【感想・ネタバレ】美しい国へのレビュー

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Posted by ブクログ

安倍晋三元総理が凶弾に倒れた日は、一日中魂が抜けたように過ごしていました。その後、以前読んだ本書を改めて手にとって見ました。強く印象に残ったのが、靖国神社と、いわゆるA級戦犯の問題である。「日本はサンフランシスコ平和条約で極東国際軍事裁判を受諾しているのだから、首相が「A級戦犯」の祀られた靖国神社へ参拝するのは、条約違反だ、という批判がある。ではなぜ、国連の場で、重光外相は糾弾されなかったのか。なぜ、日本政府は勲一等を剥奪しなかったのか。それは国内法で、かれらを犯罪者とは扱わない、と国民の総意で決めたからである。一九五一年、当時の法務総裁は、「国内法の適用において、これを犯罪者と扱うことはいかなる意味でも適当ではない」と答弁している。また、講和条約が発効した五二年には、各国の了解も得たうえで、戦犯の赦免の国会決議もおこなっているのである。」こういった事実すら、昭和の終わりくらいまでは、新聞やテレビで知ることはなかった。一部の偏向大手メディアの非生産的な批判にひるむことなく、まさに闘う政治家として、日本のために、身を粉にして働いてくださった。総理を辞任した後は、吉田学校ならぬ、安倍学校をつくり、多くの保守政治家を育てて欲しかった。国葬も無事に終わり、私自身も区切りをつけられたので、一国民として、頑張っていきたい。安倍さんの政策や政治理念、人柄について知りたい人におすすめです。

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2022年10月16日

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書いていることがいちいちもっともだ。文章は平易だがそれでいて力強い。(中国について書いているところだけはちょっと甘いのでは、と思ったが)
内容が古くなってしまっているが、なかなかの名著ではないか。こういう本を書ける人を、我々は(結果として)放逐してしまったようなわけなのだ。何をやっているんだ、日本人。

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2019年01月02日

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以前はマスコミを通して安倍さんの考えを聞かされてきたが、今回ご本人の考えを本で読み、いかにマスコミのフィルターで正しく見ていなかったがわかった。
安倍さんは今の日本の問題点を認識し、改善しようとしっかりご自分の意志を持っておられる。
ぜひ今回は日本人として誇れる国を築いていけるよう健康に気を付けていただきたい。

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2013年01月20日

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もう、選挙には何回か行ったことがあるけれど、その党の代表が書いている本を読んでから、行くべきだったと感じた。まあ、理想と現実、建前と本音は一緒にはあまりなりませんけれどね。

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2014年05月01日

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改めて考える機会になる本。
政治家が書いた本のなかではフラット文面な印象。

安倍さんを好きとか嫌いとか、賛同できるとかできないとか関係なしに、一度読んでみて欲しい。
賛同する必要もないし、丸飲みにして欲しいわけではなく、読んだ上で、改めて自分で知ろうとして、自分で考えて欲しい。
その結果がどうあれ、マスメディアや誰かの発したことを鵜呑みにすることよりかは意味があるように思う。
そのきっかけにちょうど良い本。

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2022年07月23日

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書かれている内容は2019年現在でも合理的なものばかり。
反発はあるだろうが誰かがやり遂げなければならない内容でもあると思う。

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2019年12月09日

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ネタバレ

前々から気になっていた本。
安保法案でまさに蛇蝎のごとく嫌われはじめた安倍さん。でも、TVで見ると穏やかだし,ユーモアもある。どんな人なんだろう。

岸内閣の退陣を迫ったデモ隊、ロシア外交中の父の急逝、初当選の93年は自民党下野時代。政治家の孫だからこそわかる事情。米国の留学から親米すぎるのは気になるが、全共闘時代のマスコミ偏向報道ぶりって、当時も変わらんね。

