感情タグBEST3
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今まで読みたかったけどなかなか手の出ない、というか読んでおかなければいけないかな?とは思いつつも読む気力の起こらなかったこのお話を漫画にしていただけた有難さ。この時代の物語の空気感や重苦しい内容がうまく漫画で表現されていました。
ストーリー自体は・・・ふーん。という一言です。漱石ごめんなさい。
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榎本ナリコ版「こころ」。舞台を現代に移していても作品の根っこは残っていると思う。画面でKの血しぶきを見た時ぞっとした。(こころの作中でもこのシーンは怖かったのだけれど)
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小説未読でもきっと原作が読みたくなると思います。私は数年前に原作を読んでからこのマンガを読んだのですが、もう一度原作の方を読んでみようかな…。辛い話でした。
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新説、と言っていいと思います。ナリコさん特有の、女性ならではの切り口で書かれた、漫画版こころ。人それぞれ、こんな読み解き方もあるのか、と思わせてくれる本です。これはこれで面白い、と思えます。
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夏目漱石のこころの現代版、まんが。by榎本ナリコ。わかると思いますが、読後感は最悪です(笑)。でもこころには残りますよー、忘れられない。原作同様、先生に萌えます。
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「・・・・・・先生は・・・ オレには目的が無いって言いましたよね。 ・・・その通りです。 たしかにオレには・・・・・・ 何もない。 ウチのイナカは何もない所でした。 そのせいだと思ってた。 東京へ出れば、きっと何かみつかるって------ でもちがった! イナカに何もなかったんじゃない。 オレの人生に何もなかったんだ! 東京出て、大学行っても、ダラダラ時間つぶしてるだけで、 ・・・何も------」
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夏目漱石の名作「こころ」を、榎本ナリコが現代的解釈で漫画化したもの。それほど良くもなく悪くもなく、といったところ。そういえば最近、榎本ナリコは読んでないなぁ。
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恥ずかしながら原作は読んだことがありません。
でも大筋くらいは知ってて。
そんな感じで読むと最初の若者と先生との
やりとりが不要に思えてくるんですが。
あとはもうクライマックスのシーンへ突っ走るだけ、
って気がします。
エロシーンがほぼないのは新鮮で○。
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現代版になっている…!
でも年代設定がいまいちわからない。
平成初期…?でもないか。
携帯とか文明の利器が出て来ないのにファッションや口調は近代的でなんだかふわふわした感じ。
私さんと先生は無理に名前作らないでも良いと思う。
でも無いと都合が悪いのだろうか…。
Kのビジュアルは理想的でした。
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夏目漱石『こころ』のコミカライズ。
現代風にアレンジされ、原作の名文を多用してている。違和感はない。
夏目先生の古びなさに感じ入る。
原作との大きな違いは、先生が結婚していないことと、先生が殉死していないこと。
近代的自我(個)がなおいっそう強まっている。
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ついに買った。ついに買いやがった!『こころ』マジ大好きです、夏目先生!!偉大。偉大ですよ先生!!!ただやっぱり原作捻じ曲げている部分が「どうしてかな〜」と思います。現代風なのはいいんですが、先生とはちゃんと由比ガ浜で出会っていただきたかったよ。
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夏目漱石「こころ」を大胆というよりもむしろ素直にアレンジしてマンガ化。小説のアウラをマンガで再現する難題をソツなくこなした感じがします。ちなみに漱石作品でまともに読んだのが「こころ」だけなのはヒミツです。
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夏目「こころ」現代風漫画版。「こゝろの友」に借りました。素朴な作風でいい感じです。でもお嬢さんがちょっとギャルっぽくてヤだなぁ。落ちぶれてても一応はええとこのお嬢さんの筈なのになぁ。奥さんの「よござんす」も好きなんだが。ま、これは現代風で使うと違和感で浮きまくると思うので仕方ないとしよう。しかしある意味原作を知ってるからこそ読める漫画なのではないかと。あのドロドロ感は原作のがやっぱりイイです。ねちねち書かれてて(笑)。(20051016)