【感想・ネタバレ】彼女は存在しないのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年11月19日

私の読書体験で最も影響を受けた作家。
この小説は三度目。
色褪せない面白さ
浦賀作品の中でも、浦賀節と大衆性が同居した稀有な作品。
たくさんの人に読んでもらいたい。
そして、この小説が気に入った人はぜひ「安藤直樹シリーズ」を読んでもらいたいです。

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Posted by ブクログ 2023年06月27日

途中から少しずつその気配があった…といえばあった気がしますが、この結末は想像できませんでした。正直文章は説明がリアル過ぎに感じられるところがあんま好みじゃないのですが、話的には凄く面白かったです。浦賀和宏先生、他の小説にも期待です。

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Posted by ブクログ 2022年09月19日

これはすごい、、
トリックがすごすぎて感動してしまう
物語が面白すぎて一気読みしてしまうんだけど、
最後の展開で何回も読み直して、え?と
思いながらも読み進める。
そうゆうことなの?と思ったら
物語が終わる。
このトリックを詳しく説明はしない、
ふわっとした感じ嫌いじゃない。

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Posted by ブクログ 2021年03月08日

多重人格の本を初めて読んだ。面白くて気づいたら全ページ読んでいて、最後の最後まで騙された!本で読むための作品。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月29日

貴治は香奈子の病気のことを知っていたのか、どのようにして出会いどのように互いを知っていったのかはもう貴治しか知り得ないってところが切なくて好き。亜矢子の中の香奈子は一般的に見たら存在しないけど、でも確かに彼女は存在していて、貴治と出会い、生きていたんだなと思うと、やるせなくなる。
結論、父親が諸悪の...続きを読む根源。

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Posted by ブクログ 2024年02月22日

小説でしか表現できないミステリーのトリックが衝撃的で心に残っています。
グロテスクな場面があり思わず読むのを中断、ほんとに気分が悪くなるくらい詳細に描かれてるので苦手な人は注意です。汗
全く接点のない2人の主人公がどう結び付くのか、最後の一文には言葉を失いました。
そういう展開もあるんですね、タイト...続きを読むルの伏線回収おみごとです。

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Posted by ブクログ 2024年02月14日

多重人格サスペンス。
被害者の彼女と多重人格の少女の兄が交互に描かれていく。読み終わると最後に納得できるタイトル。
個人的に舞台となった横浜が地元のためか情景が想起しやすく世界観に浸りやすかった。

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Posted by ブクログ 2023年12月29日

久々に2度読みしてしまった。多重人格をテーマにした作品だが、そう来たか!と見事な展開。
2度目に読んでも視点が変わって感じるので面白かった。
でも、ストーリー分かったので3度目は読まんでええかな(笑)。

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Posted by ブクログ 2023年09月30日

ラストの伏線回収がすごい。
一回目ではよくわからなくてラストだけ2,3度読み返した。
うわ、そういうことか、となる小説でした。
こんなにしっかり騙されてると思ってなかった。

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Posted by ブクログ 2023年08月16日

読後の感想は、完全に騙されていた。
最後にやっと気づきました。
伏線が確かにあったのですが、全くスルーしておりました。
何てこった。こういう作品があるから読書はやめられないですね。


平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。同...続きを読むじ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。その出会いが意味したものは…。ミステリ界注目の、若き天才が到達した衝撃の新領域。

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Posted by ブクログ 2023年02月03日

彼女シリーズ1作目?

