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Posted by ブクログ
場という考え方は、電気と磁気を知ることによって理解できると思っていました。
本書のようにばねで説明するのは、力学との連続性の上で理解するには必須だと感じました。こういう説明をすれば、分かりやすいかもしれません。
量子力学では、素粒子のそれぞれは自己同一性を持たない。
というのが最初の難関かもしれません。
理解にはあきらめも必要だということを感じました。
理解できないことは、あきらめて先に進むと納得できることがあるかもしれません。
無理に正解を理解するのではなく、考え方を覚えておくことも大切かもしれません。
Posted by ブクログ
古典場、量子場、重力場、ヒッグス場等の紹介。この中で前から何だかよくわからないのが量子場。結局、光子も電子も量子化された無限小のバネ、生成・消滅のある「量子場」というイメージか。朝永振一郎さんが書いた、電光ニュース、のイメージのようなもののようである。
本書ではファイマン図や繰り込み理論などがわかりやすく紹介されていて良いです。一般相対性理論もアインシュタイン方程式のイメージが簡単な数式とともに紹介されていて良い。ファイマン図も、単に図が紹介されているだけだと、誰でも書きそうな普通の図に見えて、”だから何が凄いの?”、と聞きたくなってしまうが、本書では1/137という確率を使い衝突断面積概算法、というのが紹介されていて、物理をやっている人はこうしたものを使っていろいろ計算しているのだろう、というイメージが沸く。