【感想・ネタバレ】芸人交換日記のレビュー

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M-1やKOCなどを見る目が変わりました。
何千人もの人が優勝という栄冠を狙い、優勝した人、惜しくも優勝を逃した人などそれぞれにストーリーがあることを考えるとテレビに出ている世界だけが全てでは無いことを感じさせられました。
とても感動します、泣いてしまいました。

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2021年01月03日

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ネタバレ

オーディオブックで視聴

久しぶりに本で泣いた!
これが友情ってやつなのではないかと思えた作品。

上手くいったことより、楽しかった事の方が覚えてるもんなんだなあと。2人で漫才してても売れないし、悔しい・惨めな思いもしたけど、やっぱり楽しかった...読んでて、自分が目指してることに一生懸命になろって感化されたし、今の自分が嫌にもなったり、恥ずかしくなった。

夢を諦めるのも才能...その唯一の才能に気付けたカワノ。今の自分だったら、諦めた自分がカッコ悪くてやらないと思う。だからカワノはすごいと思った。

人間って、大切なもののために、生きていくんだなあって心から思えた作品でした。

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2020年06月20日

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10年以上売れない漫才コンビが、本音を言い合うために交換日記を始めた。それから二人の人生が変わっていく。

途中まではおもしろく、途中からは少し悲しく、考えさせられる。

夢があって、ずっと努力して、でも諦めた。
それは、才能がなかったから。相方のため。家族のため。

そんな人いっぱいいるんだろうな

たとえ叶わなかったとしても、そういうものがあって、本気で頑張れたのなら、幸せ。って思ってしまう。そういう人は、甲本さんのように、次の夢を見つけてまた頑張れるんだろう。

自分の人生が「やろうと思った」で終わっているからか。

「やろうと思った」と「やる」との間には大きな川が流れているんですね。

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2020年04月11日

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題名通り日記形式だから、サクッと読める。
自分はこの原作より先に劇をみたことがあったんだけど、劇に負けず劣らず、涙を誘うものだった。
友情、夢、希望、挫折。自分の中の熱い何かが込み上げてきて、それを抑えきれなくなりそうになる。その何かは色んなものがぐちゃぐちゃに混ざって、言葉にしようと思うと、分からなくなってしまうけれど、この本はその何か、自分の琴線に触れる話だった。

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2020年03月04日

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・買った経緯
学生から社会人になりちょっと大人な気がしてそんな時
・買った理由
友人から交換日記しようぜ!と言われて購入
・のこってる感想
やらないとやったの間を教訓にしておる。

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2019年07月07日

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夢を追うこと、諦めること
生活のため...

夢や思いだけでは、どうにもならないことがある

交換日記を通じて本音をぶつけあう売れないお笑いコンビ
お互いを思う深いコンビの絆に胸を打たれる
特に後半部の日記には涙

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2019年02月23日

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最初から交換日記そのもののまま
進行していくのが良いです♪
映画を先に見たからかスムーズに読めました。
最後は泣いてしまいました。
笑いあり、感動ありの素晴らしい本だと思います。

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2014年06月19日

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 何、最後の「天国漫才」って!
交換日記を始めていなければ、解散しなかったかもしれない。
こんな辛い結末があっただろうか。
でも、これが現実なのだろう。これが全てじゃない。もっと辛い、もっと胸が張り裂けそうな悲しい現実を受け入れた芸人もいるだろう。
甲本が最後に綴った本音。「田中と漫才してーよー!」。これ、天国で叶ったよね。漫才できたよね。なら、いいんだよ。田中だって、イエローハーツの過去を忘れたわけじゃない。福田のほうがツッコミが上手いし、理想の相方だけど、甲本と漫才を始めなければ、福田には出会えなかったのだから。
頑張れ、若手芸人!

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2014年02月24日

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レビューというより恐らく長文かつ日記のようになりますが……映画版の田中の俳優さんのファンでなんとなく「原作読んどくかな」と手に取ったのがきっかけでした。


昔私はお笑いが大好きで友人と公開録画に行き出待ちしたり、お笑い関係の雑誌を母と買い集めたり、ネタ番組をビデオに大量に録り溜めていました。

ある大好きな漫才コンビがいて生の漫才を観てサインももらい「ずっと応援する!!」と思っていました。全国区とは言わなくても関西圏では名前は知られていたと思います。
けれど今思えば「売れていないこと」をネタにすることが増えてきていたような気もします……。


数年後のある日そのコンビが解散することが新聞の、気付く人がどれくらいいるのだろうかというくらいの枠に載っていました。ファンとしてはあまりにも予想外の事でした。
その記事には『コンビ結成から10年が過ぎ限界を感じたため』『喧嘩別れではなくお互いのことを考えて出した結果』『一人はピンで一人は芸能界を引退』との文字が……。


