感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読めば読むほど自分の顔が真っ青になっていくのが、手に取るように分かる本。
如何に自分が、『失敗』に対して無頓着で、というより、無関心で幼稚な捉え方をしていたのか、というのがよく分かりました。
だから、いつまで経っても同じ間違いを繰り返して、反省もせず次回にも活かすことをせず、また繰り返してしまうんだよな……
正直僕は何も取得も無いし、これといった特技も無いので、「失敗」というものに必要以上に敏感です。
だって失敗したら誰も相手にしなくなるかもしれないから。
それが逆に、無駄な動きとなって、ずれた解釈をし結果的にずれた行動をとってしまうこともままならず。
メンタル的な部分もありますが、結局「失敗をしないよう努力する」というのが抜け落ちていたんでしょう。
この本は、僕にとって戒めの一つです。お守り代わりにいいかもしれません。
Posted by ブクログ
著者の畑村先生は事故原因究明のスペシャリスト。失敗学の創始者?としても有名。定年前は東大の教授だったから、もし私が東大に入っていたらこの人の授業を受けられたかもしれないと考えると、返す返すも残念。余談はここまでにして、ここからは本題。失敗を単に失敗と捕らえると進歩がありません。これを改善、進歩の機会と捕らえて未来の行動をどう変えるか。それが重要なのです。最近、リコールや告知騒ぎが頻発していますが、製造業各社にはこの失敗を次へのステップと生かしほしいものです。非製造業の人にも、新しい知見が得られると思いますので、ぜひ一読を。
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失敗の多い人生を振り返り、読みやすそうな本から手にとって見た次第。失敗とは何か、どう活かすかについての学問のエッセンスを紹介するような本。恐らく学問的なものを、卑近な例をとって説明しているため、分かりやすいが浅くも、散在的にも感じてしまう。でも実は深々と書いてあったりもする、スルメのような本。
Posted by ブクログ
【失敗】失敗学のすすめのライト版といったところか。著者がこれまでに書いてきた失敗学関連の本のエッセンスを簡単に集約させたものが本書である。法則といっているからには、簡潔にまとめなくてはいけないということもあるのかもしれないが、この本を読む前に失敗学の本を何冊か読んでしまうと目新しさは特にないかもしれない。失敗学とはどんな学問なのかをざっくりと把握したいのであれば、この本を読んでみて、はまったら失敗学のすすめを読むのが良いかもしれない。
Posted by ブクログ
ビジネスよりの本かなぁと思って読んでみたら、ちょっと工学色が強かったな。
もうちょっとビジネスよりの話が聴きたかった。
ただ、「要因」→「からくり」→「結果」の仕組みは勉強になった。