感情タグBEST3
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ボーイミーツ人外ガール! お伽話のような雰囲気が痛ましい話を上手く和らげてくれて、よく考えたら重い話でも嫌な雰囲気を感じさせられなくてすごくよかった。
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久しぶりに読後びたんびたんするぐらいおもしろかった!スピード感はあんまなくて、伏線のはり方もぎこちないけど、隠し方は上手だし、意外性もあっておもしろかった!
あと、かわいい!触手かわいい!触手がかわいいの!かわいいの触手なの!
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その日彼は~の、小木君人作品ですね。
前作ではひどくがっかりさせられたのですがw
今回は評判通り良い出来でした。
プロローグの幼稚さにはあきれましたが
エピローグの美しさは素晴らしいですね。
名作とか呼ばれるほどの作品ではないと思いますが、
秀作だったと思います。
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異種族間の交流と愛を描いた作品です。
主人公はひ弱な少年で、森で生きる術など持ち合わせておりません。
魔獣に捕まった主人公は食べられそうになりますが、代わりに絵を描き、歌を教える事で生かしてもらいます。
こうして交流を持つ中、二人は相手に信頼を抱き、いつしかそれは恋心に変わります。
最初はエサやペット程度の扱いだった少年を、最後は自分を犠牲にしてでも助けようとする魔獣の姿は感動的でした(^_^)
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表紙のイラストが良かったので買ってみました。
一緒に歌を唄ったり、バラを育てたりする2人が微笑ましかったです。クレオは自分が絵などを褒められて、ロザリーヌはクレオに知らないことをいろいろ教えてもらい、2人とも少しずつ変わっていく様子が良かったです。
終わりの方はちょっといきあたりばったりな感じがしましたが、童話のような雰囲気の温かい話で面白かったです。
後半はあまり絵の話題が出なくなってくるのですが、クレオが絵を描くシーンはもっとたくさんあったほうが良かったと思います。
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こういう作品を待っていたんだよ、と言いたくなるような、素敵な作品でした。やはり、小木さんはこの系統の、心暖まる話がいいように思いました。種族が違う、背景や価値観が違うものがだんだんお互いを知り合って心が近づいていく描写が、穏やかで優しく、心が優しくなるようでした。なんと言うか、大人の童話、という感じでしょうか。作者には是非ともこの路線で行って欲しいです。
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小木君人『森の魔獣に花束を』
人に愛されるコトを知らなかった少年が、魔獣と恋をした。
病弱で絵を描く事
家督継承の儀式として、魔獣の棲む森から青い薔薇を取りにいくコトになったクレオ。
護衛に騙され、森で1人になり魔獣の少女と遭遇してしまう。
彼女のほんの気まぐれで命を拾われ、一緒に暮らすようになるのであった・・・
聞いたコトのあるような話だったが、自分で立つコトを知らなかった少年が立ち上がる姿
人と魔獣の垣根を越えて育まれる愛情。
彼女がとった彼の為の決断。
全て愛おしく、楽しめた。
純粋さは忘れたくないねぇ。
電車で泣いてしまったよ(笑)
世界観が狭く感じたのは、クレオ・ロザリーヌが知っている範囲だからと思うと納得はする。
沢山の話がある世界であって欲しい。
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人外少女と落ちこぼれ貴族少年とのファンタジーなボーイミーツガールもの。イラストのためか地の文の書きっぷりのためか、あまり悲壮感を感じなかった。実の父に見放され、森の中に取り残され生きるか死ぬかというところなのに、どこか緊張感を感じさせない。少年少女がもっと上の年齢だったらよかったのかも?ロリっぽく感じる。物語としてはきれいなに一冊にまとまっている。魔獣というあからさまなファンタジーよりは「魔女は世界に嫌われる」のような人間社会が作り出した脅威からくる話の方が好みだなぁ。