家族回帰や、教育改革、デモ隊への嫌悪、安倍晋三の原点がわかる本。第一次内閣時の直前2006年出版。

もはや語られないけれど、やはり北朝鮮の拉致被害者を帰国させた貢献は大きい。


改憲は別に安倍さんの持論じゃなくて、占領後の不平等な日米関係解消のために、自民党政権が目指してきたものだった。
この人が国民に嫌われてでも勧めようとしている集団的自衛権。それが日本を救うことになるのを祈るばかりである。

ただ少子化対策や年金問題は理想論に傾き過ぎ。
国民年金70数万ももらえるからお得でしょって、健康保険引いたら実質月4万だったりするんだよね。このあたりの経済感覚はやはり庶民とずれてるな、という印象。

外交問題に対する見識はやはりさすが。
いまの野党では絶対に対処できない。それぐらいのキャリアをこの人は積んでいる。やはり首相になるべくしてなった人というべきか。

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2015年09月14日

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現内閣総理大臣である安倍晋三さんの著書です。
安倍さんの描く”誇りある日本国”について書かれています。
今後も世界情勢を冷静且つ素早く見定め、信念を曲げずに突き進んで欲しいです。この本を読んで頂ければ、一部マスコミが喧伝する”極右・軍国主義者”なんて言葉が安倍さんには当てはまらない事が判ってもらえると思います。

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2014年10月06日

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ネタバレ

第一次安倍内閣時に出された本。首相となり今後の決意表明も込めた作品。この時は持病の影響ですぐに退陣となってしまったけど。現在の政治家の中では国のリーダーとなるべくした国家観の持ち主だと思っている。そのきっかけともなった一冊。

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2014年07月15日

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総理が昔書いた本で総理の考えを知りたかったので読んでみた。色んな制度の歴史や問題点がわかりやすく書かれていて読んでいて参考になった。

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2013年12月01日

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良書。
安倍総理の考え方、自民党の方針、歴史が解りやすく書かれている。理路整然。バランスの良い政治観はさすが。
だけど、信用はしない。政治家は、本音を明かさないし、極端な話、嘘をついても許される特別な職業だから。

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2013年04月27日

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政治家の本を読んだのは初めてだった。当たり前だが、メディアからだけでは伝わってこない安倍さん自身の物の考え方や政治家としての理念がよく分かり、とても勉強になった。賛否両論ある政治の世界で、少なくとも意思を持って勇気ある決断をしてきた人なんだということが分かった。別の政治家の本も読んでみたいと思った。

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2024年01月23日

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ネタバレ

『新しい国』という完全版が出ちゃってるけど、まずはこちらから。

安倍さんに期待。
わたしも自分のやるべきことをがんばる。

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2013年03月24日

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新年一発目に読むのに相応しい本だった。私には共感できるところが多いので、安倍さんには是非頑張って欲しい。

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2013年01月06日

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ネタバレ

1.わたしの原点
2.自立する国家
3.ナショナリズムとはなにか
4.日米同盟の構図
5.日本とアジアそして中国
6.少子国家の未来
7.教育の再生
からなる、単著で、安倍氏の考えをまとめたものである。
賛同できる政策を考えられており、有用なものとなった。
家族・国を大切にすることは良いことだと改めて思った。

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2012年09月22日

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安倍元総理の著書。安部さんが政治家として、どのような想いを抱いているのかを丁寧に綴った本。外交、軍事、教育など様々な分野に渡り、条文うんぬんではなく本来「あるべき」「理想」の形を追っている。共感できることは多々あるし、安倍さんのような想いをもった政治家がいることを嬉しく思う。

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2012年09月19日

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韓国に対する楽観的姿勢だけは評価出来ない。
今現在、中韓えらいことになっとるで〜。尖閣は安倍さんなら解決出来る。ただ韓国に対しては、強硬姿勢を摂るべきでは?あとはものすごく共感。

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2012年09月18日

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“若者たちが生まれ育った国を自然に愛する気持ちをもつようになるには、教育の現場や地域で、まずは、郷土愛をはぐくむことが必要だ。国にたいする帰属意識は、その延長線上で醸成されるのではないだろうか。”p95
郷土愛を実感できない。成長過程で自然と生じるものなのか。そうでなければ郷土に対する知識を積極的に得なければいけないのか。

