【感想・ネタバレ】眠れないほど面白い『古事記』 愛と野望、エロスが渦巻く壮大な物語のレビュー

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Posted by ブクログ

1から古事記を学び直し。
とはいえ簡単に分かりやすく書いてあって非常に面白い。
時系列もちゃんとしてるし、前回のあらすじ
(前回まではこうだった、みたいな)も描かれてるので
読んでいくうちにあぁそうそう!と思い出しながらじっくり読める。
日本って本当、根っからのファンタジーみたいな世界で生まれた(ことになってる)から
そんなアホな!って思わず言ってしまうものから
エグいな…と思う人間のエゴ丸出しの話もあって
色々な視点から楽しめると思う。

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2020年11月24日

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古事記の内容がわかりやすく読める本。

聖書や神話などについて興味があったので日本はどうじゃ?と思って取っ掛かりに読んだ本。知っている名前がたくさん出てくるので大丈夫かと思いきや、名前なんてほとんど覚えられないw

それにしても日本はおおらかな国ですね(色んな意味で)

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2016年03月24日

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読みやすく、勉強になりました。

途中で寝てしまうと、話の繋がりが見えなくなり、前に戻って読み直すこともしばしば。

ただ、一気に読もうとすると名前がこんがらがってきて、要集中力でした。

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2015年03月17日

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数年ごとに手を変え品を変え読み返す古事記。
直近は2017年の『絵物語古事記』(富安陽子著)。『超訳古事記』(鎌田東二著)も読みやすくて面白かったが、印象深いのはなんと言っても『古代出雲』(水木しげる著)だろうなあ。本書を読んでいても上巻あたりの記述で脳裡に浮かぶのは水木しげるが描く神々の姿だったよ

本書の良さは、「古事記」の中にどっぷり浸かって読むのではなく、その時代背景や、そもそもの古事記の構成などを意識させながら解説し読み進むもの。
また、脱線ではないが後々の世に影響を及ばさない記述は端折るなど、読みやすく簡素化されているのは良かった。

が、あくまで入門書。これで古事記の良さが伝わるかというと・・・。そこは、本書を入口に、いろんな古事記関連書や、それこそ原書にまでたどり着けばよい話。

少し前に池澤夏樹が日経朝刊に連載していた「ワカタケル」を読んでいたので、下巻のあたりも面白く読めたのは幸い。
次は『日本文学全集』の「古事記」(池澤夏樹編・訳)にでも当たってみるかな。

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2023年01月04日

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日本の成立ちを知るために古事記を読んでみた。神話の世界から神武天皇が生まれるまで、そして歴代天皇がどのようにして選ばれて来たかが第三十三代推古天皇まで脈々と書かれている。内容は一貫して天皇がどのように乙女と情交して継承争いをして行ったかが良くわかった。

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2022年08月16日

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恥ずかしながら、古事記をしっかり読んだこともなく内容もわからずなので読んでみることに

・神様も人間も欲深い

これに集中した様なお話でした
気に入らないから陥れたり、殺したり
これが神様なの?と思う様な事が散見

なかなか神様のお名前を覚えるのは難しいですが、面白く読めた作品でした

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2021年03月19日

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古事記ってこんななの!?これまで知らなすぎて衝撃。
神?天皇?登場人物多すぎ。

面白かったが、オチがないのが最後寂しかった。
日本人として読んでおいて良い本。

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2021年03月16日

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古事記に関わる場所に行くたびにストーリーは聞いていたが、この本を読み改めて頭の中を整理する事ができた。
純粋に、いつの時代も男女の関係は変わらない部分があると思った。分かりやすく、字も細かくは無いのでさくっと読める。また部分的に読み返したい。

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2020年01月30日

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古事記に興味が湧いた。少し、さらっとしすぎてるところもあるが、そのぶん、もっと古事記を知りたくなっていいかも。

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2017年04月29日

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神様の名前はややこしかったり、カタカナ表記で読みづらいが漢字表記だとそれはそれで旧読みが分からない。そんなワガママな読者ですが新訳、といいますか超訳ですね。作者なりに読者に意味が伝わりやすく書かれているため読みやすい。
八百万の神々がおわす国らしく登場人物が非常に多く、相関図もまたややこしいのですが、今まで読んできた多神教の神話との共通点を見いだしながら読み進めると興味深い共通点がいくつも出てきた。
酒好きだったり、女性好きだったり、嫉妬深かったり。まず人間では有り得ないような形での誕生などほかにも多数。
そういうことを考えながら読んでいったせいか、あっという間に読み終わっていた。

