【感想・ネタバレ】焦茶色のパステル 新装版のレビュー

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Posted by ブクログ

本作を読まずしてミステリーが好きです、なんて言ってはいけないですね、すいません。というぐらいの記念碑的作品。20数年の競馬ファンということもあり、タイトルはやはり「黒鹿毛のパステル」にしてほしかったとは思いましたが、まあ本当に大傑作で文句のつけどころがないわけです、タイトルぐらししか。
この歳になって岡嶋作品童貞であることを本当に恥ずかしく感じています。まだ余命のリミットが多少あると思いますのでやりまくり、では無かった、読みまくりたいと思います。

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2019年04月06日

Posted by ブクログ

競馬に興味はないので、読む前は正直どうかなと思っていたけど、そんな心配はまったく無用でした。もし同じことを考えている人がいたら、とにかくすぐ読むことを薦めます。

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2015年02月04日

Posted by ブクログ

なかなか別れられずにいた夫が、突然射殺されたとの知らせを受けた主人公。こんな別れ方はしたくなかったという後悔の念と辛い現実と闘いながら、親友と共に事件の真相へと巻き込まれていきます。ミステリーとエンターテイメントの要素がすべて噛み合って、驚愕のラストへ向かっていく疾走感がたまりません。競馬に詳しくない自分でも十二分に堪能しました。それにしてもこの「焦茶色のパステル」と言うタイトルが秀逸すぎます。

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2014年01月23日

Posted by ブクログ

競馬には全く興味はありませんでしたが、とても面白かったです。


主人公の香苗も競馬や馬に関しての知識が疎いので、主人公と同じ立場で読み進めて行けたのも良かったです。


「チョコレートゲーム」でもそうでしたが、作者は競馬が好きなんでしょうね笑

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2022年12月14日

Posted by ブクログ

「クラインの壺」を読んでから2作目。最後のどんでん返しまで楽しめた。コンビのいきさつ「おかしな二人」は読まずに作品を読みあさっていきたい。

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2022年10月23日

Posted by ブクログ

競馬をテーマにした、作者のデビュー作。それほど派手な作品ではないものの、よく練られた作品であると思う。競馬を知らない人間でも十分に楽しむことができる。

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2021年05月29日

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ネタバレ

馬関係の仕事に就いたので読んでみた。

犯人当てや組織犯罪のような要素が盛りだくさんで、馬のこともいろいろ知ることができて面白かった。

最後の真相は思っていたよりも大事だったので、本当にこんなことあるのか、どう収集をつけるのか考えてしまった。
生産者側としては、毛色のことを考えることもあるわけて、誰もこういった遺伝について考える人はなかったのかとも思わないではない。

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2021年05月28日

Posted by ブクログ

主人公となる女性二人が事件を追っていき、危険を乗り越えて数々の手がかりを見つけ、徐々にピースをはめていく。そして最後には意外な犯人、意外な真相が待っている。
ミステリーの王道といった感じですが、途中で飽きさせないのはさすが。
江戸川乱歩賞受賞納得の作品。

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2021年03月12日

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競馬のことは全く知らないけど、なんだか興味のわくミステリー。あっと驚く大どんでん返しはなかったけれど、推論の筋は通っているし、何より読みやすい。パステルとモンパレットはなぜ殺されたのか?問題のないことが問題な作品。

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2018年06月01日

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宝飾デザイナーの香苗は
突然の刑事の訪問を受けた。
競馬評論家の夫・隆一の知人が殺害され
直前に夫が被害者を訪ねていたという。
その夫も、訪れた先の牧場で猟銃により
殺害されてしまった。
隆一と共に牧場長と一組の
サラブレッドの親子が犠牲となった。
夫は何故殺されたのか。
香苗は親友の芙美子と共に
事件の真相を探る。


ただ競馬に携わる人間が
事件に巻き込まれた、というのでなく
競馬、サラブレッドが事件の核心に
深く関わってくるのだから、
競馬ファンとしては堪らない。
すっきりとして非常に読みやすく
テンポの良い文体が特徴的。
登場人物のキャラも非常に魅力溢れる。
特に探偵役の芙美子は、
自由奔放でエネルギッシュ。
女性らしさは全くないが、
機転が利き、鋭い観察力で
事件の真相へずんずんと進んでいく。
女性2人で挑んだ危険な冒険も
ハラハラさせてくれた。
競馬を題材の中心としているが、
知識のない読者も十分に楽しめる作品。
どんでん返し、予想外の強烈な一撃、
というのは無かったが、
何故事件が起こったのか
いわゆるホワイダニットという所が
よく出来ていて楽しめた。

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2017年02月22日

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競馬はやったことがないけれど、小説ではたまに出てくる。
この作品では、ミステリの核心なだけあって、謎解きに必要な情報は提供してくれる。
主人公が素人という設定なので、感情移入できる感じ。
30年前の江戸川乱歩賞の作品なのに、古さはそんなに感じない。全てが無駄なく収まる感じ。
それでいて意表をつく部分もあって。
岡嶋二人の作品は外さない、と思う理由かな。
読んで損はしない。

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2012年10月11日

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岡嶋二人のデビュー作。競馬が絡んだ事件が発生するが、競馬を知らない人でも楽しめる構成はあっぱれ。また、いわゆる名探偵が登場しないミステリーであるが、登場人物と一緒に謎を追いかけていけるミステリーの教科書のような作品。

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2023年08月06日

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ネタバレ

読みやすかった。
競馬をあまり知らなくても、面白かった。
しかし、どんでん返しは評判よりライトな感じ。

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2018年06月25日

Posted by ブクログ

うーん。
なんとなく、推理ものは好きなんですけど、なんだか時代が違いすぎるせいか、楽しみきれませんでした。
被害者の妻とその友人が独自に調べたり、そこに刑事やジャーナリストが混じって会話をするのもなんか変な気がするし、被害者の妻の友人が明るすぎるというか、、、物語のバランスとしてはいいのかもしれないけれど、違和感があったかな・・
あくまでも好みだとは思いますが、期待してたほどは楽しめなかったというのが私の感想です。

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2017年06月19日

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競馬に関することはよくわからないので、読む前は少々不安だったのですが、知識が無くても楽しめる作品でした。三十年以上前に書かれた作品だけど、それほど古さを意識することもなかったし、終盤の二転三転する展開にも引き込まれ、最後まで飽きさせない作品だと思います。

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2013年09月01日

Posted by ブクログ

初めての岡嶋二人作品。
どんでん返しというには微妙な感じかもしれないけど、無駄なく、そつなく、綺麗に展開する。
題材がサラブレッドという自分のあまり詳しくない分野ということもあり、没頭には至らず。

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2012年09月13日

Posted by ブクログ

きれいにまっとまっている作品。
そのまとまり具合ゆえに物足りなさを感じがち。

探偵ミステリではないのは個人的には好きだが、判断は別れるか…

競馬を知らなくても分かる内容。
しかし知らないが故に最後の解決部分に深みを感じにくくなった感は否めない。

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2012年09月02日

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