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2012年09月01日

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自虐的教育を廃し、愛国心を育てる教育を行い、自国に誇りを持てる国民を育てていく。

アメリカと共に、世界の安全保障を担い、アジア諸国と経済協定を結び、経済を発展していく。

極めてもっともな理論である。

重要なのは、教育の変革だろう。
今の教育のように自虐的史観では、自国に誇りを持てるはずもない。
独立国として当然に愛国心を育てる教育を行うべきである。
その上で、アジアとの協力は考える問題であろう。

少なくとも、未だに過去の大戦の責任を追及する中韓と協力関係を結ぶことは不可能である。

自国に誇りを持ち、胸を張って諸外国と連携していく、そんな日本を目指していかなくてはならない。
自国に誇りを持てる国民の育成、これは我が国にとって急務の課題である。

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2012年08月29日

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安倍首相が2006年の官房長官時代に出版した本。安倍首相の考えの原点が分かる本。安保関連法案を成立させたのも、この考え方がベースにあったからなんだと納得

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2020年02月25日

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現総理・安倍晋三の第一次内閣発足時にあわせて発行された新書。現職の総理大臣がこのような新書を出すのは極めて異例であり、当時はかなりの売れ行きがあった。時の総理が何を思い、現状をどう認識しているのかをしりたくて買った人が多かったと思うのだが…この本で書かれている内容に失望した人は多かっただろう。彼の思考を一言でまとめれば「日本大好き、祖父大好き」。時代はグローバル化が進んでいるのに、今だ「国ありき」という思考回路。経済でも環境でも「一国」だけで解決できない時代を迎えつつあるというのに。それにしても、この本で書かれていることと、国会答弁における対応があまりにも違いすぎる。この本は「俺は世間一般でいうところの『極右』じゃない」とアピールするだけに存在している?だとしたら、ネット上における評価が両極端なのも納得。

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2016年05月14日

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たまたま手に入ったんで読んでみた一冊。安倍首相が官房長官だったときの本で、正直な印象として内容には物足りなさを感じました。首相の原体験・集団的自衛権についての考え方はよくわかったけれど、全体的に説得力に乏しいというか一般的な話が多く、「周りや時代の変化に合わせて日本ができていないところがあるのでこうします」というスタンスの話ばかりだなという印象でした。それは対応していけばいいと思うけど、もう少し夢の持てる内容を期待していただけにちと肩透かしでした。

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2016年05月04日

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内閣官房長官時代に安倍総理が書いたもの。しかし内容はとてもタイムリーで、集団的自衛権をもっていても行使できないのでは様々な面で不利であるということが説明されていた。
軍隊アレルギー、愛国心への警戒、共感できる点は多々あった。
知識がない私はこれで納得してしまうというくらいすんなりと入ってきた。
アメリカへの憧れ的な面も見えた。

私は本筋というよりも、安倍さんが子供の頃に感じたことや父、祖父のこと、北朝鮮拉致被害者帰国の際の舞台裏エピソードなどのトピックスが面白いと感じたな。

自国を卑下せず、誇りに思おうというメッセージがあちこちに散りばめられていた。

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2015年10月07日

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前回の安倍政権の時に出版された本。2006年当時の青写真が見事なまでに実現しつつある現在、政策の意図を確かめるために読んでみました。

一番評価されてる安倍政権の外交戦略。これが父御さんで元外務大臣も歴任した安倍晋太郎の秘書時代の経験が大きいのだろう。
アメリカ・韓国・インド・オーストラリアなど自由と民主主義の理念を共有する国々との連携は非常に重要視されている。
また、中国との政経分離した繋がりの重要性を指摘。


