【感想・ネタバレ】スピンのレビュー

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Posted by ブクログ

丁度初めて手にとったのが高校生のとき。いま改めて読み返す勇気はないが、若者の何かをしてやろうという気持ちが謝った方向に進んだ例だと感じる。将来に目標や希望を見出だせず、周りか認められないと感じる少年たちは自己の表現としてこのような行動に出るのかもしれない。社会の問題とする視点でみるとまた新たな見方もできるのかもしれない。

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2024年02月23日

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ほぼ一気読み。
はっきり言うと、いい意味で胸糞悪い。
世の中の事件が全てこれやったらと思うと。
自分もどこかでこの対象になってる可能性あるんちゃうん?とも。
ネット社会だし、どこで自分が監視されてるか分からへんもんな。

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2024年05月03日

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ネタバレ

インターネットを通じて知り合った6人の少年が「世間を驚かせるため」という目的のために、全国6都市で同時刻にバスジャックをする。
彼らが向かうのは東京タワー。
運悪く乗り合わせた無職の青年(主人公?)や乗客の運命と犯人たちの狙いとは?

劣等感、復讐、自己顕示・・・様々な思いからネット仲間となった6人の少年たちは世間に自分の存在を知らしめるため、前代未聞の同時多発バスジャックを計画します。
ただ、ネットの中で考えられた計画がそうそう上手く行くはずもなく、逆に計画通りに行かないことがさらなる悲劇を生んだりします。

そして最後、目的地の東京タワーに到着した犯人たちと乗客を待ち構えるラストとは?そして事件には意外な後日談がありました・・・

他のレビューでも指摘されていますが、人物描写や伏線の張り方、ラストの急展開すぎる感じは読む人によって賛否が分かれると思います。
ただ個人的には全てがはっきりと理解できないような、謎が残るような感じにこの事件の怖さというか気持ち悪さを感じました。これが作者の狙いなのかはわかりませんが、現実的には事件の背景が全て1点の曇りもなく分かる人というのはほとんどいないはずです。

あなたはこの1冊を読み終えたとき何を思うでしょうか?

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2019年03月09日

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最近の虐められっこの反逆的な内容
ネット繋がりで、バスジャックやったりと、まずまずの内容。

事件後の終わりが、おかしい。もっと主犯各は、もっと悪どい奴の設定だと思った。

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2014年09月12日

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ネタバレ

同時多発に起こったバスジャック事件。その犯人たちはいずれも少年と言える年代の子ども。彼らが抱える青年期の苦しみ、悩みも独特に表現した作品。

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2014年07月17日

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ネタバレ

それぞれの想いを抱えてバスをジャックする少年たちの結末を早く知りたくて読破。そして最後の展開ですべての予想を覆された

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2015年07月20日

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本をあまり読まない次男お勧めの本。 その4.

今回も、どんどん読み進めてしまう、山田さんのスピーディーな
展開。

人は色々な境遇で性格が変わる。そして、その性格も時として
臆病でその反対に凶暴化することもある。

ただ、自分だけが不幸で、それが故、人を恨む、それも関係ない
人を巻き込んで迷惑をかける。

これは、本だけの話ではなく、現実でも多かれ少なかれあることだろう。

卑屈にならずに、一歩づつ先に進める力を養いたい!

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2013年02月23日

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ネットで知り合った、顔を知らない6人の少年たち。「世間を驚かせようぜ」その一言で、彼らは6都市で同時刻にバスジャックを開始した!そんなバスに運悪く乗り合わせたのは、正月早々バイトをクビになった無職の奥野修一。コンビニで万引きをしてしまい、店員から逃げたあげくに乗り込んだバスが、ジャックされてしまったのだ!少年たちの目的地は東京タワー。果たして6台のバスの結末と、乗り合わせた乗客の運命は―!?(裏表紙から抜粋)

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2012年05月25日

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6人の少年たちの計画が、どんな風になるのか考えながら・・・
読める作品でした。
とても、満足できる本だと思います。

