【感想・ネタバレ】さくらんのレビュー

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ネタバレ 購入済み

凄い画力

夏の挿絵。カラーの。
水色の着物と川に紫の文字、そして柳。
顔は西洋っぽくもあるものの雰囲気は江戸。
色彩はどうあっても日本なのに、目だけ洋風。

強さ、暑さ、忍耐、遊び…
この一枚は額縁に入れて飾りたいほど。

最後の一言は、この意味が分かるのは大人の女だけなのだろうか?
自分の足で帰ってきたのは諦めがつき、意思と答えを持ってのこと。

本当の失恋。

#カッコいい #アツい

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2022年03月27日

購入済み

リアル

遊郭を舞台にした作品の中ではかなりリアルに感じました。そう簡単にいかない世の中の悲しさがあります。ただ、強く生きる女の人たちを見て勇気ももらえるかと。

#切ない #深い #エモい

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2021年07月25日

購入済み

世間で花魁マンガとうたいながらうわべだけかすめ取ったような少女漫画に辟易していたので、読後はかなり満足。やはり吉原を舞台にしている以上、避けては通れない厳しく辛い表現がしっかり描かれているが、主人公の勝ち気で強気な性格にあまりどんよりすることもなくさらっと受け入れられる。

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2021年07月02日

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辛らつなところもあり、とても興味深く読みました。
が・・・。続きが出てないんですか・・・。
働きマンも続き切望していたのにこれもですか…。グッ・・・
いつか続き書いていただけたらいいなぁ。

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2015年09月11日

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禿として遊郭へ招かれた主人公が花魁になるまでの話。
絢爛な画風だが、内容は江戸の遊郭の儚さ、主人公の気強さ等繊細に描写されている。

てめえで帰ってきましたのさ、の後が気になり実写映画を観ました。手放せない一冊。

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2013年08月26日

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安野モヨコさんの代表作のひとつです。
花魁の世界が大好きで映画もコミックも購入、安野モヨコさんもシュガシュガルーンの時からファンなので「さくらん」は一目惚れでした。
コミックも映画もどちらも感動「さくらん」の安野モヨコさんの世界観が大好きです!さくらんはきよ葉と清次がすべてですね。

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2013年05月05日

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画面のすみずみまで美意識が厳しく貫かれている。やるなら、徹底的に。これこそが、江戸の粋。安野自身が粋な女だからこそ描けた世界。才能と心意気に、小気味よく圧倒された。

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2011年02月04日

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愛しくて、切なくて、悲しい。美しく、残酷な花魁の世界。「惚れるも地獄 惚れられるも地獄 色が無ければ生きても行けぬ」というのにはやられました。

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2010年02月07日

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やっぱり吉原の舞台は味わい深いです。
女ってすごいけどこわい。。。男って優しくてお馬鹿だけどこわい。。。
隠れた人の醜さとか意地汚さがよく伝わってきました。

値段は高いけど、本を閉じると紙一枚一枚がPink!!かわぃぃ!! デザインにもこだわっててさすが安野モヨコだなぁーって思いました。

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2010年02月01日

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意地はってなきゃ生きられない。
生まれた時から地獄。吉原の煌びやかで淋しい遊女達。
性や恋を仕事にするって、本当に身をすり減らすと思う。
それでも強く生きる主人公はとても魅力的。

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2009年11月12日

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遊郭吉原でくりひろげられる、おいらんたちの恋とその裏側のお話。安野さんだけあって、可愛く豪華なのはもちろん、お話も秀逸。1コマ1コマ目が離せません!

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2009年10月07日

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泣ける。
これ、でも最後に「第1部完」ってあるのが気になる。続きなんていらないでしょう。この「てめえで帰ってきましたのさ」の後には。

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2012年07月13日

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モヨコ天才。哀しくかっこいい女の描きっぷりが見事(ツボ)。絵も綺麗。それにしても短編連作や読み切りに力を発揮する人だ。

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2012年03月06日

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ショッキングピンクの装丁に惹かれて思わず読んでしまいました。完成度高い漫画だなと思いました。それだけに、未完?なのが惜しい。。

「昔の女はこんな辛い扱いを受けて…」というような、資料を絵にしただけの単純な話ではなく、かと言って、「華やかな遊郭で生きる、女子が憧れる強く美しい女たち」みたいな勘違い話でもないのがいい。主人公が性格悪いのがいい。
ドン底の扱いを受けながら、飄々としている清葉は格好いい。
映画の方は見事に定石の勘違いストーリーに仕上げてくれてたけど。あの、誰の子か分からないけど、妊娠したからには絶対産むわ!私の子よ!っていうよくある展開、全く理解できません。むしろ理解できる女性いるんですか??

花魁の話を初めて読みましたが、いろいろ勉強になりました。この漫画に出会ってなかったら知ることもなかったでしょう。
恐ろしいけど主人公のおかげで暗い気持ちにならない、女の地獄の物語です。

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2015年05月03日

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安野ワールド。けっこう好きです。発売当初に読んだけど、映画観て再読。

女性の身体をとってもきれいに描きますよね。

本の装丁もインパクト大。小口(って言うの?ページのふちのとこ)がショッキングピンク。

ってストーリーについてほとんど触れてませんが。…粋です。秀逸です。

『…でありんす』とかの花魁言葉の印象深い。昔の花街って独特だったんでしょうね。花魁道中とか実際に見てみたい。

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2014年01月13日

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愛憎劇に終始するのは、モチーフがもったいないというものだろう。性愛技をもっと掘り下げて、即物的に描くとか、ミステリー的手法を組み込むとか、いろいろあるはずだ。作画押し、なのだろうが、元々表情が見分けがつきにくいゆえ読みづらく、それでも女子受けはするのだろうな。

