【感想・ネタバレ】嘘だらけの日米近現代史のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろい。アメリカと日本の関係を当時の国際情勢から書いてある。ちょっとした蘊蓄もあり、「へー。そんなことがいったんだ」となり、興味を惹かれる。ペリーと吉田松陰が出会っていて、ペリーが吉田松陰のことを気遣っていたことなど随所にこういった記憶に残るようなエピソードが散りばめられている。正しい歴史を知るべきだなと、あらためて認識させられた一冊になる、

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2018年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アメリカの近現代史をじっくり見ようと思ったら、歴代大統領とその側近の考え・やったことをまずはおさえることが大事だなとあらためて思う。

確かにアメリカって空爆が好きよねw

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2014年09月19日

購入済み

少し自信が持てそう

日本の歴史教育は批判的なこと
ばかり書いてあるので
あまり見ていて楽しいものでは
なかったのですが、
この本は見ていてとても楽しく
所々吹き出してしまいました(笑)
しかも日本人といて少し自信が持てそうな
気持ちになりました。
読んでよかった。

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2013年08月09日

Posted by ブクログ

自分が如何に自虐史観に囚われていたか…目が覚める一冊である。
印象的なのは、ワシントン会議に始まる日米海軍軍縮交渉。
自分は当時、ただ単に記号として暗記していただけだが、
「なぜ」六割の海軍力しか持たせてもらえなかったのか。
この視点が抜けていた。無敵の強さを誇る国だったからである。と…

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2013年07月08日

Posted by ブクログ

そもそも歴史観って、正解が無いものと思います。だからこそ教科書通りに前後や善悪をまる覚えする事なく、色んな面から見る必要があると思います。
この本はやや暴論な箇所も散見されますが、是非ニュートラルなスタンスで、自分の歴史観を見直すには持ってこいな本だと思います。

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2013年03月13日

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「チャンネル桜」での著者の立て板にに水のような論述には感嘆としていた。この前もセンター試験があったが、相変わらずの「自虐&軍部暴走史観」に彩られているのだろう。私もそうした史観を最近まで持っていた。たしかに著者の歴史観は本当に斬新で日本人として興奮を禁じ得ないのだが、近現代史は本当に複雑で色々な事象・人物が絡み合っている。これも一つの歴史観だと捉えるのが賢明だろう。少なくとも、既存の教科書史観を相対的に出来るという点では非常に良著だ。著者はこれから、執筆に専念するそうであるが、自作が待ち遠しい限りだ。

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2013年01月31日

Posted by ブクログ

学校教育()のおかげなのか大東亜戦争で日本は弱いから負けたのだと何となく思っていたのですが目からうろこが落ちました。大日本帝國海軍は当時世界最強だった、強すぎたから負けたのだ。倉山先生のアメリカ人に対する皮肉や小馬鹿にしたネタが随所で効いています。年表にまで「GODに感謝」と書いてて吹きました。

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2012年10月25日

Posted by ブクログ

こっちの日米も、通説はこうで事実はこうで読みやすい。ただし、今となっては「アメリカは大戦における敗戦国」というのは逆に通説になりつつある気もしないでもない。

あとこうして日米関係を通して読んでいくと、民主党政権の破壊力の凄まじさがよくわかった。よく持ったな日米関係。

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2019年09月04日

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オバマ時代に書かれた本。面白い。同著者のトランプ本もあったらいいのにと思った。

日本に対する提言も現実的具体的で同意。まずは正しい歴史認識から。

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2017年07月26日

Posted by ブクログ

アメリカはバカ
アメリカはへたれ
だけどやるときはやる。

面白かった。なるほど、こんな視点で読み解いていけば見方が変わる。
ただ、これが解釈なのか解説なのか判らない。新書のせいか、出典とかそう言ったものが全く判らず、ただのトンデモさんが思い込みを振り回しているのと、読んだだけではよく判らないところがある。

どちらにしろそういうことを検証することを、歴史修正主義、といってしまう風潮は、気持ち悪い。

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2015年03月06日

Posted by ブクログ

知らない歴史を知ることができました。なぜこの日本という国では、歴史の本によって説があまりにも別れているのでしょうか。一つの都合のわるい歴史よりは都合のいい歴史を学んで育ちた買った

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2014年03月02日

Posted by ブクログ

いつもの様に倉山節炸裂ですが、読み易く、日米歴史の大筋が理解出来、マスコミ報道では解らない日本の位置を知る事が出来ます。
世界の中では、災害時、略奪が起きない事が稀であるこ事を知った日本国民の知識として一読を。