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2011年07月10日

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孤独でネット上でしか繋がりを持てない少年たちが世間への復讐のために同時バスジャックを起こして東京タワーを目指す。
現実的には有り得ないと思いつつも似たような孤独なネットの住人は多く存在するだろう。誰にも気にしてもらえない、評価されないのは寂しいだろう。自分の存在を認めて欲しいともがいている人の姿が後ろに見えて悲しくなる。
事件に巻き込まれた被害者ではあるものの彼らの心の声を理解してくれたであろう修一と亜弥の存在に少し救われる気がするものの一方で金持ちの道楽として少年たちを利用したタカの存在が怖い。

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2022年01月07日

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各章であらゆる登場人物に視点が移り変わり、最終的に一つの結末に向かって時系列が一致する、という作品。
私は最初に訳が分からない展開でも、読み進めながら自分なりに整理していく過程が好きなので、この作品は私にとっては非常に面白かった。

何と言ってもテンポが良い。実際のバスジャック事件も、夜行バスなのではない限り犯行時間自体は長くても6-7時間程度だと思うので、人々が混乱し試行錯誤しているにも関わらず時間は非情にも過ぎていく、というようなリアリティを感じた。

犯行に及んだのはネットで知り合った仲間たち。著者はこのような所謂"社会のはずれもの"を主要キャラクターとして取り上げることが多く、社会的立場が弱いものたちが社会に対して実行する下克上物語が好きなのだと思う。
分かりやすく風刺的要素も加わった作品。意外性は無いが、適度なハラハラ感に映画を観ているような気分に陥る、確かなエンターテイメント性を感じられる作品。

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2019年05月31日

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中高生に断トツ人気の作家といえばこの人だそうで、物は試しと遥か昔に中高生だった私も何冊かは読んだことがあります。不愉快な描写も多いけど、軽いからその不愉快さが後を引かない。

ネットで知り合った中学生が同時間帯にバスジャックを謀って東京タワーに向かうという本作は陰惨度低め。犯人、乗客、運転手と、バスによって視点が変わるのも面白い。

そして今更ながら気づきました。歳を食ってからこのこの著者の作品を読むと、知らない言葉がひとつもない(笑)。平易な言葉でわかりやすいからガンガン読める。著者が今後どうなるか楽しみ。いや、意外にこのままか。

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2019年04月07日

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ネットで知り合った仲間が、各地でバスジャックをし、
東京タワーを目指す。

その後ろにあるものは、ネット社会の闇と現実世界の闇を
描く作品

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2018年10月28日

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ネタバレ

【あらすじ】
ネットで知り合った、顔を知らない6人の少年たち。「世間を驚かせようぜ」その一言で、彼らは6都市で同時刻にバスジャックを開始した。そんなバスに運悪く乗り合わせたのは、正月早々バイトをクビになった無職の奥野修一。コンビニで万引きをしてしまい、店員から逃げたあげくに乗り込んだバスが、ジャックされてしまったのだ。少年たちの目的地は東京タワー。果たして6台のバスの結末と、乗り合わせた乗客の運命は―。

【感想】

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2017年08月27日

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みんな実は良い子なのかと思ったら、そうでもないし。人死んでるし。
最後のタカのオチはいらなかったかな、中途半端な感じ。
子供たちのやっちゃた感じで終わっても良かったと思う。

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2017年08月17日

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ネタバレ

ネット仲間との共謀バスジャックからはじまる物語。
各地で同時に行われるバスジャックとたまたまそのバスに居合わせた不幸な(?)人たちの物語。
最後の最後でもやもやが残る。

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2016年06月23日

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一気にサクサク読める
序盤から途中までは続きが気になって面白くて仕方なかった
だんだん誰が誰だか分からなくなったけどそれでも読み進めて、、、
オチだけは少し期待ハズレ
もっと何かびっくりするトリックとかどんでん返しを期待してしまっていた