ラストあたりにらしい展開が待ち受けていて気持ち悪くなる。それもこの作者の特長の一つだし、既に亡くなってしまっていることを考えるとしんみり。

何を書いてもネタバレになるので。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年06月05日

私は、存在しない。

多重人格を扱った小説は多々あるが、多重人格者の視点で、これほど生々しい心理描写をしてみせたものはないだろう。
ミステリとして見ると、携帯のストラップの伏線などもあり、多少予想はつく。
それでも、あの“崩壊”は本当に心が締めつけられる。

文章は特段上手いというわけではないが、浦...続きを読む賀和宏は本当に小説が巧い。自分が読んだ作家の中では、リーダビリティはダントツ。読む度に、凄さを再認識させられる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月05日

世に言う多重人格障害が関わる物語でありミステリー。
主人公 根本は父母を失い、引きこもる妹と二人暮らし。妹の不可解であり常軌を逸した挙動に悩まされ続け、破滅に向かう。

ミステリーとも思わず、着地点を気にせず読んでいたので、最後に戸惑わされるとは思わなかった。
作中の「浦田先生」「浦田一雄」は作者さ...続きを読むんがモデルなのかな?


最後の一文
---貴治。
あなたは、それを承知で私とつき合っていたの?

痛い気づき。
 

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Posted by ブクログ 2021年06月28日

表紙やタイトルの印象からはあまり想像できないサイコ系ミステリー。エログロ有りで近親相姦も出てくるので苦手な人は苦手そう。
推理が苦手なので本当に終盤までトリックには気付かなかったけど、終始薄気味悪くいい意味で気持ち悪かった。

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Posted by ブクログ 2021年06月14日

おおお、なるほどなるほどー。真実が明らかになっていくところはドキドキしたけど、最後の2ページはせつなくなった。貴治とはどんな風に出会ったんだろう。どこかでオススメされてずっと積んでたこの本、読めてよかった。

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Posted by ブクログ 2021年03月12日

正直、途中で読みにくい部分が出てくるので、飽きてしまいそうにもなるが、最後になるにつれて点と点が繋がっていった。
救いようのない結末に、胸が苦しくなるけど、周りの人の温かさに救われる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月01日

面白かった!

最後のどんでん返しもそうだけど、キャラクターの設定の深さが凄い。

虐待された人間はくだらなさを虐待されたせいにできる、と言っていたように、
精神病者にありがちな相反する言葉がキャラクターの一人称視点で出ている点が良かった。

あとどんな辛いことが起きても狂わない人は狂わない描写も説...続きを読む得力があって良かった。


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購入済み

最後にどんでん返しでした

2021年03月01日

最後の結末をわかってから、もう一回読み返したくなる作品でした。人の心はあまりに繊細なんだと思いました。

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Posted by ブクログ 2020年12月15日

最後のどんでん返しが衝撃すぎてストーリーを整理するのに時間がかかりました。笑
ほぼホラーですが面白かったです!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月28日

真相が知りたくて、はやくはやくと読み進んでいく。なんとなく結末はみえてくるけど
そこに至るまでが予想外だった。兄の性的虐待を目撃してもう1人の自分を産み出して父親を殺す。

一回だけでは全てを理解できていない気がする

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Posted by ブクログ 2023年09月23日

この小説のタイトルと多重人格というワードでだいたいの展開や叙述がわかってしまうのは残念。また若干表現にモヤモヤするところあり。
辛い文章はあるがラストの畳みかけは一気読みさせる力がある。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月19日

『眠りの牢獄』の解説に『彼女は存在しない』の後に読むとよいと書いてあったので、順番は逆になったが読んでみた。
確かに亜矢子という共通の名前を持つキャラクターが登場する。親が亡くなり兄と二人きりという共通の設定もある。だが別人のようだ。

根本はもっと早くに亜矢子のことを大人に相談すべきだったと思う。...続きを読む結局叔父は頼りにならなかったけれど。
根本兄妹の父親の死の真相は、亜矢子が虐待を受けていたわけではないというところから予想できたがショッキングだった。
亜矢子が人を殺すのは兄のためだったということで、恵を殺した理由にも説明がついたが、その肉を兄に食べさせた理由はよくわからない。グロテスクな描写をしたいがための演出に思えた。
由子を多重人格者と思わせるミスリードは見事。
解離性同一性障害の人は本当にいるのだろうか。