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2013年05月17日

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吉原遊郭を舞台に苦い初恋を経て大人になる少女を描く。甘酢っぺー。特に感動はないけど、非常にまとまっており美しい。

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2012年09月12日

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安野モヨコのいいところが100%出てる漫画だと思う。意外とそれって少ないんだけど、安野モヨコって。毎回、何か全力じゃない感があるというか。ハッピーマニア以来じゃないかってくらいの。でも「さくらん」以降はこれまたとんとないんじゃないかって気もするし。どうしたもんだろか。本気が見たいのに。(10/5/22)

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2012年08月17日

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なにより安野さんの書く女子が好きです。男性も好き。
細くて目が大きくて美しいけど、漫画的な可愛さじゃなくてリアルにいそうな可愛さ。

この作品はとにかく遊郭の雰囲気や着物への書き込みがすごく良い。
一年に一回はふと思い出してさくらんを読んでしまいます。
読むたび続きが気になって息が止まりそう・・・

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2012年09月24日

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男の極楽、女の地獄。ここは遊廓、江戸吉原。(出版社/著者からの内容紹介)
「遊郭」という女の地獄にありながら
芯が一本通った生き方を貫いている主人公、きよ葉。
きよ葉をはじめ、自分の意志ではなく遊郭に生きる女性たちを描いているけど
彼女たちを見て「かわいそう」「悲しい」なんて感想はとても湧いてこない
たくましく華やかで、したたかで純粋な彼女たちの生き様は鮮やかで圧倒的。
騙し騙される彼女たちを見てもなぜかどろどろとした印象をあまり受けないのは、
騙されれば破滅、というギリギリのところで生きている人間の輝きがあるからでしょう。
1冊で完結かと思っていたら「第1部完」ってなっててちょっと驚いた。
きよ葉が真のNO.1になるまでの道のり、続きが読みたいなあ。

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2010年10月31日

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安野モヨコの描く女の子の中でも特に可愛げがなくて(良い意味で!)とっても美しい。
線のひとつひとつが自信にあふれていて、力強くて説得力があるんだよねえ。安野モヨコてすごいよね。吉原の雰囲気がすごく好き。

でも話の流れにあんまり共感できなかったかも、という気持ちもあります。
続巻が出たらまた変わってくるかもしれないけど。

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2010年02月16日

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映画より断然こっち。
絵も装丁もきれいだし、時代考証もしっかりしてる。と思う。
あとは顔の書き分けがもっとできてれば・・・でもおもしろかった!

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2009年11月09日

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この人の漫画はいつも描き分けがいまいちどの人がどの人なのかわからなくて、ちょっと悩んだけれど、面白い作品だと思った。
ふつうに読んでるだけではわからない部分もいくつかあって、何度か読んだらわかるようになった。あとは知らない単語(廓用語?)がわかればもっと楽しくなるのかも。

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2014年05月10日

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絵が苦手だったんだけど、意外に普通に読めてしまった。
面白かったですよ。

女同士の足の引っ張り合いって本当たまんない・・・。

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2011年05月24日

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ネタバレ

ハッピーマニアが好きで購入。

最近は吉原も気になってたので…

“女 女 女… 
おんなの国で、自分もおんなになるのが怖かった”

↑ここで、ギャーっとやられた…

やっぱり、この人は
醜くて、はかなくて、もろくて、弱くて、美しくて
でも奥底から生まれるパワーを放つ、
『女』をエンターテイメントとして描く能力がすごい。

そうそう『女』ってそうだよな〜と毎回思わせてくれる。

吉原についても結構細かく描かれているようで、
勉強にもなりました。

だいぶ先になってもいいので、2巻をぜひ!!!!

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2011年10月04日

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遊女のはなしはなんか惹かれる。悲しいところだと知っているからかもしれない。見た目はすごく派手だけど、中はドロドロだ。絵もキレイだし内容も好き。

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2020年05月16日

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花魁モノが無条件に興味を引き立てるので、安野さんがどうとか物語がどうとか言えないけど、面白かった。
続きが気になる。

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2015年05月20日

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安野モヨコ作品の中でも、絵はずば抜けて美しい。
ただ話しがぴしっとしてないというか、設定を生かし切れていない気がする。

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2012年04月05日

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お借りして読みました。この人の漫画は絵柄、ストーリー伴に好きだけど、他作品と比べると普通かなぁ。詰まらなくはないし、読んで損した気にはならないけど。話が尻切れ気味なのがいけないのか。最後に第一部完とあるので未完ってこと?

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2011年11月07日

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純粋に面白い。よく書けてる。ただ、恋だの愛だのといったところの深みには届くが、本質に迫るものではないような。先が楽しみ

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2011年06月05日

Posted by ブクログ

主人公が禿から花魁になるまで。そして花魁になって恋をして恋に破れてまでを描いている。
笑いあり涙ありとはまさにこのこと・・・

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2010年03月07日

Posted by ブクログ

なんだか終わり方があっけなかったな…。

女の強さと、人間の強さと、どちらも描かれている。生きるって命がけ。ラストで、愛を捨てることで、孤独よりも孤高というのが相応しくなったのかな。

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2013年02月28日

Posted by ブクログ

う〜ん、結構人物がだれが誰だかわからないのが難点。吉原のイメージをうちくずすぐらい元気すぎるきよ葉がいいです。

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2009年10月07日

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