【感想・ネタバレ】写文集 猫と花のレビュー

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Posted by ブクログ

一日遅れの「猫の日」記念、ということで。猫の写真といえば、ともあれこの人を挙げたい(『猫・陽のあたる場所』なども)。30年以上前のものも含めて全編モノクロの、町の猫たち、この文庫オリジナル編纂。背景となる風景もまた、時代的にもとても懐かしい。さて、カヴァーに「モノクロームの懐かしい情景のなかで、いつか、どこかで出会った気になる物言わぬ隣人=癒しのネコたちをポケットに!」とあるけれど、これだけが、ちと気に入らない。物言わぬなどとんでもない、どの写真の猫たちも、みな雄弁にいろんなことを語っている(「黙して語らぬ」の態度も含めて)のに。それに、こういう写真はひたすら眺めていたいけれど、そこに「癒し」を求めているわけでは断じてない、のに。

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2011年07月19日

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