【感想・ネタバレ】世界経済「大動乱」を生きのびよ 預金蒸発を防ぐマネー術のレビュー

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Posted by ブクログ

モルガン銀行でNo1トレーダーであった著者いわく、日本の財政はもはや如何こう出来るレベルではなく、唯一の解決手段は大きな円安とインフレーションによっての債務削減と輸出企業を中心とした劇的な景気回復によるのみである。そしてそのときに対する手段として、米ドルを中心とした外貨の分散保有を強く推奨している。個人的には現在の金融資産に対する外貨比率を50%まで上げたいと考えているが、米ドルへの懸念も根強くあり、(ユーロは冒険が過ぎるだろう)豪ドルや人民元、その他新興国通貨も含めて考えている。

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2015年01月27日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれ「衝動読み」した一冊。

サブで「預金蒸発を防ぐマネー術」とあるが、自身はすでに預金は枯渇し、運用するべき資産があるはずもない状態の身。

しかし、

「十分に有り得る未来」に対して、
それがどのように到来し、
どのように振舞うべきか、
あるいは、どのように準備するべきか、

が、具体的、詳細に書かれている本書。
現実的過ぎて、つい一気に読まされてしまった。

まずやるべきは、住宅ローンの固定金利商品への借り換え
ドル建て外貨投資(MMF)の検討、英語への真剣な取り組み。。

ん?踊らされてる^^?

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2012年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

国の借金トレンド、復興のための財政支出→財政破綻、増税→円安、インフレ→競争力回復のチャンス という今後の見通しを示す。中味は説得力のあるもの。この中で、米国は現状で競争力を有すとして、ドル資産の保有によるリスク分散を推奨している。さて、企業人としてどういうジャッジをしていくべきか?個人としてどう行動すべきか?ドル資産に換金する手持ち資金がないので考えても仕方ないが・・・

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2012年02月25日

Posted by ブクログ

久しぶりに藤巻氏の著書を読んだ。以前はよく手にしていたが、副島隆彦氏がいつもこき下ろしていたのでいつの間にか遠のいてしまった。相変わらずわかりやすい。 書かれているのは緩やかな円安がこの国の回復にはいいということ。近々投資家が日本国債を買わなくなり大暴落し、金利は大幅上昇。900兆以上も抱えた借金をガチャガチャポンにするため、政府はハイパーインフレを起こすことになる。円は大暴落し、円安となるが、これを機会に多くの日本企業は競争力を取り戻す。 そこから日本の復活が始まる。個人は、円安に備えて外貨預金ににげ、金利上昇に備えてローンは変動から固定に変えておく。何度も何度も同じことが繰り返しかかれているので頭にたたきこまれた。ところで副島隆彦氏はなぜ彼をこき下ろしているのか? いつも60円まで為替は上昇するといっていたが、そこが円安推進論者の著者とあわないのか?

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2012年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このあたりで業務上の必要もあり立て続けに日本経済情勢の本を読み漁る。いくつか読んで整理できたが、この本は日本経済ヤバい派だ。
著者は藤巻健史。弟さんのほうだよね。一橋⇒三井信託⇒MBA⇒モルガンで独立。
感想。わかりやすい説明。これからレビューを書いていくが、他社が説明しきれない国債暴落の部分を「バブル」と説明するところ、なぜだかこの説明が一番しっくりきたな。ただそれを読んでも私は日本経済大丈夫派だな。
日本厳しいぞの話は他のものとそんなに変わりない。連載がのっている雑誌の記事を使って振り返るスタイル等で読みやすく感じる。
<備忘録>
・現在の日本国債の人気はバブルだという主張。銀行の余剰資金が云々という話は置いといて、実際のディーラーたちがここまで買いに走り、価格が高騰(利回り低下)となっているのはバブルであって、いつかは価格は下落する。土地の値段が下がらないと思っていたあの時と同じでは?ホントに国債は売られないの?と述べている。
・どっちみち日本破たんは避けられず、借金返済のためにお金を刷って、インフレになって、金は返せるけども、インフレのせいでこれまで蓄えた資産の価値が大きく目減りし、その点から国民は結局負担を強いられるがしょうがないみたいな論調。

そんなとこ。

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2012年01月24日

Posted by ブクログ

初のフジマキ本読む。フジマキ氏は近いうちに、国債の調達が未達に終わり、日銀の国債引き受け、からのハイパーインフレーションが起きる、と言っている。

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2012年03月02日

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