宅飲みミステリーらしいです。
読んでいると飲めないけど飲みたくなってくる酒と肴。
うらやましい。
登場人物の中で性別を最後まで勘違いしていて驚いた!

内容としては、前回読んだ『殺し屋』シリーズが好きかなぁ。

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2024年05月26日

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些細なごはんの話が飛躍して人の隠し事を暴いていくというのはなかなかおもろい。
事件が終わった後で考察するので、果たしてそれが真相なのかわからずモヤモヤする部分もあった。
たかがごはんのミステリーと思っていたら、意外と壮大な話だったりもした。

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2024年05月17日

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ネタバレ

友人間の飲み会の中で上がった話題について推理して解決?する話。
ほっこりする点は良かったが、期待より規模が小さい推理だと感じた。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

お酒と食べ物のマリアージュ、アクセントとしてのミステリ。ちょっとした違和感を覚えながらもサラサラ読めました。最後に違和感の正体もハッキリしてスッキリ。お酒と食べ物の組合せも試してみよう。

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2022年10月09日

Posted by ブクログ

いつものメンバー、美味しい酒と肴、そして日常の謎。
こういう組み合わせは大好物です。
ほんわかした空気がたった一言で静まり返るのは、石持作品あるある。
話を聞いただけで真意を探り当ててしまう長江がなかなか魅力的でもある。
だからこそ、最終話には思わずニヤニヤしてしまう。

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2022年06月12日

Posted by ブクログ

続編から読んでしまったため、おっと、あの人はここで出てきた人か!となる、ので、ま、それも面白いが、この一作目から読むことをお勧めします。

二作目よりも、物語的には好き。
でも二作目の方が美味しそうではある。

全体的に優しい解決が訪れる謎解き。

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2021年02月10日

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大学時代からの友人である夏美、熊井、長江の3人は、毎回ゲストを1名呼んでホームパーティーを開いている。

おいしいおつまみと、それにあうお酒。
そして日常の小さな事件を酒の肴にしながら解決をしていくお話。

まず本の表紙がかわいいし、でてくる料理もお酒もとてもおいしそう。
でも内容は少し軽かったかなー。事件の推理もこじつけっぽく感じることも。

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2020年04月04日

Posted by ブクログ

待望の続編が出たので、読む前におさらいの意味でこちらを再読。

大学時代からの飲み友達の長江高明、湯浅夏美、熊井渚が、毎回ゲストを招いて長江の部屋で飲み会をするという設定。テーマとなる食材とそれに最も合うお酒を飲みながら語り合う話に隠された真実を、頭脳派の長江が名推理で解き明かしていくという7つのグルメミステリー。

生ガキとボウモア、(お湯なし)チキンラーメンとビール、チーズフォンデュとオレゴンのシャルドネ、豚の角煮と於茂登、ぎんなんと臥龍梅、そば粉のパンケーキとポールジロー、スモークサーモンとパイパー・エドシックという組み合わせは、どれも試したくなるものばかり。
グルメの部分だけでなく、ゲストの恋愛にまつわるちょっとした謎が、長江(ニックネームが揚子江)の冴えた頭脳で解き明かされる過程は爽快!
3人の関係性も、作品の最後には新メンバーを加えさらに変化するのも続編を期待させるところ。
そして、続編は4人の新たなステージが見られるのが楽しみ~

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2019年09月07日

Posted by ブクログ

各話、お酒と食を絡めてすすむのが酒好きには面白い。しかも、最後に何ともサプライズ。そうだったんかーい!ってね。良い意味でしっかり騙されました。

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2018年10月07日

Posted by ブクログ

お酒を飲みながら、会話の中で 恋愛の謎を推理していくミステリー短編集。 動機や人物像もわかりやすいし、 さくっと読める本で、おもしろかったです。 登場人物も皆サバサバしていて爽やか。 とにかく、お酒と肴が美味しそうで 口に入れたときの香りやのど越しを想像したら、幸せ。 おなかがすく本です。

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2021年01月16日

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