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2016年01月18日

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「眠れないほど面白い」かどうかはともかく、手軽に古事記を復習しようとするには良い本です。筆者は古事記が男女の交わりをおおらかに描いている点に着目して、女性らしく上手に描き出しています。正史として編まれたはずの「古事記」が、天皇家の生の繋がりを重視するような書かれ方に変わり、末尾の方は不自然な尻切れトンボに終わっている。これは後続で編まれた「日本書紀」とも関係して、飛鳥時代から奈良時代に至る政治情勢を反映してのことなのでしょうが、何となく感じていた疑問がこの本を通じてよりクリアになってきた気がします。

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2015年05月04日

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誰もがその名を知りながら、殆どの人は読んだことがないだろう古事記。の簡略解説本。
ちょうど熊野古道に行ってきたり、対馬の和多都美神社にも行ったり、神社ってよく分かんないよねーと思っていたので、これで少しはわかるかな?と思って読んでみた。宮崎の高千穂の天孫降臨とか、なんとなくつながった感じはある。がしかし、やっぱり神様多すぎだよね。神社はわかりづらいよホント。
3回ぐらい読めば多少わかるのかな。最初のアマテラス・スサノオあたりと、天孫降臨あたりと、ヤマトタケルと、神功皇后あたりが分かれば十分か。付録で相関関係図があればよかったのに。

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2014年12月21日

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売れてるみたいですね、この本。
古事記を概要を知りたい人にはオススメ。個人的には、古事記自体がフィクションか?ノンフィクションか?って感じ。難しいところだったり、昔の習慣だったり、要所要所で著者の解説があるので良かったです。

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2015年10月06日

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だいぶわかりやすくしてくれていると思いますが、古事記を通して読んだのは初めてかも...
文章が独特でジワジワしながら読みました。

人物名のカタカナ表記と漢字表記がとにかくややこしくて登場人物がうまく理解できなかったのは残念。次は漫画で読んでみたいです。

そういえば棟方志功は『大和し美し』という古事記に登場するヤマトタケルの物語を版画で制作していたのを先日棟方志功展で観たのだけど、本書を読んで初めて古事記を引用していたことに気づきました。ちゃんと理解したうえで鑑賞したかったなー。

物語が現在の地名の由来になっているなどの解説もわりと親切。

こんな前から見たもの感じたものを歌にして詠んでいたんだなぁという印象。現代でいうとXでポストしてる感覚かな。

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2024年04月17日

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映画RRRの影響でラーマーヤナを読み、それなら日本のものも読もうと手に取った古事記。

小さい頃に漫画版で簡単なものを読んだことがあったけれど、ちゃんと?したものを読むのは初めてだった。
どこからどこまでが創作で実話なのか…

神との境があまりなく、人が櫛になったり、呪いをかけたり、と魔法のような世界かと思いきや、天皇がどんどんまぐわいと殺生としていくので、すごいメロドラマのような世界もありつつ。

人が多過いし似た名前、あるいは同じ名前だけど違う人?ということが多かったので、今度は図解版も読んでみたいと思いました。

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2023年06月05日

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初めての古事記〜
英語の授業で扱っていたのをきっかけに、内容を理解したくて読み始めました。

?って感覚のまま読んでいくのを重ねていくうち、徐々に歴史の文脈の中の現在、自分を捉えられる様になりたいと願っている今日この頃です。

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2023年05月21日

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やっぱり日本の神話は面白いなーと思う。
とても読みやすかった。
色んな人の古事記を読んでみたけど、どれもそれぞれの良さがあると思う。
そして、私はどうしても歴史のような内容になると飽きてしまう(天皇の話になるとどうも…
日本史が苦手なのは治らないらしい

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2023年02月01日

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序盤は有名なお話なので、復習みたいに読めて楽しかった。終盤は知らない話ばかりで勉強になったが、事あるごとにまぐわいばかりで、他にやることがなかったのか?と思ったが昔はそういうものだったのであろう。

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2022年08月30日

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途中中弛みして、2年くらい放置してしまっていた。上巻部分まではよかったものの中巻からは同じような内容の繰り返しなんだなぁと……要約自体はとても分かりやすく読みやすかった。