そうなんです。なんだかこの作品の主人公たちに似てるんです……。
気がつけば私はイエローハーツを大好きだったコンビと重ねながら読んでいました。そのせいか涙腺が余計に緩く……。

実際にこんな形で解散したり引退した芸人さんはたくさんいるはずです。

“夢を諦めること”。
第三者が一言で言ってしまうのは簡単です。
けれどそれを出来るのは自分自身だけで、きっと、ずっと追っていた夢を終わらせるという決断は先が見えないまま追い続けることとと同じくらい、もしくはそれ以上に辛いのではと思いました。
甲本が夢を諦めた理由。『6冊目』を読んだ時には涙が止まらなくなりました。


けれどイエハーの夢は“破れた”のではなく“形が変わった”のだと言いたいのです。解散したからと言って決してバッドエンドなんかじゃないと。

きっと大好きだったあのコンビもそんな形で解散したと思いたいです。家族でも友達でもなく昔の恋人のような不思議な関係である“相方”の絆が現実にもあると思いたいんです。


大好きだったコンビの漫才と、それで笑っていたことを私が覚えている限り、もしも忘れてしまっても現実の芸人さん達もイエハーも一緒に夢を追ってそして叶えていたのは変わらないんですよね。

私の人生にずっと残る、分からなかった色々なことに気付かせてくれた作品でした。(´ー`*)

(追記)
映画も内村さんが監督なだけあって原作だけでは分からなかった芸人がどういうものかが詳しく、分かりやすく描かれていてよかったです!最後には主題歌で泣かされました。

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2013年07月13日

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オードリーの若林さんが号泣したと書いてあった本を読んで購入。
読みだしたら止まらなくなり、月曜日だというのに夜中まで読みふけって号泣して両目がパンパンに腫れた。一日で読破。
芸人さんと接する機会がある人だからここまでリアルに書けるのか。
けど、内容は決してお笑いだけに当てはまらない。
なんか読んでくうちに本当の日記読んでる気分になった。
個人的に、日記の日付はあっても西暦入れてない当りがにくい演出だと思った。
「電車で絶対読まない」という判断は正解だった一冊(笑)

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2013年06月04日

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ネタバレ

「やろうと思ってる人は一杯いて、それを実行に移す人はほんの一握り。『やろうと思ってた』と『やる』の間には大きな川が流れてる」

この言葉がグサっと刺さった。私は自分がやりたいと思ったことはすぐに始める方だけど、それを長く続けられない。自分には向いてないかもとか、これやってもどうにもならないから他のこと頑張ったらいいやとか思ってすぐに辞めてしまう。

「夢を諦めるのも才能だ」

その言葉は、私のように言い訳を見つけてやりたいことから逃げてしまう人には言えない言葉だ。不安を乗り越えて自分の選んだ道を突き進んだ人の言葉だ。
だから、彼らがすごく眩しすぎて苦しかった。

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2023年01月04日

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ネタバレ

 結局イエローハーツは、自分たちの「素」で勝負しようと腹をくくることになります。「笑軍天下一決定戦」というコンテストに向けてネタを出し合いながら、「コンビニの店員と客」といった設定ではなく、「田中と河本」という人間自体の面白さをネタにするのが一番面白い、という結論に辿り着きます。
 この結論は、お笑い芸人を目指す人だけじゃなく、表現をしたいと思っている人みんなに共通するものだと思います。おそらく一番の問題は、「自分」から出発しないで「理想」から出発してしまうことです。若い頃はとくに、「理想」と「自分」との距離のあまりの遠さに押しつぶされそうになります。そして、「理想」に辿り着くため、「自分」を大きく見せるために、余分なものを積み重ねていこうとします。でも僕は、じつは積み減らしていくことのほうが正解だと思うのです。減らして減らしていった最後、逃げようのない本来の自分というものがドスンと出てきた時に、その人らしいものが現れます。それこそが、面白い。(あとがき・若林正恭)

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2020年11月13日

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ネタバレ

次に進む人、夢から身を引く人どちらにも大きな勇気と行動力が必要だった。
『夢を諦めるのも才能の一つ』だなんて今までに無かった考えだった。
胸の内を何でも明かすのが本当に良いことなのかどうか、という点は考えさせられる。
あとこの話、「若手芸人あるある」が結構含まれているのですね(笑)
お笑いが好きでいろんな番組を見るけど優勝を決める番組の裏側までは考えたこともなかった。
地文がなく日記形式なのが新鮮で、登場人物の気持ちが伝わりやすい書き方だったと思う。