こういう点をきちんと読むと、国の利益という視点から見れば中韓に対するヘイトスピーチが如何に愚かしいことかが分かるかもしれない。

ただし、安全保障の項目はどうも引っ掛かる。論理のすり替えのような気がしてならない。少し引用すると、

p66「安全保障について考える、つまり日本を守るということは、とりもなおさず、その体制の基盤である自由と民主主義を守ること」
→この部分は安全保障の在り方を示す。首肯できるだろう。国民の生命を守るのは政府の役割、そのために主権国家は国民の生命を守るための自由と民主主義を維持すべく安全保障をきちんと行う必要がある。

p.p.106〜107で鷲尾克巳少尉の特攻隊の話を出し、
p108「たしかにいのちは大切なものである。しかし、ときにはそれをなげうっても守るべき価値が存在するのだ」
同「この自由や民主主義をわたしたちの手で守らなければならない。」
→国民はいのちをなげうってでも自由と民主主義を守らなければならない、とある。主権在民の国家にあっては、国民の生命あっての国家である。国民の生命が第一義に守られる必要があるのでは?
→あと安全保障の方法は多岐にわたり、軍備以外にも国際協力により他国の信頼を得ることなども国際政治学的には安全保障の範疇に入るらしい(かじった程度に勉強したぐらいなので、本当はもっと沢山事例がある)。
なので安倍さんにはこんな極端なやり方を書くのではなく、得意の外交戦略を通じた安全保障についても言及して頂きたかった。

現在日本で暮らしてる人々には、政府がどの方向に向かっているのかを知る上でも、是非とも改めて読んでもらいたい一冊であった。

外交戦略の部分は本当に魅力的である。この部分は現在の安倍政権でも特に重視しているところなので、一読して頂きたい。こういう本を読む際には、批判的な精神を以て読まないとただ単に流されるだけになってしまうので要注意。

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2014年10月03日

Posted by ブクログ

安倍首相の政治に関する考え方が書かれた一冊。とても読みやすい。簡単に分かりやすく何を考えて政治を行っているのかが書かれている。
読んで感じたことは世間では考えの根本的な箇所にスポットライトはあまりあたっていないということ。例えば靖国神社参拝問題に関してもっぱら中国を刺激するだのといった表面的な部分しか注目されない。しかし世間では、なぜ首相は靖国を参拝することに価値を感じているのか、参拝することはどういった意味をなすのかといった問題の根本的な部分は全く議論されない。問題の根源を議論せずに、やれ批判といった現象が起きているように感じる。
この本を読むと少し政治を見る目が変わる。安倍首相のやろうとしていることの問題の根本を考える手助けをしてくれる一冊であった。

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2014年06月28日

Posted by ブクログ

第一次安倍政権発足前に執筆されているが、この本と現在の言動にブレが無いのが嬉しい。
特に年金問題については分かりやすく書かれていて、思わず応援したくなった。

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2013年05月11日

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ここに書かれた事が、ただの綺麗事に終わらないようにお願いします。どうやら僕はネトウヨのようです。安倍さんがんばって。

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2013年02月14日

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再登板されたので読んだ。年金が安全だと連呼する章は非常に引っかかる印象を受けたが、それ以外については日本人であれば反対するような人はいないのではないだろうか?

経済政策については不安があるが、外交やら軍事等については安心してみていられる政権だとは思ってる。

--気になった言葉--
たとえば日本を攻撃するために、東京湾に、大量破壊兵器を積んだテロリストの工作船がやってきても、向こうから何らかの攻撃がない限り、こちらから武力を行使して、相手を排除することはできないのだ(P134)

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2013年02月02日

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この本の内容に全面的に同意するわけではないけど、少なくとも安倍さんのように自分の生まれ育った国が好きで、守りたいと思えない人には国家の中枢に居て欲しくないですよね。

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2012年10月18日

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購入したことを後悔した一冊だが、
読んでみると普段あまり触れる機会のないトピックス、
特に戦後の政治関連の流れを知ることができてよかった。

靖国問題やA級戦犯について、
欧州と米国における「リベラル」の違い、
安保、自民党の歴史、象徴としての天皇、
このあたりのトピックスがよかった。

何より、日本人が日本人としての誇りを持つことの重要性を訴える部分、
戦争のトラウマからくるナショナリズムを極端に否定する国民性に
疑問を投げかける部分については非常に共感できるものだった。

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2012年08月19日

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