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2015年03月01日

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山田さんの小説の中ではけっこう面白い部類。
少年たちのバスジャック模様が面白い。
冷徹に行動し、残酷なバスジャックを行う少年もいれば、全く上手くいかず、緊張感が全然感じられない少年もいる。各自のバスジャック模様はテンポ良く読めて楽しめるかと。
ただ、この小説も、山田小説にありがちな「こ、これがラストっすか…」感がある。
なんだかなー、「ね、衝撃的でしょ!」というオチを無理矢理押し付けてる感じが否めない。

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2014年12月30日

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バスジャックをしたり、ナイフや爆弾も出てくるけど、それほどアクション要素は無かったナリ。
読みやすいから直ぐ読めたけど、色んな本を読んでる人からしたらチョット物足りないかもナリ。

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2014年07月12日

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若い人に指示されそうだなと感じた作品。
ネット社会で充分起こり得る出来事だと思う。今日、誰でも気軽に匿名で自由に、世界中の不特定多数の人々と繋がることができる。自分の辛さや弱みも見せることができる。
それが当たり前となったことで、悪用されたり騙されたり使われたり…便利なようで残酷。
でも、一人一人の視点で性格も環境も違う少年たちのバスジャックは、すらすら読み進められました。
最後になってやっとミステリーだったのかって感じがしましたね。もっと伏線があっても…とは思いましたが、最後に怖さを突きつけて終わったので、ある意味すっきりしたかもしれない。

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2013年11月04日

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なかなかスリリングな物語でした、
途中グロテスクなシーンとかもあって、けどやっぱりのめり込んでしまいました。

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2013年09月16日

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また買ってしまった。山田悠介。
サバイバルな内容で主人公たちが少年=青春みたいな。
この人の作品てそんなのが多いからか、
このキーワードが好きな自分はついつい買ってしまう。
それで、中身のなんか薄さに読んだあと後悔する。
だけど今回はそれがなかった。

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2012年08月30日

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結構唐突な入りから、6カ所(7カ所?)同時進行でストーリーが続き、一点集中していく感じでそのままラストへ。「んで、タイトルの「スピン」って何?」という疑問は、最後の一行でなんとな~く納得。

しかし、山田悠介はいつも、最後までさくさく軽快に読める代わりに、おなか一杯感は今ひとつ。それもよさといえばよさか。

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2012年07月17日

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結構さらさら読めた(ノ∀`)
所々怖い部分もあったけど...最後のオチにびっくり!
予想外だった。

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2012年04月28日

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ネタバレ

いじめにより、社会にいつか復讐心を抱いている子供たちがネットにより知り合い、大胆な作戦にでる。
しかしそれは、仲間だと思っていた者に裏切られ、ただ遊ばれていただけだった・・・。

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2011年02月18日

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SF系(?)が好きな私にとっては
読みやすかったです。
話の終わり方があーって感じでした。
作者の作風なんでしょうかね。

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2010年11月03日

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これもまたスピード感のある作品。一人ひとりの性格の違いが面白かったけどただ淡々と物語が進みすぎだと思った。あとラストがもっとすごい終わり方をすると期待していたからなんか微妙な後味。でもトーゴのキャラは好き。

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2010年09月03日

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少年達6人が同時バスジャック。目的地は東京タワー。
ころころと場面が変わるが、読みにくさはなかった。
ただ、最後のエピローグがいまいちだったような気も・・・。

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2012年07月28日

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十代の少年達が回りの人間へ復讐するために事件を起こす…子供が親を手に掛ける世の中なんだから有り得ない話しじゃない。バスジャックは章ごとに視点が変わって慌ただしく進んでいく。エピローグがいまいちすっきりしないかも?

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2010年07月10日

Posted by ブクログ

スカイエマさんが好きなので手にとった本。修一のキャラが自分には魅力的でした。同時バスジャックの切り口も面白かったし、テンポも良かったけれど、ストーリーの意外性はあまりなかったかも。

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2010年07月04日

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