【感想・ネタバレ】子どもたちは夜と遊ぶ(下)のレビュー

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ネタバレ

上巻の意味わかんなさを下巻の初っ端から回収していく感じ、勿体ぶってなくて最高にいい

浅葱ぃぃぃ…
二重人格かなと思ってたけど浅葱と浅葱と藍がいたなんて…
あの時浅葱が死んでて、藍が浅葱として生きてる説を推してた

恭司は報われないねえ
内々には良い奴すぎるんだな

秋先生鋭い
結局真紀ちゃんの元彼に何て言ったのか教えてよ〜

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2024年06月05日

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ネタバレ

読むのが辛いけど続きが読みたくて仕方ない、途中からは、iの正体はやはり…
読むのに精神削られまくりでした。
私は読んでも内容を忘れたり朧げになったりする事もあるけれど、間違いなく忘れられない一冊です。

辻村さんの作品は読む順番が大切との事で、次は「ぼくのメジャースプーン」です。
あらすじを読むと「凍りのくじら」に登場したふみちゃんの物語かな?

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2024年05月13日

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ネタバレ

読後は、モヤモヤ感とめちゃくちゃ考えている自分がいて、新しい人間の性の扉を開いているような感覚です。

始まりは海外留学をかけた論文コンクール。狐塚と浅葱、選ばれるのは2人のうちどちらかと思われたが、幻の学生『i』の登場で事態は大きく変化してゆく。兄に会うために始まった残酷で悲しい殺人ゲーム。なのですが、話が複雑でしかも上巻下巻があるので、上巻を急いで読んでしまい、ここ絶対に真剣に読まなくてもいいや〜と思っていたところが伏線回収だったりして、最終的には下巻と照らし合わせながら答え合わせしながら何度も読みました。

文章では書くことが難しいほど、複雑で考えさせられます。

悲劇は悲劇だけでは終わらない。必ずそこには救いもあるんだということを感じられた本でした。

それを感じられた時、心がジワーッとしましたし、人によっての幸せって当たり前ですが人それぞれだということを感じました。 

時系列がバラバラに描かれているし、えーどういうことと納得できない部分もあったのですが、読んでよかったです。

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2024年05月06日

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とても夢中になれた作品で、面白かったです。

恭司というキャラクターが個人的に好きです。
もう少し恭司の事を書いてほしかったなぁという気持ちが少しあります。

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2024年03月24日

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辻村深月のホラーミステリーの傑作。主人公の浅葱がかっこよすぎる。とにかく読みやすくて続きが気になって仕方ない。驚きと恐怖の連続。ラストは最高ではないかもしれないが、全体的に言えば、圧倒的。

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2024年03月13日

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 上下巻の感想

 この作品も心に深く響いた。長編だけど一気読みしてしまった。それだけのめり込めた。辻村深月の作品をもっと読みたくなってしまうのは私だけではないはずだと思いたい。

 物語は泣きたいくらい悲しく切ないものだった。だけど、素敵なメッセージの数々に救われた。

 「人間てのは、大好きな人が最低一人は絶対に必要で、それを巻き込んでいないと駄目なんだ。そうでないと、歯止めがかからない」このフレーズが本当に素敵だと思った。

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2024年02月13日

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やばい。この中の登場人物の浅葱が好きすぎる!完全に好みの作品でした。気づいたら感情移入していて気づいたら物語が終わってしまっていた。辻村深月さんの作品は他の本に違う話の登場人物が紛れ込んでいるということがあるらしいので他の本に浅葱が出ていたらいいなと思います!

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2024年02月10日

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ネタバレ

藍と再会を信じで罪を重ねる浅葱、弟に厳しいゲームを課し続け、なかなか姿を見せない藍、幼いころに受けた心の傷がこんな人格を作り上げてしまったのか。最後の最後にこの双子の秘密が明らかになるが、デビュー2作目でこの複雑な関係を織り交ぜた小説を書き上げる辻村さんは本当にすごいと思う。

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2024年01月08日

匿名

ネタバレ

木村浅葱に惚れた

木村浅葱のあの闇深さ、儚さは最高です。辻村作品の大ファンである私ですが今まで読んだ辻村作品の中のキャラクターでダントツで好きです。辻村作品は細かいところまで描写してあるので読み終えた後にもう一度読むと多くの伏線を発見できます。また他の作品を読むとキャラクターが出てきたりして繋がっているところもファンとしては嬉しいです。私としては木村浅葱を一行でもいいので他の作品に登場させて欲しいです。一言でもいいです。