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2013年12月21日

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学校では習わないアメリカの歴史。
習わないというよりアメリカにはまともな「歴史がない」

こういう本を題材に学校でも取り上げないかな。
取り上げないだろうな・・・

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2013年11月27日

Posted by ブクログ

倉持満著。
この人の本も初トライ。

基本的に歴史認識を改めましょうって本。
・そもそもアメリカの歴史は200年もない。
・アメリカの建国者は偉い訳でも何でもない、リンカーンも、ケネディも、クリントンも実は結構なダメな大統領。
・第2次世界大戦の勝者はロシア。
ってな感じ。

アメリカの戦力は破壊力はすごいが、占有力がないってのは結構面白い言葉だった。

読みながら、うおうお…大丈夫かなと作者を心配したくなる本。

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2013年09月22日

Posted by ブクログ

かなりの説得力を感じた。敗戦を機にアメリカをいつでも賛美する風潮は生まれたと思うし、アメリカ発の映画だっていつでも自国を美化したがるだろうから、それを鵜呑みにして「アメリカ万歳!!」の日本人が量産されてきたのは事実だろう。
だって、百数十年の歴史しかないアメリカと、二千数百年の歴史を持つ日本国の間で、徳や人間力などに圧倒的な差があると考えた方が自然だと思うから。そりゃフォードも昭和天皇の前でガチガチになるわな。

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2013年08月19日

Posted by 読むコレ

学校で習った歴史とまるで違っていて面白かったです。

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2013年08月12日

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ざっと流れを確認できる、忙しい人向き。
アメリカコンプレックスを払拭し、よりニュートラルな歴史観を身につけるにはオススメ。
素直な良書。

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2013年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

憲政史学者・倉山満氏が日米近現代史の裏に隠された史実を解説。「南北戦争はリンカーンによる侵略戦争だった」「クリントンが世界をムチャクチャにした」など、我々の知っている通説とは程遠い内容で大変興味深かった。賛否両論あるとは思うが、戦勝国や一握りの層に都合の良いように歴史がすり替えられることは必ずあると思うし、その事実にスポットを当てようとする氏の視点は大きな意味があるのではと思った。

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2013年02月13日

Posted by ブクログ

面白かった!
読みやすく、分かりやすく書かれていて、つまらなくなりがちな近代史を楽しく読みました。
改めて、激動の時代だったのだと感じました。

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2013年01月30日

Posted by ブクログ

倉山氏の本を読むのはこれで2冊目ですが、日本の幕末から近代・現代にかけて私が思っていた事実とは異なった事実が書かれていたのを覚えています。

この本もタイトルから興味を惹かれました、ペリーが黒船と一緒に日本へ来たとき、幕府はそれを見て慌てふためいたとばかり思っていたのですが、本当はそうではなかったのが事実であると書かれています。

他にも私の今までの常識を覆すものが多かったです。これが本当の歴史なのかどうか、私は現時点では判断できませんが、類書等を読んで自分で判断していければと思っています。

但し、アメリカが殺害してしまったフセイン大統領やウサマ・ビンラディンを、かつては支援していた(p141)という点も触れられていたのは特筆すべき点です。

以下は気になったポイントです。

・1620年にメイフラワー号に乗ってヨーロッパを離れた連中は「近代化なんて嫌だ」という宗教原理主義者である(p14)

・アメリカ大陸についた彼等は、現地人(ネイティブアメリカン)が食べ物を与えてくれたが感謝はしなかった、感謝したのは神様へ、だから後に現地人を殺しながら開拓できた(p14)

・赤軍や国民党は、世界最強と言われた大日本帝国軍と真正面から戦わずことをせずにひたすら逃げ回った、独立戦争におけるアメリカも同様(p17)

・アメリカ合衆国はゲリラ戦で成立した国、アメリカ謀反軍は勝てないなりに粘り強く頑張っていると、フランスがイギリスに宣戦布告してくれて他の欧州諸国も嫌がらせを始めた。1783年にパリの講和条約でアメリカ合衆国の存在が認められてアメリカ国軍となった。アメリカが勝利したのはフランスが対英包囲網を敷いたおかげ(p18)

・1812年、アメリカ連邦(北部)はカナダを自分のものにしようとしてイギリスに返り討ちに会い、1814年には大統領官邸まで攻められて焼き討ちされた、焼けただれた官邸をペンキで塗ったことからホワイトハウスと呼ばれる。その後にアンドリュー将軍が勝利した(p21)

・南部(アメリカ連合国)では黒人は家畜として大事にされていた、ワシントンやジェファーソンは大農場主で、黒人奴隷の愛人に子供まで生ませている(p26)

