感情タグBEST3
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珠玉の格言集。アランの英知の結晶が、綺羅星のごとき輝きをもつ。こういう場合、私の稚拙な解説よりも抜粋のほうが、本書を説明できると思うので、そうする。「想像力はなにもつくりだすことができない。なにかをつくりだすのは、行動である」「本物の音楽家とは音楽を楽しむためのことであり、本物の政治家とは政治を楽しむ人のことである。そして、楽しむのは能力のある証拠だ」「ミケランジェロのような人間をわたしがすばらしいと思うのは、あれだけの天賦の才能がありながら、安楽な人生をわざわざ困難なものにする、その強烈な意思である」「行動のない楽しみよりはいっそのこと、行動のある困難のほうを選ぶ」「優柔不断はあらゆる不道徳の中でも最悪のものである」 すべての人類に読んでほしい。
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この本を読んだ感じでは、「感情」というものを一つのキーとして捉えているように感じた。幸せになろうと思ったら、まず、自分自身で幸せだと思うが大事だということを感じました。
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幸福とは何か。そして、どのように過ごすか。たくさんの幸せにつながるヒントが書かれていました。アランの書いた全文ではなく、抽出形式なので読みやすいです。
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装丁の美しさにつられて購入。
(思わず目をひく純白な本!)
>老人とは年をとって苦しんでいる若者ではないし
人が死ぬ、という事は
生きている人が死の世界に入る事でもない。
だからこそ死について悲嘆に暮れる事が出来るのは
生きている人だけであり
不幸の加減を云々出来るのは幸せな人だけである。
む、むむむ…?
どこかマジックの様な言葉だなぁ。
最後の「不幸」いつの間に消えた?
アラン、まさか袖の中に突っ込んだんじゃ?(笑
でも、
幸福を論じるのなら
これぐらいの楽しさはあってもいいかも知れませんね♪
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「世の中でもっとも美しい本のひとつである」
そう帯に書いてありましたが、決して誇張表現では
ないと感じています。
幸福とは何なのか、が大きなテーマですが、
幸福でいるためにはどうあればいいのか、
どう振る舞えばいいのか、何を持って幸福というのか、
ひとつひとつの文章がとても素敵でスっと身体に入っていきます。
短い単元が多数掲載されていますので
気になる所を読んでいけば良いので、気を楽にして読書ができます。
一度読んだらおしまい、でなく、何度も何度も読み返すことで
自分の身になっていく、一生ものの本であると感じました。
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人生、自分自身、人とのかかわり、仕事、そして、幸福。
フランスの哲学者アランの名言を抜き出し再構成した、究極の人生指南書。
名言がありすぎて、憶えていない…。
けれど一貫するのは、結局生きているのは「今」であり、
世界を変えるのは「自分」であるという事。
今度は、完全訳版に挑戦しよう。
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フランスの哲学者アランの幸福論。
原典である「幸福論」から200のトピックを抽出し、カテゴリーに分けてあります。
人は様々な不安を抱えます。アランはそれを「病気の一種」だと思い、あまり拡大解釈しないように言います。
そして、今なすべき「行動」へと移す。あえて困難を選び、努力して成し遂げ、獲得していくという人生を歩め、というのが彼の考えです。
哲学者アランの理性に満ちた言葉が、私達の悩みに寸鉄のように突き刺さり、はっとさせられるとともに、読んだあととてもさわやかな感覚に包まれる一冊だと思います。
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まだ全部読んでないけど
自分駄目だな…とか、何か頑張ってみるか!