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2018年04月04日

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副題「イエローハーツの物語」~高校時代の友達二人で始めたコンビ・イエローハーツが鳴かず飛ばずで30代に突入し、本音を話し合おうとツッコミの甲本が始めた交換日記。相方の田中は乗り気でなかったが、バイト先まで押しかけられて、いやいや始めると、最後のチャンスと云ってもよい、笑軍日本一決定戦に向けて、ネタ作りと稽古を重ね、準決勝に臨んで、後輩のコンビと対決するが・・・~読んでいて、オードリーのようだなぁと考えていたら、解説が若林。舞台化されて、田中役も務めたらしいが、本読みで号泣したと告白している。号泣はしないが、ちょっと目から液体が零れたね。若林の解説の最後に『(構成・吉田大助)』って書いてあるのは何でしょう?

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2014年03月03日

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ネタバレ

あらすじ・・・・
結成11年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑いコンビ
”イエローハーツ”。
これまでコンビの今後について真剣に話し合うことを避けてきたふたりも気がつけば30歳。お笑いに掛ける思いは本気。
でももう後が無い。
何とかして変わりたい。そう思った二人は「交換日記」を始めることにした。
お互いの本音をぶつけ合うために___。

交換日記形式でおりなされる、おかしくも切ない「絆」の物語。
話題になっていたので何となく手とって買っておいた本・・・
ニュースやらでさらに話題になり(ツイッター事件)
なぜか読む気が失せた私・・・・でも最近アメトーークで又その本に
ついての謝罪とかやってあ~この本そういえば買ってあったなぁ・・と
読みはじめました
中身は本当に交換日記形式で書かれていて、背景が凄く目に浮かぶ
軽く読めて、途中クスクス笑ってしまう場面も
甲本のダメダメ感が面白くて、田中のクールさは好感もてる
本当にいる芸人さんの名前も出てきたりして、本当にこういうコンビが
居るんじゃないかって思うほどリアルで、そこは流石、放送作家で
嫁さんも芸人さんで知り尽くしてるな~って感じ
最後は田中にとっては良かった良かったって気持ちのいい終わり方
なんだけど甲本も裏では色々悩んでいたんだなって・・・・
最後のネタは感動しました

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2013年12月23日

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友達にすすめられて。3時間程度でさくさくと読める。嗚咽を吐くほど号泣した。笑えるけど、こころに残る文がいくつかある。
原作がすごく良かったので、舞台版と映画版も観た。舞台版はオードリーの若林さんと田中圭さんが主演。リアルで、熱かった。

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2013年11月28日

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感動しました。

良くも悪くも、やり取りがリアルでした。

途中笑ってしまう所があって、それが後でおぉ!となりました。

えっ・・・?となってしまうシーンもあります。

一言もしゃべらない、文中文100%なのに、これだけ臨場感を出せるのは凄いと思います。

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2013年09月24日

Posted by ブクログ

現実に忠実な描写なのかわかんないけど、“リアリティ”はものすごく感じるエピソードがちょくちょく出てくる。
それが尚更ストーリーに引き込むかんじがあって、一気に読んでしまった。