・1860年の南北戦争:北部(23州)にとって「内戦」とは連邦離脱を阻止する戦いであり、南部(11州)にとっては「リンカーンの侵略戦争」であり、奴隷解放は二の次(p30)

・アメリカの歴史改変、1)南北戦争(内戦)を最初から奴隷解放の戦争だったことにした、2)連邦離脱権は最初からなかったことにした、3)対等の国同士の戦争ではなく、反乱州との内戦とした、4)ワシントンの段階でアメリカ合衆国は成立していたことにした(p31)

・1863年の当時、圧倒的な勢力を誇る大英帝国を率いるパーマストン首相が奴隷解放論者であることから、リンカーンは南北戦争を奴隷解放のための正義の戦争と位置付け、イギリスの中立協力を得た(p29)

・ペリーやアメリカに日本を脅かす力は無かった、当時の大国は、英露仏墺(おーすとりあ)普(プロシア)の5大国(p37)

・ペリーが浦賀に来航したときは、江戸幕府は大砲の訓練の真っ最中であり、これにはペリーも驚いている、幕府は琉球やオランダから情報をつかんでいてペリーが来るのを知っていた(p41)

・日本はギリギリのせめぎ合いのなかで最初にアメリカと条約を結べたから、帝国主義の時代を生き残れた(p43)

・1893年、アメリカ人入植者がクーデターを扇動し、海兵隊が王宮を占領してしまった行為は、「あまりにも不道徳」として本国の民主党政府からも承認が拒否された(p47)

・マハン大佐理論によれば「世界最強の海軍力を有する国が覇権国家になる」、この理論に従って米西戦争を戦い、キューバ、フィリピン等のスペイン領とハワイを取得した(p51)

・朝鮮王朝は、日清戦争後に宗主国と清からロシアに乗り換え、国王が一年もロシア公使館にいた(p54)

・日米共同で満州の鉄道経営をしようというハリマンの申し出を小村寿太郎が破棄したのは、日本はハリマンと対立する、アメリカ政財界に強いモルガン財閥との連携を選んだから(p55)

・モンロー主義のウィルソンは、ハイチやキューバといった国には兵を送り、欧州諸国へはモンロー主義を宣言した(p62)

・第一次世界大戦後にアメリカが提唱した14箇条は、紛争要因となる危険な内容を提示した、「秘密外交の廃止:大戦中の約足をすべて無効」「航海の自由:英国の縄狩りをアメリカは自由に航行する」「民族自決」「バルカン半島と中東の新秩序構築:20もの国の独立、現在では50の国が独立」(p67)

・5か国条約で日本の海軍力が6割となったのは、同一条件で戦えば日本が勝つという前提(p75)

・昭和6年(1931)の時点で満州事変が勃発した時は、大日本帝国は世界最強の帝国陸海軍を擁していて、米ソ両大国すらおびえる最強の国(p84)

・今や世界最優秀の軍隊の一つと言われるアメリカ海兵隊は、当時世界最強の日本陸軍に対応するためにアメリカ人が知恵を絞って生み出した産物(p91)

・ミッドウェー海戦は負けるはずのない戦いであったが、それでも互角にもどったのみ、天王山はガダルカナル島で、日本は総力を注ぎ込むが、逐次投入をしてしまい戦死者よりも餓死者が圧倒的に多い悲惨な状況になった(p91)

・アメリカ勝因の一つに国際法違反がある、民間船舶の撃沈、無差別都市空爆による民間人の殺傷(p92)

・占領軍が日本にしたのは、南北戦争当時の北部が南部にしたことを同様、南部は国そのものの存在を抹殺された、日本には憲法を押し付けた(p99)

・アメリカはヒトラーは潰したがソ連(レーニン)というより強大な敵を作った点において、同様に敗戦国である(p102)

・朝鮮戦争は3年の戦いの末、毛沢東を裏でそそのかしたスターリンの死によって、開戦前の国境である38度線を境界線として停戦した、アメリカとしては国連軍を組織して、地球の半分を味方につけてやっと中国と引き分け、敗北に等しい(p109)

・アメリカがハンガリーでのソ連の行為(1956)を容認する代わりに、それまでソ連の拒否権行使で日本の国連入りは認められなかったのが、一変した(p118)

・ソ連はキューバから核ミサイルを引き揚げ、ケネディは世界中のマスコミから称賛されるが、同時にアメリカがトルコに配備していたミサイルを撤去した(p125)

