【感想・ネタバレ】世界ボーイズラブ大全 「耽美」と「少年愛」と「悦楽」の罠のレビュー

桐生操

[ブクログ · ★★★★★]

面白かった。こういう、エピソード集めたような本は前からあったと思うが、堂々と「ボーイズラブ」とか言ってるところに時代を感じる。

[匿名 · ★★★☆☆]

事実かどうかは

この作者さまは少し差別的な書き方をしているのと、個人的な主観が入っているので、話し半分くらいで読むのが良いかと思います。実際、噂がある方はたくさんいますが、事実かどうかは確かめようがないので。

[ブクログ · ★★★☆☆]

「何読んでるの？」と聞かれ、慌てて「ヨーロッパ史です！」と答えた記憶がある。
ボーイズラブ、というよりかは、ゲイ・男性の同性愛の歴史を追った物といったほうが、正しいかもしれない。
とにもかくにも、生々しかった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

　「同性を愛する」という精神と行為は、古代から存在する。原始宗教としての行為であったり、快楽の一環であったり、精神的な繋がりを強固にする目的であったり、一つの文化であったり、当人の生い立ちに起因するものであったり。

　古今東西の「記された歴史」から選出された、「少年を愛した人々」を綴ったアンソロジー集。

　「【男が少年に愛欲を抱く】というのは決して異常ではない」ということは、歴史が証明している！


　「腐女子の勝手な妄想が信じられない・理解できない」とか、「ホモが好きな女はキモい」とかいう人がいるそうですが。

　いやいやいやいや。

　一部の現実（史実）は、腐女子の妄想の斜め上を飛んでいます。


　コレを読むと、「【男が少年に愛欲を抱く】というのは決して異常ではない」ということが、「ショタケット（少年愛オンリーの同人誌即売会）では男性参加者の割合が多い」という事実に納得できる。……かもしれない。

[ブクログ · ★★★☆☆]

そこまで時流に乗って金稼ぎしたいのかねぇと眉をひそめるタイトルだが、そこに乗っかってしまった私がいう筋でもない。
内容は安定。
同性愛をめぐる通事的な説明。
欧米の作家たち。泣けるぜ。
日本の男色道も別の章を立てて。