感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
上巻では全くイメージできなかった登場人物たちの顔が、ようやく見え始めてきました。またストーリー的にも非常に大きな“事件”がいくつも発生し、退屈だった上巻とは別物のように惹き込まれます。
中心人物の一人であるエダードが、まさかの状況に追い込まれたことには心底意表をつかれました。彼の家族が今後どうなるのか不安ですが、ロブとキャトリンが意外にしっかりしている印象。細い糸ではありますが希望は繋がってる感はあり、次巻以降巻き返しを期待したいところ。
それと反比例するように、ラニスター家一味がまぁ憎らしいこと。“幼稚王”(と勝手に呼びますが…)ジョフリーとその母サーセイはその筆頭。当然<王殺し>のアイツも嫌いなタイプ。(後半、アッサリと敗北したのは意外でした。強者感があったので…)
そんな中にあって、ティリオン・ラニスターだけは妙に気になる存在。特に根拠ありませんが、本作登場人物の中で最も人間らしさを感じたところにその要因があるように思いました。
スターク家とラニスター家の争いがどのように展開していくのか、その争いと直接絡んできていないデナーリスの章がどのように関わってくるのか。何より、登場人物たちが今後どうなるのかがとても気になって仕方ない今現在です。
Posted by ブクログ
前の版も持っているので、実質的には再読です。
前巻の不幸への伏線が本巻で回収されまくっているので、途中の展開が本当に辛いです。
いやぁ‥‥作者は登場人物達に対して容赦がありません。
それでも人は立ち上がり、前進する為に顔を上げる‥‥ので、途中の不幸のオンパレードに耐えられなくて止まってしまった人、がんばって最後まで読んでください。
Posted by ブクログ
ドラゴン復活!
このシリーズの良いところはあからさまな主人公がいないこと。何人かは主人公フラグが立っているようだけど、特定の一人ではないのね。