・ケネディの置き土産はベトナム戦争、フランスに対するベトナムの独立戦争で、ソ連が独立派を応援したので、アメリカはフランスの代わりに反ホーチミン派を支援、中途半端な介入を繰り返して失敗、後任のジョンソン大統領が正式介入(p127)

・カーター大統領はソ連がイランにすり寄ることを恐れて、イラクのフセイン大統領を支援する、ソ連がアフガニスタンに侵攻すると、ウサマ・ビンラディンを戦わせてソ連に対抗した(p141)

・ポーランドで反ソ抵抗運動がおきた後に、ハプスブルク家当主のオットー大公が「ヨーロッパピクニック」を宣言した、東側陣営に雪崩現象がおき、やがて革命となった(p147)

2012年10月8日作成

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2012年10月08日

Posted by ブクログ

「日本はソ連との片手間の中国との片手間のイギリスとの片手間に、アメリカの喧嘩を買った」
大学受験程度の歴史しか(すら?)知らない私にとってはほぼ全体通しておいおいマジかよwヤベーなwwwって感じですたw
でも最後の数ページ読んでてポロっときました。
「日本が敗戦国のままでいいのですか?」

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2012年09月18日

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アメリカの外交、戦争や人物を単純化されて軽く学べるのが良い点なのだが、陰謀論や裏付けの浅い点が難点。
著者がいうより、アメリカは賢いと思うのだが。

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2020年02月02日

Posted by ブクログ

不可解な出来事は、受け手の価値観次第で、その不可解さが生じる。今の価値観と、戦前の価値観は異なる。歴史認識とは、本来当時の価値観で綴られねばならぬが、受け手の印象まで当時の価値観とするのは難しい。その意味で、自らを助けたインディアンを虐殺し、大陸を手に入れたアングロサクソンの落ちこぼれは、正か否か。今の価値観で、否と思うから、歴史に嘘が生まれる。堂々と、正しい価値観に基づき、家や人を焼き、女を凌辱し、虐殺した輝かしい過去を語るべきだ。それを悪いと思うから、隠したくなる。アジア人への差別意識も認めなければならない。生理的なものを超越するのは、よほど難しいのだから。

今になって都合が悪くなった史実は、現在の価値観で組み直されている。この著書は、そんな再構築の欺瞞を暴く。何が正かは、時代の価値観による。よくわからないことだ。

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2014年05月10日

Posted by ブクログ

嘘だらけの日中近現代史を読んで面白かったので、読みました。
このシリーズを読むと改めて世界史を勉強したくなる自分ですが・・・
著者の考えは極端な部分も有りますが読み物としては面白いと思います。
アメリカは建国して200年ぐらいですが、やはり歴史の浅さもあり、今は超大国と言われていますが、江戸から昭和初期までは、そこまで大国ではなかったと思います。
やはり二度の世界大戦だけでなく、歴史上も国土が戦場になっていないことが今の地位につけられたのだと思います。
最近のアメリカの戦略はよくわからないところがありますが、著者の視点で考えるとなかなか話が通るところが面白いです。
特に、ブッシュ前大統領とクリントン元大統領の評価はなかなか面白い。
でも、この本で書かれていることが真実とは限りません。
しかしながら、一読する価値はある本だと思いました。

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2014年02月10日

Posted by ブクログ

面白い本だし、基本的に思想が偏らないような配慮もある(どんなに貶した人物にも良い点を挙げる程度の)。
だが私にはどうも肌に合わない。どなたかのレビューで思わず頷いたが『推論と事実の混同』や『結果からの後だし』がある。そりゃ、後から見れば自明だろうよ。
問題は意味不明な政策や情勢の読み間違いがなぜ、起こったかであって、今もし迷走してると感じるなら歴史と同じことが起きているのかもしれない、と考えることじゃないか。
最後の引用文は、個人的には、要らなかった。そこでその言葉を持ち出すと、まるで『バカなアメリカ人』かのようじゃないか。

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2013年01月24日

Posted by ブクログ

面白い読み物ですが、事実関係と筆者の推測についてはしっかり切り分けて読みましょう。
ペリーの黒船の件に関しては日本側の記録と合わせても、ほぼ事実といえます。

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2012年12月27日

Posted by ブクログ

日米関係に関わる歴史について、
「 一般に知られている通説が事実とは違うんだぞ」
ということが書かれている。

これらはアメリカに都合のいいプロパガンダ
だったり、単に歴史を知らないための思い込み
だったりのようだ。

戦後のGHQの洗脳教育の成果もあるのだね。

「へぇー!」がいっぱいあって面白かった。
珍しく一気に読みきった。

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2014年02月27日

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