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2021年10月05日

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かなり平易な表現になっているので、すらすら読めます。古事記を読んだことがない人で、本格的に読む前にとっかかりとして読みたいという人にオススメです。
しかし、古事記がこんなにエロとバイオレンスに満ち溢れているとは知りませんでした。

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2021年05月14日

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古事記の流れや印象的なエピソードは他の本を読むべき。神社と神様の物語とタイトルにもある通り、神話と実在する神宮や神社の繋がりが分かりやすく書かれていて面白かった!他の入門書で古事記を学んでから、神社めぐり好きには是非読んでもらいたい一冊。

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2020年11月19日

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天皇の血筋に魚類がいるとは知らなかった(゚д゚)!
これって、かつては女性天皇もいたということよりもびっくりなことだと思う。
初代の神武天皇が生まれるまでの神話部分がおもしろかった。

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2020年02月14日

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本屋さんで見つけて、日本人として古事記は内容把握しておきたいなと思い買った。
内容としてはセックス、殺人、討伐、、といった感じで割と終始殺伐としている。
天皇と神、そんなことで怒る?みたいなところもあって困惑してしまった。
良くも悪くも日本人の習性というかそんな感じのものは昔から受け継がれてるんだなとほんのり感じました。
一般向けに分かりやすく記載されてるので読みやすさはありますが、誰が誰の息子で…等がごっちゃになってくるので、適当なポイントで家系図的なものがあると非常に助かるなあと思いました。

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2019年05月26日

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古事記をまじめに読んだことがないので、このような本から入るのがよいかと思って、購入。要約すると、ヤる、殺す。源氏物語もヤリまんの話だけど、古典文学ってそういうものなの?と思ってしまう。面白かったけどね。

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2019年02月06日

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眠れないほど…ということはないが、古事記の内容がコンパクトにまとまっていて読みやすい。日本の神様の話になるが、まっすぐだったり、卑怯な手も使ったりとなかなか人間臭い。古事記における天皇の位置付けは、ようは神(の子孫?)ということになるわけだが、もともとの神が完璧なものではないのもあって、必ずしも美化されているわけではなく、きょうだいを殺してしまったり、周囲に諭されたりしていて、思っていたより読みやすかった。
物語として面白いが、何にしても名前がごちゃごちゃしすぎて全く覚えられなかった。今もある地名の由来も(本当かどうかは別として)なるほど!と思わされた。そのうち地名の由来に関する本でも読んでみたいかな。

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2018年05月09日

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前半の天地開闢から神々が産まれて国ができて来たところから、神武天皇までの上巻は面白かったけど、そこからはちょっと分かりづらくて入り込めなかった、、、。

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2017年11月20日

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古事記ってこういうこと書いてある本だったんだ、って知った愚かな私。日本の始まり?人間の原点?いつの世もとどのつまり、人間?の感情(愛情、嫉妬、裏切りなどなど)がすべてだったんだ。人と人が切磋琢磨して、もちろん嫌な事たくさんあるけど、これなくして人としての成長はないんだな、とこれまたこの年にして気づいた。
神様とかに興味ないからそんな面白くはなかったけど、こう書いてくれたから読むきっかけになったし、それで古事記ってこういうこと書いてあったんだって知ることができた、これは本の役割を十分に果たしていると思う。

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2017年05月18日

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とても分かりやすくストーリー仕立てになっています。
自然な注釈も尚分かりやすい。
でも相変わらずオオクニヌシ以降の話が記憶に残らない…

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2017年04月09日

Posted by ブクログ

結構眠れた。まあ、しかし、それなりに面白かった。大国主命と因幡の白兎の話を読んで、童謡の因幡の白兎を、朧気に思い出した。今の子供たちは一切知らないであろう古事記をネタにした童謡を、僕たちの世代は一体どこで学んだのだろう? あの左翼中心の学校教育の中で... 
スサノオノミコトの高笑いが聴こえるような気がした。

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2014年11月24日

Posted by ブクログ

愛と血の争い*

日本史で誰もが習う古事記

しかし、読んだこともない古事記

私は、たぶん岩波文庫では挫折する人が多いと思います。初めの一冊にお勧めです。

内容はというと天孫降臨、親兄弟の骨肉の争い、乙女とのまぐわいが主流です。

神の名前がクシナダヒメなどカタカナで、兄弟だと似たような名前でややこしいです。

眠れなくなるほどではないですが、日本人の精神の豊かが理解できる一冊

おすすめ度★★★☆☆

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2014年06月28日

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