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Posted by ブクログ
10年も前の本。和食を中心にした粗食を説く。
いまとなってはそれほど新奇な主張があるわけではない(少なくとも私には)が、著者の言葉の選び方が巧みなため、非常に刺激を受けた。そして勇気をもらった。やるぞ! という気持ちになった。
食べ物は身体の栄養だが、本は心の栄養だ。好著。オススメ。
Posted by ブクログ
今の40代から下の世代と、それより上の世代とでは、同じ日本人でも食べているものが全く違うという事実に気がついていない人が多い。
戦後大きく変化した食生活は、高度経済成長と歩調をあわせるように進み、その変化はちょうど私たち40代が小学生になった頃本格化した。
これまで普通に食べられていた米が食べられなくなり、小麦粉製品が主食の座に座るようになる。
当然副食も変わり、魚介類や海草・豆腐の代わりに肉・乳製品・油脂・砂糖をたくさん食べるようになった。
大量生産による食品の劣化・添加物の投与等取り巻く環境も乱れてしまった。
人の体は食べたもので出来ているから、食事の内容で体も変わってくる。
20代・30代は何を食べても若さで乗り切れたが、40歳にもなるとそれまでのツケが回ってくる。
今40代の体に「食の人体実験」の結果が出始めているのだ。
この実験で体の弱った40代が、健康を取り戻すには食生活の再構築しかない。
「からだにいいものを食べる」という摂取過剰な不完全燃焼型食生活から、「からだに悪いものは食べない」という意識の転換をする。
幼いころまだ食の欧米化に染まらない時の記憶が残る40代であれば可能なはず。
「粗食のすすめ」の著者は、枝葉末節の情報の飛び交う中、トータルに食を考える事を強く勧める。
Posted by ブクログ
今回、本書と「成功する人は缶コーヒーを飲まない」という本を続けて読んだ。缶コーヒーが有害としている点は同じだが、ごはんの扱いが真逆。自分は「成功する人は〜」に共感した。皆さんも続けて読むことをオススメします。