#感動する #切ない #ドキドキハラハラ

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2024年01月07日

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ネタバレ

年末に素晴らしい作品に出会ってしまった。今年読んだ作品でトップクラスにすごい作品、、。
大切な人がそばにいることは当たり前じゃない。大切な人と過ごせる時間は心から大切にしていきたい。そう思わせてくれる作品。

タイトルと表紙から、子どもたちの話なのね〜くらいに思って読み始めたらとんでもない。グロいのが苦手な私はオープニングでヒッッッてなったけど、がんばって読んでよかった。
『i』と『θ』による連続殺人ゲームを中心に描かれるミステリーであり、恋愛小説であり、色んな要素を含んだ作品。
何より辻村さんに何度も何度も騙される。
どうしてここまで浅葱にひどいことさせるの。どうして月子を苦しませるの。どうして清香さん、紫乃は殺されちゃうの。どうして浅葱と藍はこんなにも辛い過去をもってるの、、、
そんな、どうしてだらけのやるせない作品。

下巻の後半は怒涛の展開で、孝太と月子が兄妹?!と追いつかない頭。長い間恋人だと思ってたから、なかなか頭が受け入れてくれない。そういえば月子の名字って出てこなかったや、、くそ〜やられた!とみんなか言うはず。月子は合コンに行くし、孝太は月子に素っ気ないし、ちょっと変わったカップルだなぁくらいにしか思ってなかった笑

秋山先生が出てきたってことはまたメジャースプーンを読まなきゃいけないなぁ。あれも重いのよね笑

紫乃はほんとに好きになれないけど、紫乃と離れない月子の気持ちもわかる気がする。でも、紫乃が台風の中わざわざ浅葱に会いに行った理由がひどい。紫乃と月子の関係性は歪んだ友情だ。

それから月子と浅葱。エピローグがなかったら読者の心が救われない。終始この2人はパズルのピースがはまらない。やっとはまりそうな場面で土台から崩れてしまう。パズルの存在すら消えてしまう。それでも浅葱にとって月子は生きる希望だし、一生月子を見守り続けるんだろうな。たとえ月子の記憶が戻らなかったとしても、それこそが月子から浅葱への愛の証だ。なんて切ない、、、

メンタルをえぐられるので、情緒が安定していて時間のあるときに読みましょう。何度も読み返したい。伏線が多すぎる。
涙もろい人は絶対に外で読まないほうがいい。電車で恥ずかしい思いをしたくなけれは家で読むことをオススメします。

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2023年12月19日

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ネタバレ

そこに叙述トリックがあるんかい!となった狐塚と月子の関係。びっくりした。
やっぱり清花先輩が殺されたのはショックだったな。。かわいそすぎる。
月子の親友?は死んでもまあいいやと思えたな。
あと上原愛子の存在はギリギリアンフェアな気もするけど月子生存ルートのためなので良し!やむなし。

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2023年10月21日

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ネタバレ

この作品は、辻村深月作品の中で一番切なくやるせない、けれど確かにあたたかい物語だと思っている。
浅葱が『i』を求めて殺人を犯したことも、月子と狐塚が恋人だと勘違いし続けていたことも、浅葱と月子は互いに想い合っていたのに致命的にすれ違ってしまっていたことも、月子の記憶が失われてしまったことも、すべてがもどかしく、悲しい。
どこかで何かが違っていたら、こんな結末にはならなかっただろうに、と思えてしまう。けれど、そうやってどれだけ落ち込んだところで、結末は変わらないのだ。
最後の「月子と恭司」の章が大好き。すごいな、恭司。お前、本当、でたらめにすごい。この物語のエピローグは、切ないけれど、同時に希望もある終幕だった。浅葱は月子の手に触れることができた。ひとときではあったけれど、月子のあたたかい手は、浅葱をたしかに掴んだ。その描写があったから、私はこの作品にあたたかさを感じることができるのだろうと思う。

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2023年09月25日

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浅葱の送った”なりたいものになるためには、きちんと生きていかなければならない”からの、”君が愛したそいつは、決して不幸じゃなかった”とか“人間には誰でも、大好きで泣かせたくない存在が必要なんだって。君が生きているというそれだけで、人生を投げずに、生きることに手を抜かずに済む人間が、この世の中のどこかにいるんだよ。不幸にならないで”とかね、

