感情タグBEST3
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間の取り方、デフォルメされたシンプルなキャラクターに表情を描き出す力…眼福です。可愛らしい絵で作り出された世界は、ほのぼのした癒しだけではなく、切なさも一緒に感じさせてくれます。『Tesoro(宝物、大切な物・人)』の題名通り、何かを大切に思うときの優しさが伝わってくる一冊でした。
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初期の短編集で内容は様々だけど読み終わったあとのぽかぼかした感じはオノさんらしさが出ていて癒される。
巻末のイラスト集はカラーでいつ見ても楽しい気持ちになれます。
オススメです。
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オノ・ナツメの初期短編集。
14編もある、すごく濃い1冊です。
印象に残ったのは『お弁当にまつわる3つの短編』や『もやし夫婦』。
日常のほんの些細な一瞬を描いた話なのだけれど、とっても温かくて優しい作品。
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はじめてのオノナツメ作品がこれで、素晴らしい作品だった。
独特なタッチに引き込まれてオノナツメワールドに気がつけばがっぽりはまり込んでしまう。
イーヴァの話が一番好きだ。温かい気持ちになれる。
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もやし夫婦のエピソードがとにかく大好きでして。
なんて可愛い夫婦なんでしょう。「留守番弁当」は反則です、旦那さん。
弁当繋がりでいうと父子家庭のあの「おかあさんのかお」もなんだか好きでたまらないエピソードです。
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一番最初のくまの話からしてもう…!
シナモンのドーナツ食べたいっ
お持ち帰りにしてほくほく顔で
家で紅茶入れて食べたいっ
どの話も可愛らしくてどこから読んでもにこにこするよ!
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しょっぱな泣いたんですがどうしたらいいのやら!(笑)
親子のお弁当の話、本当に涙が出ました。あのたった数ページで人を感動させられるなんて本当にすごい才能だと思います。おかあさんを独り占めしていいの?って訊くシーンや、息子がお腹を見せて「お母さんと話したくなったらここに話しかけて!」みたいな事を言うのがすごく泣けてしょうがないです。
他の作品も素晴らしいものばかりなので是非。久しぶりにあらゆる人に薦めたくなった本でした。
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1998年〜2008年の間に描かれた作品の短編集とイラスト。どの作品も味わい深いです。どうやったらこんなに素敵なお話が作れるのか…。一番好きなのは「お弁当にまつわる?つの短編」の第二話。読んでて涙腺崩壊しました。
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1998〜2008の短編集。「お弁当にまつわる③つの短編」で泣いてしまった。お母さんの顔のお弁当。お父さんのことばが優しく温かい。お姉ちゃんふたりにおもちゃにされてるニルスがかわいい。もやし夫婦もステキ。親子、兄弟、夫婦、家族のお話、ほろっとする。こんなにオノナツメさんにハマると思わなかったな。まだまだ読みたい。
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前半のほう(比較的最近の作品)は短い中に暖かさが詰まっていて構成も上手いが、後半(初期の作品)は、こういうのはどうだろうか、という感じの試行錯誤をしている雰囲気で、絵も荒削りな感じがする。全体として好き。
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オノさんワールド炸裂
よく昔の作風を見るとひどいとか、話がつまらないとかあるけどもオノさんはそんなことなくて伝えたいことがわかりやすくて好きだった。
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オノ・ナツメ作品はリストランテ・パラディーゾを読んだことがあるくらいですが、画風がすごく好きなんですよね!
この作品集もとっても良かったです。
「una giornata fredda ~ある寒い日~」(一番最初のクマの話)
「オモテウラ」(イタリアのオモテウラのジンクスにまつわる話)
「もやし夫婦」(老夫婦の話)
「お弁当にまつわる③つの短編」(日替わり弁当の交換の話、パパの作るお弁当の話、留守番の話、全部)
「COKE after Coke」(ファーストフード店の話)
「Froom Family」「CHRISTMAS★MORNING」(3姉弟とパパの話)
「PADRE~お父さん~」(好き嫌い、その他のお話)
が好きでした。
最後の3つは面白かった!
短編集であり画集であり。
オノ・ナツメファンだという方は必携かもしれませんね!
何度も読みたくなるような作品集でした。
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昔から絵がすごかったのではないことが判明。しかし、物語のトーンは変わらず。人情の人だった。
最近の作品と違うのはいちいち主人公に最後の一言を言わせてしまっているところか。今なら絵の力だけでその言葉は不要になったのだろう。
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何かの漫画雑誌で
初めてオノナツメさんを知って
絵のタッチと話に惚れました。
シンプルな線なのに温度を感じる
のが凄いなーと思うし大好きです。
読んだ後ほぼ『ニヤリ』となります。
食べ物が美味しそうです。
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オノナツメの初期作品の短編集。
読んで字の如く、短編集だから読みやすいし。
タイトル「Tesoro」はイタリア語で「宝物」という意味。
マンガって言うより、絵本に近いかな・・・。(‘V‘*)p
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雰囲気の上品さや小気味良さは一貫していて、ぶれないんだなと思った。
絵柄は最近の感じがやっぱり好きです。
きゅんとして安心する!洒落とるわあと思います。
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血のつながりとか、培った時間が作り上げた家族とか、どうしても求めてしまう掛け替えのないものとか、気づけないくらい些細な日常の幸せとか。
さらっと。
さらっとね。
描くのが、うまい。
穏やかな人間関係ってやつを、してみてもいいかなぁと思えちゃう。
無理だけど。
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リストランテ〜のシリーズの方が好きだったけど、これはこれで素敵。
この人の絵、雑貨とかであったら人気ありそう・・・。
ちなみに、絵は最近の方が好きかな。
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昔の作品は、決して絵が上手いとは言えないです。素人でももっと上手に描く人は沢山います。
でもオノ・ナツメさんの作品は読者はストーリーの中に引き込むのが上手い。
ほっこりしたり、ホロリときたり。
短い作品の中でたくさんの感動をくれる。
もやし夫婦なんて読み終わって温かい気持ちになれて大好きです。この本を手に取れたことが、とても幸せです。
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淡々と話は進むが、そうであるからこその鋭い切れ味があった。
図柄からシリアスな内容を想像していたが、実際にはあたたかくて
人のこころの弱っている部分を、ぎゅっと掴むような力があった。
絵がラフで、キャラの書き分けがあまりされていなかったため
ちょくちょく読み返さないと理解ができない点は少し面倒だった。
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この人の作品、たぶん全部目を通してるんだけど、
簡単に描いたやつ(?)は好きじゃないな。
リストランテとか、bassoの時の作品が好き。
「オノナツメが映画的な理由」ってダ・ヴィンチで特集組んでて、
ちらりと思ったのは
「間」のせいじゃない?ってこと。
映画で言うところの、「映像」だから許される空気感とセリフの言い回し、
それに近いものを漫画でやってる気がするというか。
日常を見せながら、その見せ方って言うのが非日常的っていうような違和感。
それを心地よく見せてくれる要因ってのはなんだろうな。
あぁ、日常だけど非日常的で許される外国観を織り込んでいるからかな。
その美しい倒錯が魅力なのかも。
どちらが先か分からんし、どうでもいいことなんだが、
この人にとって、「イタリア」(現在、今とは違うどこか)は必然なんだろう。