【感想・ネタバレ】ミッドナイト・ラン!のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最高!!登場人物のキャラ、物語の設定・構成が良い!そして、作品の疾走感、一気に読んでしまった読後の爽快感は最高!主人公だけでなく脇役のキャラが濃く、ダメ人間でもいつか変われる瞬間・輝きがある。
実際にはありえないカーチェイスだがエンターテイメントとしては抜群に面白い。
何気なく説明されている登場人物の特技が最後に活きてくる。これは正に映画にしたら最高に面白い作品になると思います。

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2013年11月07日

Posted by ブクログ

エキナカ書店大賞第1位、しかも『南アルプス山岳救助隊』シリーズの作者なら、きっと面白いだろうとの期待にそぐわぬ面白さ。
ネット心中で集まった男女5人組が、少女を助けたばっかりに、やくざに追われ警察には指名手配となる。
生きることに意義を見出した彼らは、逃げるのではなく自ら冤罪を晴らすべく、ただただ走り続ける。
裏にあるのが、強大な政治権力が絡んだ陰謀かと思いきや、破廉恥な行為をめぐる隠蔽工作だったとは・・・
ちょっと、思惑が外れた気がしないでもない。
だが、疾走感あふれ、彼らの奇想天外な活躍に拍手を送りたくなる、楽しさ満載のノンストップアクション小説の傑作。

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2017年10月11日

Posted by ブクログ

この物語の主人公たちは死の寸前まで行って引き返してきた、いわば自分が死ぬリハーサルをしてしまったような人たちだ。
否応なく事件に巻き込まれてからの彼らは活き活きとしている。
何かと文句を言ったり、不平不満は言うけれど、結局は見知らぬ少女を助けるためにまっしぐらに進んでいく。
まるで映画のような・・・という表現が出てくるけれど、まさに映画並みのカーチェイスを繰り広げ、銃弾が飛び交う中を走り抜ける。
とにかく「バンディッツ」のメンバーがカッコいい。
余命があろうとなかろうと、アル中だろうとなかろうと、そんなことは関係ない。
引きこもりだって、立場を利用した悪事を働いていたって、必死に戦っている姿は文句なくカッコいい。
読んでいて痛快な気持ちになってくる。
頑張れと「バンディッツ」を応援したくなってくる。
何故か悪役のはずのヤクザさえ「もっとやっちゃえ」と最後には言いたくなる。
終わり方もいい。
後味の悪さを残さない物語は、やっぱり気持ちがいい。

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2017年02月17日

Posted by ブクログ

ネットの書き込みで集まった5人の自殺志願者たちが、まさに命を絶とうとした山中で出会った、追われている少女を助けてしまったことで、冤罪を被せられ、ヤクザと警察に追われる逃走劇が始まる!四面楚歌になった彼らをFMミニ局がサポートしはじめて、世間を巻き込んだ騒動に発展して…。

ちょっと荒唐無稽感はあるけど、キャラクターがよくできてて、疾走感あって、頭に映像浮かぶようなアクションで、がーっと一気に読んでしまった。エンタメ小説として、申し分なかったです。

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2013年11月25日

Posted by ブクログ

少し軽くて物足りない気もしたけど、スカッとできる一冊。
汚職刑事や市議会議員がもっと追い詰められる様を読みたかった。
映画だと、さらにスピード感が出て面白そうだと思いました。

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2013年08月31日

Posted by ブクログ

必然性はまったくなし、偶然に偶然をつみかさね都合よくはなしが進む、小説なのだけら当然と言えなくもない。ただ、それをやり過ぎると白けてしまう、勢いがあるように見せているだけで、エロもグロ(鉄バットで頭を割る話しはありるが、中途半端)もなにもない、唯一、マシンガンをぶっ放すところに勢いを感じてくださいってとこ?車が空を飛ぶに至るつなぎが乏しすぎる。

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2018年02月11日

Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)
みんな死んでるはずだった!練炭集団自殺を実行寸前の男女五人組。突然でくわした、ヤクザに追われる少女を助けるが、誘拐を疑われ警察に指名手配されてしまう。追っ手のヤクザから無数の弾丸の雨あられ、パトカーからは包囲されても、奴らはとことん走り続ける。痛快無比なジェットコースターノベル。