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2023年08月21日

匿名

購入済み

悲しい話し、やるせない気持ちになりました。
後半、あれ?あれ?となりましま。
それまで少し嫌なタイプかも。と、思ってたのに
見方が変わると全然違ういい子に見えるから魔法にかけらるたみたいな感じです。
上巻から読み返してしまいました。

#泣ける

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2023年08月16日

購入済み

呆然…

最後のどんでん返し、登場人物一人一人の想いの尊さに圧倒されました。さすが辻村深月、この一言につきます。

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2017年05月12日

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are u kill me?
この作品を書いて、どこかの誰かが読んでるの想像するだけでニヤニヤがとまらんやろなぁ
長い 長い不穏続きの上巻…諦めた、どーーー転んでもバッドエンド見えてた、普通の作家さんだったら読むのやめてた
下巻 マラソン最後尾からぶっちぎってくるストーリー感、読者に伝えたいメッセージは伝家の宝刀、ラストのエピローグ章題で察するっと はいまた虜よ
それでも大好きな先輩仲間たちが亡くなっていくのは辛いものがあった、見捨てない仲間意識が清々しくかっこよかった
1つもしかしたら読みそびれたかもしれんが秋山先生のあの時の囁いたであろうセリフは何だったのか気になった

好きなフレーズ引用
自分にないものは他人が持ってるからこそよく見えるの。自分がそれを持った途端、みるみる価値が失せていく。そういうもの
人間にはやっぱり平等な経験の記憶が必要だよ。それがどんな性質の記憶であっても抑圧すべきじゃないんだ

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2024年06月03日

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辻村さんにしてやられたなぁという感じ。
下巻で次々に明かされる各トリックは思いついていた部分もあったけれど、その全容までは分からず、早く繋ぎ合わせて欲しいという気持ちでページを捲っていた。

他者から見た人物描写、本人の心情描写が本当に丁寧で魅力的で、辻村さんのえがくような人たちがわたしの周りにもいてくれたらいいのに、私もこんな風な魅力的な人だったらいいのにと思ってしまう。

それから、ラストの終わり方が想定よりも前向きだった。もっと救いのない感じで終わるかと思ったけど、登場人物それぞれを好きになってしまったから、みんなが幸せになってほしいと思う。
辻村さんの作品では真面目な佳い人があんまり報われない(物語なのでもちろん癖のある人物のほうが魅力だと思うけど)というか、その後を描かれない傾向がある気がする。

星5にしなかったのは、もう少し「これはこの人っぽいけど、実際誰の視点なんだ?」というような、伏線になるエピソードが入っていると、最後の回収がより色鮮やかに、ご都合主義っぽくならずに捉えられたと思うから。でもとても好きな本。

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2024年05月31日

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ミステリーはとても苦手なので 今回も例に漏れずほぇーって言ってたら読み終わってしまっていました ちゃんとびっくりはしたので許して欲しい 誰かに
しかし石塚恭司がどうしても好きですね こういう男に弱すぎる

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2024年04月02日

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ネタバレ

途中あれ?と思う様な描写や謎だったりが、後半に向かって回収されてゆく展開は圧巻。殺人ゲームという猟奇的な題材と一転二転するストーリーが、ミステリとして終盤までハラハラして楽しめた。
ただ、多重人格オチだけは個人的好みじゃないので星−1。

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2024年03月30日

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孤塚も月子も浅葱も登場する全ての人を大切にしたくなる、そんな本でした。それぞれ性格は全く違くて孤塚が好きなら浅葱は苦手になりそうなのに、不思議と全員を愛したくなる。
孤塚の真の人の良さ、努力家なところ
月子の可愛らしさ、自分の芯を曲げないところ
一人一人違えど、皆を包み込んで抱きしめたい
浅葱が人を殺したとしても浅葱を嫌いになんてなれない。見捨てることなんてできない。
だって浅葱が、浅葱のことが好きだから。

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2024年02月17日

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偶然にしてはちょっと、、とか、絶対目撃情報絶対あるでしょ?とか他にも思う所はいろいろあったけど、それを言うと話が進まない。
事件解明に差しかかると夢中で読んだ感じや、騙された感は大好き。
浅葱の目線の時は本当にいつも辛かった。
結構好きだったんだよね。浅葱。

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2024年01月04日

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ネタバレ

怒涛の展開に驚かされっぱなしだった。
細かく色々なところに伏線がはられていて、何度読んでもあたらしい発見がありそう。また読み返したい。
浅葱が心を壊していく様子には新鮮に胸が掻き乱されたし、孝太と月子の関係性が明かされた後の展開は本当に驚きの連続だった。

