感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いやあ久し振りです。片岡さんの日本語と英語に関する本は洞察に満ちている。私もカードしています。電子カードになっちゃってるけど、また、紙に戻しますかね。英語を拾い易いように。
それは内省の時
応援も大きかった
電話ではちょっと
というのが大きいですね
などなど楽しむ読物です。
Posted by ブクログ
著者がこれまで読んだもの、見た映画などから、英語らしさを感じさせるフレーズをめぐるエッセイ。
英語の論理では、動詞が中心となるということ。また、Iとyouがなくてはならないこと。
この辺りは、今までの私の読書経験からも、納得できる。
正直、この本を読まなくてもそう思うかもしれない。
ただ、この人の感じる、それ以外の英語らしさ、文法に由来するものらしいけれど、それが掴み切れなかった気がする。
忙しい時に読んだのがいけなかったのか…。
それから、こういう英語を主題とする本には、横書きをしてほしい。
NHK新書でも、横書きの本はある。
英文の所へ来るたびに、とても読みにくい思いをする。
Posted by ブクログ
著者が持っているインデックス・カードから抜き出された日/英のさまざまなフレーズ。なんか英語になりづらいと思っていた言葉が、おさまりのいい英語になって紹介されている。(そもそも英語から、日本語をあてた文章も多い)
ちょっとした学習書よりも勉強になった。このレベルで英語と日本語の間を行き来できる片岡義男にも感心した。
Posted by ブクログ
片岡義男さんが、ほとんど英語ネイティブだったとは知らなかった。(ハワイ出身の日系二世の父と日本人の母)
本書は、片岡さんが気になった長年インデックスカードに書き留めてきた、英語表現、日本語表現を紹介したもの。英語は主語、動詞がきっちりしているのに対し、日本語はそこが曖昧で、状況を表現することを優先しているようだ、などの視点は面白い。ただ、本当にカードに記載されている表現の断片的な紹介だけで、本としてまとまった内容ではないのが残念ではある。
Posted by ブクログ
この言葉、訳すにはどうしたらいいだろう?どう言えば伝わるだろう? このニュアンスは伝わるだろうか? の軌跡。違う言語の違う感じがどういうところにあるのか色々と手元のメモを読み解く形で書かれてある。断片化しているので読みやすい。様々なニュアンスの違いがあり英語の勉強をこれから始める人に発想の点てそもそも違いがあることがよくわかるかもしれない。
Posted by ブクログ
日本語の得意技が、話者のひとりひとりが持つ状況の具体性に密着したものの言いかたであり、英語の得意技が動詞表現と名詞表現を巧みに使え分けながら言っていることの抽象度をたかめることである。なんとなく納得。