「諦める」ということを考えさせられたなあ。

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2013年08月28日

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すごく良かったけど
なぜか泣けなかったんだよなあ

芸人さんだと泣けるのかな

自分も夢を追いかけ続けてるタイプだけど
なんかもやもや〜とした感じが残りました。

芸人あるあるな感じは巧みに描かれている気がします。

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2013年06月15日

Posted by ブクログ

先に映画で大号泣してからの原作読み。結構忠実に作られてたんだな、映画。あんなに映画館で泣いたのに迂闊にも後半電車で読んでしまい泣く羽目に…。

正直、話題になってた頃にはあんまり期待出来ない作品かと思ってた。
映画も初めはサクセスストーリーかな、と思ってたし。

こんなに心に刺さる作品だとは…。
林の解説もよかった。

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2013年05月12日

Posted by ブクログ

映画を観てから読んだので、甲本が小出恵介くん、田中が伊藤淳史くんに変換されて出力されてしまう。
それをいったんはずして文字を追うと、切ない物語が浮かび上がってくる。
夢を持つことはいいことだとされている。でもその夢の内容にもよると思うのだ。その夢が、一般的にいってあまり認められないようなものだったら
例えば歌手。たとえば役者。たとえば芸人。たとえば画家。たとえば作家。いわゆる「才能」と「運」がないとどうにもならない世界である。
それでもその世界にあこがれ、その世界で生きたいと願ってしまったら。
その夢に向かってがむしゃらに頑張ることは、世間一般の幸せから離れていくことでもある。
30歳という年齢はひとつの大きな壁のようだ。最近では40近くになってから売れる芸人さんも出てきて、ますます踏ん切りをつけるチャンスを失う人も増えてくるだろうが、それでもどこかで選択せざるを得ないときがやってくる。
甲本が切ないのは、自分の望みと現実が一致しなかったからだ。確かに夢を諦めることも才能だし、そうやって見切りをつけたあとはまた別の幸せを見つけたのだから、彼が芸人をやめたことは正解だったのかもしれない。
それでも彼の「お前と漫才してーよー」という叫びは痛切だ。才能とか関係なく、それが彼の本心だから。でもその願いは叶えられないし、叶えてはいけないことを本人がいちばんよくわかっている。だから哀しいのだ。

というようなことを読み取るにはこの日記体はちょっとキビシイな。
映画を観たから理解できたというところは多分にある。

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2013年04月22日

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Q.なぜこの本を購入したのか?
たまにはビジネス書でもなく、自己啓発書でもなく、
ユーモアのある小説を読みたいなと思い、購入してみました。

放送作家の鈴木おさむが書いたというネームバリューにも惹かれました。

Q.実際に読んだ感想は?
ストーリーの構成は流石は放送作家といわんばかりに綺麗にまとまっていました。
コンビ二人の胸中の想いがページをめくるごとにあらわになっていく姿は、
なにか「人のプライバシーを透明人間になってのぞき込むような」ワクワク感や背徳感にも似た感情が沸き起こりました。ただ、二人の人生を第三者としてのぞき込む好奇心はたまらなかった。

しかし、1つ残念な点は、二人のやりとりがくどすぎる場面が数か所あったところ。
い「くらなんでもそのくだりで日記回さないだろ」というところも日記を使ってやりとりするところは流石に冗長すぎて読むに堪えなかったです。

それ以外は泣けて笑える日記小説といった感じで最後まで楽しめました。

芸人さんって楽しそうにやっているけど大変なんだなあ。

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2020年11月03日

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交換日記だけで繰り広げられる、コンビ芸人の会話が物語になっている。
2人の芸人の人間性や、2人の関係性、芸人としての思いなどが伝わる日記になっている。

「男の友情」とな「夢を語り合う」感じに自分は弱いな〜と思った。

交換日記を誰かとしたくなった。

最近は、オンラインでのリアルタイムでのやり取りばかりだから、現在より少し前の人と連絡を取る感覚味わいたいのかな

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2020年08月03日

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オーディオブックにて。

売れない芸人コンビが、現状打破のために本音を語ろうと始めた交換日記スタイルのお話。
不真面目な相方甲本にイライラして聴く価値ないかなーと何度も思ったけど、結果、最後うまく締まってよかった。一冊丸々ネタのよう。
ウルっとした。

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2020年02月22日

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映画の予告に引っ張られて読んでみた。
前半は映画の予告見ててイメージにあったけど、後半こうなるとは。
前半の流れが好きだった。

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2015年10月27日

Posted by ブクログ

これが芸人のリアルなのか。相方とずっとやっていくって、想像するより大変そうだな。
読みやすく、面白い。

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2014年11月22日

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結成11年のお笑いコンビが、現状を打破しようとお互いに言いたいことを書き合う交換日記を始めた。
話しも全て日記形式で進む。
夢を叶えることは容易くなく、辛いことや悲しいことがある。もちろん、楽しいことや嬉しいことだってあるだろう。
でも、そこには仲間や大切な人達がいる。
思ったより感動作で、良かった

2014.1.13

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2014年01月13日

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う~ん…こう来るのかぁという感じ。

共感できる部分もたくさんあるし、
変にキレイではないのもいいと思います。

実在の芸人さんがたくさん登場していたりと、
現実味の裏打ちが結構しっかりしているので、
ある程度のボリュームがないと、
彼らの苦闘や浮き沈みがあっさりした印象になってしまいそう。

この形式ではより長くは難しいかも知れないけれど、
もう少し枚数使ってじっくり描いてくれてもよかったなぁ。

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2013年05月16日

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読みやすくて面白かったかな?芸人の友人達を思いました。なかなか本音で話し会えない二人が、日記を通して語り合う二人の関係性が素敵でした。

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2013年04月16日

Posted by ブクログ

売れない若手芸人ってこんな感じなんだろうなという描写がとてもリアルで伝わった。
オチに関しては、あれでいいと言う人もいると思うが私はもっとハッピーエンドがいいと思った。

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2013年04月15日

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