感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2016年01月22日
うん。凄かった。読メの方でオススメされた作品だったが個人的には大当たり。
…きっと彼がコマツアリマサなのかそれともハムレットなのかそれともハムレットを演じているコマツアリマサなのか…とかは意味を為さない問いなんだろうな。
所々に散りばめられた謎と予測していなかった真実と結末で読後感もまたいい。
Posted by ブクログ 2019年01月10日
劇中劇を題材にしたホラミス
久生十蘭『刺客』『ハムレット』の翻案らしいが
もちろん読んだことないのでどう違うか不明
登場人物5人がそれぞれの視点から劇中劇を語る凝った構成ながら
文章の整理は行き届いて理解はできなくとも読みやすい
内容は『ハムレット』というより
『ローゼンクランツとギルデンスターンは...続きを読む死んだ』のような気がする
翻案元がそうだったのかもしれないが
Posted by ブクログ 2012年10月11日
アルコール度数の高い酒をちびちび呑むように読みました。
本当に謎、謎、謎ばかりです。でも読ませる力が確かにあります。
この物語の解釈は人それぞれになると思います。
とにかく濃密な245頁でした。クセのある小説をお探しの方にお薦めです。
Posted by ブクログ 2013年12月13日
ハムレットが”演じている”ハムレットを”演じる”=「ハムレットシンドローム」。なんて堂々巡りなお話。
意味するところは演技と本気の境界をめぐる、思考の劇。
1度読んだだけでは理解できないです。いつかまた読んだ時に"演じること"の意味が理解できるかもしれない。
ジャケットの竹岡美穂...続きを読むさんの表紙が幻想的でGood.
Posted by ブクログ 2011年11月05日
去年のこのラノ読み返してたら凄い気になったので購入。
これは難しいというか深いというか・・・
途中はどうなるのかワクワクしながらだったが、最後よくわからないまま終わったけど私にはあまり理解できなかった。
これって一般文学というより明治文学チックな感じがすごくする。
てかそもそも一般サイドのSF...続きを読む作家がガガガ文庫で出すというのがもう、なんというかアレ。
ガガガ文庫ってたまに恐ろしい著者と絵師の組み合わせで本出すから油断ならない。