【感想・ネタバレ】月下の棋士 1のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年04月15日

棋士の極限の精神を描いた将棋漫画。
御神三吉の孫と称する天衣無縫な少年氷室将介(名前のセンスが素晴らしい)の快進撃の始まりである1巻。早くも滝川名人と邂逅したりと展開が早いのも良い。
テンポといえば特に10巻までの勢いはページが止まらないほど。逆にいえば11巻以降がちょっと残念。
1巻に限らないけど...続きを読む将介の台詞がカッコイイ。「盤の上で銀が泣いているぜ!」「王将がよ!あくびし始めたぜ!」

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購入済み

面白い

2017年06月13日

面白くてやめられず結局全巻買ってしまいました。本当に濃い漫画だと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年02月17日

こういう漫画は、数年に一度読み返すだけでいい。あんまり強烈なので、本棚に置くのには向かない。数年ごと古本屋で買い求め、読み返すほうが、常に新鮮な感覚を持って迎えられる。
棋士とはなんなのかと考えると、作中での刈田幸三はエンターテイナーであるし、大原巌は戦士であるし、滝川幸次は神である。主人公の氷室は...続きを読む将棋盤に打ち込まれた彼らの駒の声が聞こえる。捻くれた、頭脳の傑出した、ただびとではない棋士たちの打ち筋を、氷室は駒を通して読む。氷室将介という棋士は、棋士たちのカウンセラーである。
棋士たちは打ち筋、つまり彼らにとっての人生を読まれたくないと思っている。あるいは、読まれたいと思っている。打ち筋を読まれる、その裏をかかれるということは、自身の人生を看破されるのと似ている。氷室に敗北した棋士は彼らの生き方をも破壊される。古い生き方を奪われて、しがらみのない、新鮮な心持ちとともに人生をやり直す事ができる。
対局中、氷室が帽子の鍔を回して、ニヤッと笑う。彼にとって将棋に定石はない。不敵な笑みに棋士は慄き、自分が救われるのを予感する。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月24日

全巻通しての感想をここに書く。
能條純一先生の絵は本当に素晴らしい。線が本当に色っぽくて、美しい。また、台詞回しも独特で、だんだんと中毒のようになる。
キャラクターも個性豊かで、最初嫌でたまらなかったようなキャラクターもふと好きになっている。これが能條先生のすごいところだと思う。
この作品のキャラク...続きを読むターの中で「前はそうでもなかったが、後になって好きになった」代表は佐伯宗光である。はじめどうも気味が悪くて、佐伯戦は読み飛ばしたいような気もしていたが、鈴本が"将棋の神様"に氷室と佐伯の無事(?)を祈りに行ったところくらいから、佐伯のことが無視できなくなり、もう一度佐伯初登場から読み返した。
しかし、世界広しと言えど漫画家の中で、男性の裸体を描かせたら能條先生の右に出る者はいないのではないだろうか? もちろん、先生の描く女性の裸体も非常に美しいが。

……大和天空も同じく、後になって自分の中での評価が変わった人物である。最初のうちは正直嫌な奴でしかなかったような気がするが、最後佐伯を負かしたところは驚くほど格好良かった。佐伯を本当に負かしたのは、天空だ、と言うような記述を何処かで見かけたような気がするが(正確でないかも)確かにそうかもしれない。

またいつか必ず読み返す漫画。

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購入済み

将棋マンガ

2013年07月15日

実在の棋士がモデルになっているキャラが
たくさん出てくるので、将棋ファンとしては
感情移入しやすくておもしろかったです。
あとがきも連載当時の将棋界の話が読めて
その後、そこに書かれている実在の棋士たちが
どうなったか知っているのでニヤリとさせられます。

将棋ファンならこの作品と「ハ...続きを読むチワンダイバー」は
楽しめると思います。おススメです。

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Posted by ブクログ 2010年05月23日

いま16巻くらいまで読んでとまってるのかな・・・
先は長い。

この人の描く漫画ってどれもキャラが立ってて好き。
翔丸も竜も将介もすごく存在感があって、印象に残るとてつもなく魅力的なキャラだ。
こんなキャラを描ける人は稀有だと思う。
ケンシロウも慶次も魅力ではぜんぜん足元に及ばない。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

能條純一の作品では
「J-BOY」が一番好きだったのですが。
表紙画像がなかった為にこちらを選択しました。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

将棋を知らない私でも違う意味で楽しめましたw←!?
能條先生の世界観キャラクターにハマりました。全32巻

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無料版購入済み

2022年09月28日

将棋の漫画です!
熱いストーリー展開で一気読みしちゃいました!
将棋のルールが分からなくても楽しめる漫画になっています

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Posted by ブクログ 2011年09月19日

将棋漫画。既に完結している。いちおう、全巻を読んだ。
将棋を題材にした漫画や小説は、あまり多くないと思う。私の知っているのは、大崎善夫の「聖」や「将棋の子」くらいのものだ。これもノンフィクションに分類されると思うので、この「月下の棋士」以外に将棋を題材にした漫画や小説を知らない。
下手の横好きレベル...続きを読むであるが、私は将棋が好きであり、それがこの漫画を読んでみようと思った理由だ。前半は面白かった、が、徐々に読み進むのが難しくなり、後半、主人公の氷室のライバルである滝川名人が、どんどん神がかってくるにつれ、興味がうすれてきてしまった。
将棋という題材を漫画にするのが、そもそも難しいのだと思う。例えば、野球やサッカーやその他のスポーツを題材にするのに比べると、将棋はビジュアル化するのが難しい。イチローの強肩やロナウジーニョのフェイントは、見ているだけで単純に素晴らしいということが分かるが、羽生が2四歩をうつ姿は、それだけを捉えてみれば、面白くもなんともないものである。将棋そのもののルールを知っている人が最近では少ないのではないか、と思うし、プロのトップ棋士が打つ手の意味や凄さを、解説なしで分かる人というのは、同じプロの棋士を除けば、日本にそんなに沢山いるわけではないだろう。ということは、将棋というゲームそのものを題材に面白い漫画や小説を書くのは難しい、というか不可能に近い、ということだと思う。
ということは、将棋漫画を描こうとすれば、棋士の人物像や登場人物間の人間関係などをテーマにせざるを得ないわけであるが、この漫画の作者の能条純一は、それに完全には成功することが出来なかったということだと思う、残念ながら。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

手ぶらで仕事する人には憧れる。勝負事なら、なおのこと。将棋が弱くても知らなくても楽しめます。病院の待合室なんかに全巻そろってたらBEST

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