エピローグでボロボロ泣いてしまった。浅葱のことを手放しに肯定することは難しいけど、彼が月子と話せて良かった。恭二…良い奴だった…。

(便宜上、すべて浅葱と表記)

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2023年12月17日

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何回も驚きたい方にお勧めです。終始騙されます。表紙のポップな感じと、内容がミスマッチで内容に入り込めば入り込む程、かなり怖いです。
苦手な方は昼に読みましょう。

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2023年11月22日

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上質なミステリーでした。一見すると普通の大学生の生活を描きながら、内面を描くことで全く別のことが見えてくる小説です。そこに謎解きが絡んできて、最後まで飽きさせません。

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2023年09月30日

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浅葱と藍は目的を達成するのか、物語の結末でいろいろと明らかになって、途中の疑問も解決していく、いやそれは解決なんだろうか。
幼い頃におった心の傷はどうしたって消えないものなのだろうかと考えさせられる。猟奇殺人がいいわけがないが、そうしなくてはならなかったのかもと思わせるストーリーは怖い感じがした。
しばらくは辻村作品から離れたい。

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2023年09月24日

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ああ、やっぱり好きだな辻村作品。
たとえ殺人犯でも嫌いになれないキャラクター達。
登場人物の一人ひとりがしっかり作り込まれてる作品が好きなので辻村作品が好き。
もしかして?あれ?やっぱり!あーでもこうなのか!という気持ちになりながら読みました。
エピローグがものすごく切なくて切なくて好きです。
読み終わった後にフランクシナトラのfly me to the moonを聴いたけど、クラシックかと思ったら軽やかなジャスだった。
月子と周りの友人達の近くで遠い感じにぴったりだった

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2023年09月14日

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ネタバレ

なんとなく正体が途中でわかってしまってそうじゃなければいいなと思ったので少しショックでした。現実的ではない終わり方でしたが作中の救いが少ない分、そこがとても魅力的だと思いました。

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2023年08月16日

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下巻一気読みでした。
iについて、その可能性を考えなくもなかったが、なんだろうな…そうですか。

伏線回収もしてくれましたが、いろいろともモヤっとする感じ。iは誰?とか、伏線ぽいところにこういうことかも!って想像しながら読まずに純粋にドキドキしながら読まないと残念な気持ちになると思いました。

でも、うん。引き込まれて一気に読むくらい夢中になったので読み物として、素晴らしいと言わざるを得ないです。

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2024年01月14日

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ネタバレ

難しかった…。最後の恭司の章は、読み終わっても訳が分からず、皆さんの感想を見て、あ、そうだったのか!とようやくわかった。
犯人は恐らく二重人格だろうなと思ってたら、やっぱりそうだったのでそこは少しがっかり。

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2023年12月29日

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一気に読み勧めてしまいました。
辻村作品、言葉遊びが上手過ぎです。
始終驚かされました。
後半、最早思考回路が継いていけなくなりました。

エピローグの月子と恭司の話があって良かった。
最後にやっとフッと息が吐けました。

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2023年12月11日

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後半より残虐というか酷さが…そして結果、結末が…なんと…
んんん。やはり幼い頃の環境というのは人格形成に影響を及ぼしますね。それが全てではないとは思いますが。

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2023年10月15日

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下巻は一気に読み進めてしまいました。
浅葱の苦しみ、狐塚と月子の関係などどんどん明らかになる事実に殺人ゲームの真実。
切ない物語でした。

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2023年10月13日

Posted by ブクログ

殺人ゲームが比喩であり希望のメッセージがあると言われても、あれだけ大切な人が死んでいる中、それは厳しいのではないかと感じてしまいました。
また、願わくばiは私だったんだよと別の展開があった方が私的には良かったです。

登場人物である狐塚孝太の自分を認め、それでも努力し続ける姿勢は難しいですが見習いたいです。

「そのたまたまを才能と呼ぶんだから、それでいいんだよ」

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2023年10月09日

匿名

ネタバレ

読みやすく最後まで一気読みした。この作者はこんなホラー調の文章も書けるんだな、と感心した。
ただ「i」の正体にはがっかりしたし、今ひとつ全体のまとまりのなさを感じた。
リアルさがないというか、そうはならないでしょーという感想で興醒めしてしまった。
全体的に文章の幼稚さが気になった。
一番最後のオチは素敵だったし、どんどん読み進めたくなる面白さは感じた。

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2021年08月27日

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