まさにジェットコースターって感じで、映画化狙ったんじゃないの?というくらいこれでもかこれでもかと出てくるド派手なシーン。銃乱射、カーチェイス、人間模様、人生再生。飽きることなく読ませていただきました。
現実感に乏しいという向きはあるかもしれませんが、このような本にそれを求めるのは野暮というものでありましょう。

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2017年03月28日

Posted by ブクログ

自殺サイトで集まった男女五人組。練炭集団自殺の実行寸前に、ヤクザに追われる少女を助けたことから、破れかぶれの疾走劇が始まるジェットコースターノベル。
キャラクター設定が凄い。アルコール依存症、鬱病、引きこもり、借金、不治の病と負の要素たっぷりの面々が、少女を救うことという一つの目的だけのために、生きることへの執着心を取り戻していく。汚職刑事やヤクザたちも含めてステレオタイプなのが気になるが、ハリウッドアクション映画並みのスッキリ感を得ることができる。

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2016年02月09日

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ネタバレ

自殺サイトで知り合った男女が練炭自殺をしようとした山中で、女の子を助けたことで、悪徳警察・やくざに追われることになる・・・。的なお話。結局はある刑事が一番の悪。等流れ。
途中から、FMラジオのDJが事件を追っかける展開になるのがちょっと??だけど、軽い読み物としてはまぁまぁ。

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2014年11月11日

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わかりやすいエンターテイメント小説です。
軽いテンポで現実には起こりえないド派手なアクションが連続する。
ついつい読んでしまいます。
自殺志願者が巻き込まれる大事件という設定も面白かった。
なんも考えないで読めるのでスッキリします。

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2014年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ジェットコースタームービーならぬ、ジェットコースターノベルで思い出すのは高野和明「グレイヴディッガー」。個人的にかなりお気に入りのあの作品と、同じくらいのテンポの良さはあるように思います。

ガンマニアのヤクザ加藤が非現実的なほど銃を乱射したり、自殺しようとしていた5人組が急にポジティブになっちゃうところとか、最初違和感を覚えるところもありました。けれどそれらは徐々に和らいで「こういう世界観」ということで最終的には受け入れられました。

ただFMパイレーツのDJ高嶋葵が5人組に肩入れして「バンディッツ」などと名付けちゃうところや、後半彼らを応援しようとプラカードを掲げたギャラリーが出てくるところは、軽薄すぎるように感じました。ホントに個人的な印象なのですが、正直(特にバンディッツなんて名前つけるところは)ダサいとすら感じてしまいます。

それを除けば比較的楽しめた小説でしたが、できることなら一度本作を読んだ記憶を無くして、5人組の視点のみで描いた本作を読んでみたいかなぁ。ヤクザたちや刑事の甲本の視点を除いて読めば、より「なんでカオルこと杉本真実子が追われていたのか」「警察を信じるべきか」をスリリングに感じながら読むことが出来たんじゃないかと。

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2014年09月07日

Posted by ブクログ

映画化を最初から想定してるでしょ!っていう際だったキャラ。楽しめます(^^)登場人物それぞれ、どの役者さんが会うかな〜?ということを想定しながら楽しめれば、,(*^^)v

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2014年03月27日

Posted by ブクログ

登場人物が多く挫折しそうになったものの、うまい具合に登場人物が繋がっていって面白かったです。☆3/5

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2014年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

集団自殺を決行するために山へ向かった見ず知らずの5人。ところが、なぜかヤクザに追われる少女が助けを求めてきて、助けてしまった。仕方なく山を降りて今後の相談をする5人の前に警察官が現れ、任意同行を求められた5人は・・・。ヤクザと警察に追われて逃げる5人の逃走劇。ありえない!だからこそ笑えて楽しくて面白い。暴力描写が若干きつく、彼らの更生する物語として意外性はないし、つっこみ所も沢山あるけれど、この感じが好き。

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2013年03月10日

Posted by ブクログ

タイトル通りのノンストップ・ストーリー。自殺志願者の5人だけでなく、途中で出てくる脇キャラも個性的で面白い。ちょっと昔の東映みたいなカーアクションもあったりで、そういった懐かしい雰囲気も感じられる。
リアリティはこの際置いておいて、ひたすらエンタメ小説として楽しむべし。著者の山岳ハードボイルドもいいけれど、こういう肩肘張らず、軽い気持ちで読める本もいいと思う。

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2012年12月17日

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