感情タグBEST3
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「チョーモンイン」シリーズの中でも、これは異色なんじゃないかな。
こういう話は大好き!
「チョーモンイン」は五つ星を付けるほどの深さがないんだけど、これは深い。
不思議さ加減が程よくて、ミステリー加減も程よくて。
こういう本に出合うと、この本に合うために本を読み続けてるんだと思う。
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人を殺すことが、こんなにも、おもしろいとは思ってもみなかった—。能解警部の部下・奈蔵渉は警察官でありながら、連続殺人鬼。自己の狂気を冷徹に見つめながら犯行を続ける奈蔵の、究極の目標は誰なのか?複雑巧緻なトリックをちりばめた驚愕のサイコミステリ。大人気の「神麻嗣子シリーズ」番外編。
「超能力ありきのミステリ」番外編です。犯人が主人公。ゆがんだ愛。アイ。I。
番外編といいつつも「神麻嗣子シリーズ」でかなりの重要そうなことが端々に。これは単品としても見られる。いや無理か。
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チョーモンインシリーズの番外編。
視点を変えるとこんなにもハードな作品に仕上がるのか?と驚いた一冊。
と同時に本編にどんな影響がと、期待が膨らんだ作品。
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チョーモンインシリーズ第四弾。ある犯罪者の人生を綴った番外編。神麻さん、保科匡緒の出番はほとんどなく、能解警部の出番も少しあるだけだ。
この物語でチョーモンインシリーズのラスボスともいえる存在が明かされる。警察官でありながら、殺人鬼でもある人物、奈蔵渉。彼が殺人鬼になるまでの人生の歩みと、それにまつわる殺人事件の謎が主なストーリーだ。
西澤作品のすごいのは、抑揚のない人の人生や堕落していくだけの物語を面白く描けること。それは人物の思考描写がうまく、心理学者なのかと思わせるほど、登場人物の自己分析が深く、そして面白い。
また、この物語の面白さはシリーズの終結点を見せたことにある。ラスボスを倒すまでの軌跡と成長は、少年漫画好きにはたまらなく面白いのである。まだ完結していないシリーズだが、どう終えるのか、まだまだ楽しんで読めそうだ。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。
2008/6/7~6/29
神麻嗣子シリーズ番外編。奈蔵渉の不気味なキャラ設定が秀逸。西澤作品のキーでもある母子問題もとりあげられていて、チョーモンインシリーズの鍵を握る作品のようだ。奈蔵渉がシリーズ最終回でどのように絡んでくるのか今から楽しみである。l
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よいですねー。
基本的にコメディタッチのチョーモンインの番外編。
本編の鬱憤を晴らすかのような(笑)ダークっぷり。
まだ文庫化されていない本編を読むのが楽しみになります。
てか、西澤さんてひょっとすると、
こういう絶望的な話の方が得意なのかなぁ?
ちょっと主人公の猟奇殺人鬼の発想についていけないところもあるんだけど、
それがまた迫力というか、リアリティになってる。
怖いもの見たさで何度も読み返したくなる作品。
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神麻嗣子シリーズ・第4弾。
かなりの長編だったけど、シリーズの主演3人がほとんど出てこない。
シリーズものというよりは、スピンオフ的な作品だった。
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シリーズ第4弾なのですが、いつものメンバーは出ず…
刑事さんだけは出てる…と言っていいのでしょうか?
刑事の部下が主人公となっています。
いつも超能力がからんできますが、今回もからんではいます。
が、こういうのはありですか! と言いたくなるような
そんなからみになってます。
でも意味は分かるな〜という感じです。
現実問題として、これをしようとしてるのがいたら
ちょっと怖いです。
何を考えてそこまでしたいのか…という。
一種狂喜でしょうか?
Posted by ブクログ
朝、電話のベルが鳴り響いていた。仕方なく警察官の奈蔵渉は、その電話を取ったのだが電話の相手は、十年前に突然居なくなった流からだった。そして、別荘に来てくれと・・・。奈蔵は、能解警部に連絡を取って別荘へ向かう。
十年前・・・T高原の別荘で起きた事件。当時大学生だった奈蔵は、沓水さやか・流(ながれ)兄弟と柊元奈緒美・由美姉妹とT高原の別荘に来てた。ここで、沓水さやかと柊元奈緒美が殺されて、沓水流が行方不明になったのだ・・・。
奈蔵は、事件を通して当時の心境・過去の出来事を思い出す。小学生だった頃の沓水さやかとの出来事・・・。実の母親との関係・出来事・・・。自己の狂気を冷徹に見つめながら、連続殺人を続ける奈蔵。
そして、奈蔵は別荘で起きた事件の真相に近づく・・・。
主人公は、警察官でありながら連続殺人者の奈蔵。彼の独白を書いたサイコミステリー小説です。
これは、面白かったです。連続殺人者の狂ってる心情・もいいのですが、ミステリーの謎もいいです
でも、このシリーズはこれから読むのは・・・止めておいてください