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Posted by ブクログ 2023年04月18日

よくミステリを読む人なら早い段階で気がつくトリックなのかなと思いました。
多重人格もので様々な登場人物の視点に切り替わりながら話が進んでいくので、繋がりを考えながら読むことができました。
血の気が引くような残忍なシーンもあり刺激的な作品でした。

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ネタバレ購入済み

2023年02月27日

読み進めていく段階で、結末が想像できてしまったので、衝撃は少なかった。
多重人格者を扱う作品の中では、心理描写が多く、細かかった。

#切ない

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年01月10日

 「あの、失礼ですけど、アヤコさんではないですか?」
見知らぬ女性にそう話しかけられた香奈子。由子と名乗る相手はどこかおかしい・・・。まるで人格が複数あるような・・・。
同じ頃、大学生の根本は引きこもりの妹・亜矢子の異常行動を目撃する。話し掛けた妹の口調は昔のそれとはまるで違っていた。まるで人格が複...続きを読む数あるような・・・。

 多重人格をテーマに、香奈子と根本の2人の視点で物語は進む。やがて2人の周りで殺人事件が起こり目の前の多重人格者?に疑いの目を向ける。
絶望的に救いの見えない話になっている。ミステリーであり、当然謎解きや伏線もしっかり張られてるのだが、それ以上にグロテスクで悲惨な描写が目立つ作品になっている。真相が明らかになったことで心が晴れたり、前に進めた人が皆無な作品も珍しい。人を選ぶ作品なのは間違いない。

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Posted by ブクログ 2022年10月05日

途中、そのセリフを誰が言ったのか少し混乱する事もあり、ちょっと複雑だと感じましたが、最後まで読んで納得。伏線やどんでん返しはよかったのですが、何となく結末が読めてしまいました。

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Posted by ブクログ 2022年10月03日

気持ち悪いー!泣!

でも、さすがのストーリー。
騙されないように気をつけてたのに、やっぱり騙される!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月16日

見事にミスリードされました。 ただ自分の理解力が乏しいせいで読後でも、トリックがどういうことなのか理解できませんでした...。 解説を読んでやっと7割くらい理解できました。 もう一度読みます。

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Posted by ブクログ 2021年07月06日

騙された~って思ったので、結果的には面白かった!
ただ、途中読みたくないな~って思う描写が多かったのと、よくある結果だなと思ってしまった、、。
アナザーストーリーとして、貴治から見たお話しを読んでみたい!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年03月19日

途中結構混乱。
本当にこれは辻褄が合ってるのか?とぐるぐる考えてショート。笑
けど、内容は好きだった。

虐待とは無縁に生きてきた私にとって人格をもう一つ作り出すほどの辛さとはどんなものか、そしてそれに耐えてきた人間それを与えた人間がこの世界には実際に多くいることを改めて考えさせられた。

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Posted by ブクログ 2021年03月14日

描写や展開に惑騙されたが最終的に一つにつながる感じがした
終始救われない気持ちになるが、作品としてとても面白かったと思う

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Posted by ブクログ 2021年02月13日


よく
「読み終わった後に
あなたは
もう一度
読み返したくなる」
ってミステリーの
常套句あるけど

久々に
「え、ええ?
えー、」
ってページを遡った一冊でした

最初は
よくある
よく聞く
性的虐待からの
解離性同一症や多重人格症
なんかの話かぁ
って思っていたけど
まさにこの前観た...続きを読む映画
『リグレッション』
の内容が… そっちか
そうなのか…

と違う展開を想像し出し…
引き込まれて行き
登場人物へ対する
二転三転する
感情からの
結末!

前半の緩い感じから
後半の残酷さへと
発展するとは
思わなかったから
途中から
止まらない止まらない
子の病院通いの間に
一気に読み終わってしまった

浦賀さんの作品
もっと読みたい!
ご冥福をお祈り致します

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