って思った時に気になった箇所を読んでる。
新装版のハードカバーがシンプルで綺麗だったのも良し。
説教めいた教訓のほとんどが現実的で
本気で凹んでる時に見たら「そう言われたらどうしようもない」
「それが出来れば苦労しない」と言ってしまいそうな程
行動的かつ前向きな正論集
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仕事が忙しく、被害妄想的なマイナス思考スパイラルを切り抜ける為に、読んでみました。
この「アランの幸福論」を読み進めるだけで、心が落ち着きます。
心の持ちようによってではなく、
行動によって心をコントロールし、心を作っていく。
そして周囲に影響されることなく、しっかりと自分の道を歩んでいく。
これから何度も読み返して、バイブルになるであろう素晴らしい本です。
現状に悩んでいる方、お勧めです。
■不安とは無意味な動揺である
■感情ではなく、態度をコントロールする
■体を動かして気持ちを変える
■幸福を演じる
■喜びは健康につながる
■自分の幸せのために努力する
■さまざまな可能性を考えて決断する
■自分の人生に専念する
■欲しいものは自ら取りにいく
■本当の解決策とは、どうしたらいいかが分かっていること
■行動のない楽しみよりも、行動のある困難を選ぶ
■最大の敵は自分自身である
■家族とは意志の力でつくり、守るもの
■人とのつながりは奇跡の場である
■相手は自分を映し出す鏡である
■仕事は、自分に権限がある限り楽しめる
■役に立つ仕事はそれ自体喜びである
■行動することで幸せを得る
■幸せを願う気持ちがあれば、すぐに幸せになれる
■天気の悪い時こそ晴れやかな顔をする
■幸せこそ最高の贈り物である
■意志をもって幸せになる
■幸せになると誓う
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アランはペンネーム
世界の三台幸福論、アラン、ヒルティ、ラッセル
不安は飲み込まず吐き出す。
病気の真似事ではなく健康の真似事をする=想像力の力
感情ではなく態度をコントロールする。感情を追い払うことはできないが、態度は変えられる。
自分を役者と捉える。うれしいときも悲しいときも。
その場にふさわしい行動をする。態度と行動は自分で変えられる。
済んだことは後悔しない。「後悔は罪である」スピノザ
寒さに負けない方法は、寒さを喜ぶこと。喜びをもって生きる。
過去をあてにしない。もっと~しておけば、は怠け者の言い訳。今すればいいのだから。
人は運命の袋を背負って生きている。袋の中には、それについて回る運命が入っている。
進んで行動する=困難を進んで受けて立つと幸福になる。
微笑む。どんな状態も喜んで見せる。
礼儀正しさを学ぶ。礼儀とは習慣。学んで身に着けること。
希望を抱く前に、始める。始めなければ希望も起きない。
駆け足で物事を見ない。みんな同じ景色に見えてしまう。
不幸になることは簡単、幸せになることは難しい。だから努力する。
幸せの一つの秘訣は、不機嫌を気に留めないこと。
まずこちらがほほ笑む。
幸せになると決意する。すぐに幸せになれる。
自分の不幸を話さない。
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シンプルな言葉でスッと心に入ってくる。
当たり前のようなことが書かれてはいるが、本当に大切なことばかり。
実践してみようと思える心のあり方がたくさんあった。
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こういう類の本は読めないと思っていたけれど、割と素直にするすると読める。
前半はあまり納得できなかったが(と言いつつ結構付箋は貼っていたけれど)、徐々に上手く自分に当てはめることができるようになっていく。
全体を通して思ったことは「動け」かな。
Don’t think, don’t feel, just do it.
納得。
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①本当の原因が分からない限り、感情をコントロールすることはできない
②想像力による影響は決まってまず身体の中に現れる。
③行動をベースに考える。
④人が幸せを感じるのは決定するときと考えだすときだけである。
⑤本気で手に入れたいと思う
⑥仕事はあらゆるものの中で最高のものであり、最悪のものである。自分から進んで自由に働くのであれば最高、逆に、そこに自主性がなければ最悪である。
⑦同じことを絶対に考え直さない
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仕事は、あらゆるものの中で最高のものであり、最悪のものである。
自分から進んで自由に働くのであれば、最高、逆にそこに主体性がなければ、最悪である。
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ディスカバー社のニーチェに続くシリーズ。幸福についての200項目。
①笑顔でいる。②不安は無意味な動揺③幸福を演じる④自ら実行する⑤練習を重ねて身につける。⑥人生をとことん楽しむ⑦人を楽しませる⑧自分が幸せであることが最大の貢献⑨目の前の現実に集中する⑩自分の不幸を話さない。など当たり前だけど大切なことが書いてあり忘れないように心の原っぱに育てていけば幸せになる確率が高まりそうだ。
