【感想・ネタバレ】新装版 四次元の世界 : 超空間から相対性理論へのレビュー

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Posted by ブクログ

相対性理論を理解する上で、何が思考の原点になっているかを窺い知ることができる本。難解という訳ではないが、それでもところどころ、腰を落ち着けて読む必要がある。そこが本書の肝の部分だからだ。

・力学では剛体の運動で6次元など平気で出てくる。
・p138時間と空間の違い。人の意思で支配できる空間とそうでない時間。空間が各人で別の場所を占有するのに対して、時間は万人に同一時刻がある。
・物体の運動と波動の違い。
・慣性質量と重力質量は同じもの。比例関係にある。

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2012年05月15日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
卵を割らずに黄身がとり出せるか?
四次元の世界ではそれが可能だという。
真実とはかくも奇妙なものなのか。
アインシュタインがついに見つけた実在する四次元から、超多時間理論、重力波まで、絵には描けない世界を丁寧に語り尽くす。

[ 目次 ]
第1章 次元とはなにか
第2章 四次元空間の性
第3章 曲がった空間
第4章 ハップニング
第5章 光とはなにか
第6章 実在する四次元
第7章 非ユークリッド空間

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年05月24日

Posted by ブクログ

途中までですが,途中から抽象的な話で読む力が無くなりました…。
4次元が実現するなら~という仮定のもとでの現実はどうなるのかってことを考えさせてくれました。超次元空間こそ解析やってる人ならある程度頭でイメージしたいと思うので,そういう意味では導入として良いのかな。

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2011年04月16日

Posted by ブクログ

四次元の世界を幾何学ではどのようにあつかっているのかということを解説し、アインシュタインの特殊相対性理論の世界へと読者をみちびく本です。

著者は「講談社ブルーバックス」シリーズの多くの本を執筆して、一般の読者に物理学のおもしろさを伝えていますが、本書の「新装版刊行にあたって」には、「おそらく筆者の著書の累積最高部数を記録しているだろう」と書かれています。著者の本を何冊か読んできましたが、本書はそのなかでもとりわけ読みやすく、多くの読者を獲得しているというのも納得ができるように感じました。

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2021年05月26日

Posted by ブクログ

4次元とはどのようなものなのかということを幾何学の基礎から考え始め、4次元の可能性について相対性理論を用いて考察していく。
この本は新装版だが、一番の初版は昭和44年ごろである。
しかし、古臭い感じはない。
かなりわかりやすく書いてあるので、ある程度物理の高等教育以上の知識を有している人にとってはややくどい感じがあるかもしれない。高校生など向けの入門書という感じであろうか。

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2018年10月09日

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