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自ら実行する…ただ評価するだけでなく、自ら求めて行き、自分のものにしてしまう。例えば、絵画を鑑賞するだけでなく、収集してみたり、描いてみたりする。
自分が幸せであることが、自分を愛してくれる人のためにできる一番のコト。
自分の不幸はいっさい話さないこと。
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『アランの幸福論』は、幸福についての哲学的な論考であり、幸福の真の意味を探求する内容となっています。著者のアランは、幸福は人間が自分自身を越え、他者との関係を築くことで得られるものだと考えます。また、幸福は個人的な快楽や物質的な豊かさとは異なるとし、精神的な豊かさや社会的な関係性が重要だと主張しています。私たちが幸福を感じるためには、自分自身と他者との関係を大切にし、自己実現や社会貢献などの目的を持って生きることが必要だと思います。本書は、人生の価値や目的について考えるきっかけを与えてくれる良書だと感じました。
行動のない楽しみよりもいっそのこと行動のある困難を選ぶことについて考えてみた。
行動のない楽しみというのは、例えばゲームやテレビを見ることなど、手軽に楽しめるものを指すかもしれません。しかし、それらは一時的な快楽に過ぎず、長期的な満足感は得られません。一方、行動のある困難を選ぶことで、自分自身を成長させることができ、達成感や充実感を得られます。また、困難を克服することで自信や自己肯定感が高まり、将来的な成功にもつながるかもしれません。ですから、時には自分が苦手とすることや不安を感じることにチャレンジすることが、自己成長のためには必要かもしれません。
優柔不断はあらゆる不道徳のなかで最悪のものであるについて考えてみた。
優柔不断とは、決断力が欠如し、物事を決められない状態を指します。これは、周りの人々や状況に影響されやすく、自分自身の判断力や自己決定力が低下していることを示します。優柔不断に陥ることで、大切な機会を逃したり、自分自身や周りの人々を不幸にしてしまうこともあります。また、優柔不断は、自分自身や周りの人々に対する責任を回避するために行われることもあり、道徳的にも問題があります。決断をしないことで、自分自身や周りの人々を危険にさらし、不利益を与えてしまうこともあるため、優柔不断はあらゆる不道徳の中でも最悪のものと言えるかもしれません。
「自分自身の内面の変化を通じて、幸福を見つけ出すことができる」何事も考え方次第。
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1.不安と感情について(悲しまないで幸福を感じよう、考えないで身体動かせ)
2.自分自身について(ストレスを求めよ)
3.人生について(現在に価値がある)
4.行動について(すべての行動は正しい、まず決断せよ)
5.人との関わりについて(礼儀正しく)
6.仕事について(楽しむ)
7.幸せについて(幸せを望み、そのように振る舞う)
「幸福であることは他人に対する義務である」
「望んでいることはすべて、人を待っている山と同じ。
自らよじ登っていかなければならないのだ」
「運命は不変ではない。指をパチンと鳴らした瞬間にも、 新しい世界が生まれているのだ」
「嘆きも悲しみも、鳥と同じ。ひょいと留まっては、飛びさっていく」
「まず自分がほほえまなくて、誰がほほえむのか」etc…
・困難こそ喜びをもたらす
・仕事は、自分から進んで働くのであれば最高。
逆に自主性がなければ最悪。
・駆け足でものごとを見ない
・悲観主義は感情からくるもの、楽観主義は意志からくるもの
「幸福論」と名のつく本は、世の中に多く存在しています。なかでも世界中で翻訳され古典的に読み継がれているのが、ヒルティ、ラッセル、そしてアランによるもので、
これらはよく、世界の三大幸福論と言われています。
とりわけアランによる『幸福論』は、「哲学を文学に、文学を哲学に」変えようとする独特の文体によって日本でも昔からファンが多く、学生からビジネスマン、経営者まで幅広く親しまれてきました。
本書は、93編のプロポからなる原典(英語版)から、とくに印象的で、わたしたちの心に響く200の名言を訳出し、
「不安と感情について」「自分自身について」「人生について」「行動について」「人とのかかわりについて」「仕事について」「幸せについて」の7章に分けて再構成したものです。
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私自身を含めて、みな劣等感や、悲哀に近い、ぐるぐる迷妄に近き悩みを背負いすぎている。このアランの言葉は、そんな現代人にやさしく、だがぶっきらぼうに大事なことを語り掛ける。行動する前に恐れるな。自らを見つめすぎるな、感情の糸がほどけなくなるぞ。これらの言葉に包み込まれ、そうだな、と素直に感じた。自らの表層を、失敗を、見つめ過ぎてはならない。そんなことをしている前にやることが君にはあるだろう。こう言われた気がした。。
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かみしめながら読んだ。
アランがとても好きになった。
この本は、英語からの翻訳で、かつ抜粋であって全文ではありません。
今度はフランス語からの訳で全文のを読みたい。