感情タグBEST3
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未知の感染症。謎の感染経路。もはや、空想ではない!
原因不明の突然死。感染症によるものと判明した頃には時、既に遅し。 感染拡大、パンデミックを描いた作品。
もし、実際にパンデミックが起こったらこうなるだろう。と、あながちフィクションとも言えない題材の為、非常に怖い。
描き方もリアルで遠慮がない。展開も読んでいて常に薄気味悪さを漂わせていて、緊張感が持続する。
怖いもの見たさ。あるいは、今後、起こりうる可能性から身を守る術を見いだせるかもしれません。
もっと長く詳しく描いてもいい内容ではあるのに、短くまとまっていて非常に読みやすい。あくまでフィクションであるという事も踏まえて読めば納得いただけるかと存じます。
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エボラ出血熱を題材にした、医療系SF。10年前の作品だけれど、あまりにタイムリーで、再読してもう一度ゾッとしました。強ちないとは言えない未来ではあるし、誰にでも読んでみる価値はある作品だと思います。女性(の表情?)がそれとなく色っぽいのがこの作家さんの特徴です。この作品に関してはグロ注意です。
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新宿で、ある男が大量の血を吐き、謎のしを遂げる。彼の検死をした小野寺と関口はその死因からウイルス性の感染症だと推測する。新興ウイルス。それは来るべきこの国の危機。
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かなりリアルなホラー作品です。新種のウィルスという身近に感じない恐怖に対して、感じないだけであって決して遠くの国の話じゃないという問題提起をしたストーリー。その着眼だけで★4つは評価できます。描写のほうも外薗先生の画力と相まって、かなりのリアリティを演出しています。
(注)この作品はフィクションですが、近い未来の予言でないとは言い切れません
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日本にエボラ出血熱以上のレベル4ウイルスが入ってきたらどうなるかを描いた作品。面白いです。日本のバイオテクノロジーやバイオハザードに対する問題点も描かれています。全二巻。
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未知のウィルスが発見され
感染が拡大していく・・・。
現実にこれから、ありえるかもしれないと考えると恐いです。
表紙を見てると目が痛くなる気がしますね・・・。
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第1話の完成度が高い。でも事態が特に進展しないのとキャラの魅力が薄いのでどんどん失速していく。身近に起こりそうな危機という意味で普通に面白い。
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全2巻で完結です。この話は本当に起こりそうで怖い。
そして実際に起こったら政府の対応はやっぱりこんな風に後手後手になるんだろうなぁと思えるところがなんとも…。
ラストがちょっとあっけない感じだけど、未来に希望を持つというところかな?
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読んだあと、電車に乗るのが怖くなった。人込みに出かけるのが怖くなった。眼に見えないから気にならなかったし怖くなかったんだけどなぁ。続きが気になる。
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主人公が、けっこうダメダメちゃんで、脇に天才的な人が配置されているので、この主人公っていったい……と思っていました。
「根っからの臨床医」。現場の人間であるということが、この主人公を形作ってるもののようです。
今までの物語だと、「臨床医」であることと「研究医」であることは、けっこう対立的にかかれていたのかなぁと思いますが、今回は、そのあたりのことも、すごく、平等にかかれていくようです。
でも、自分の身近な人が、次々に病に冒されていくというこの物語は、ものすごくきつい。きつすぎる感じがします。
SFや思想に逃げる様子もないようですし、ここからいったい、どんな、物語を見せようとしているのでしょうか。
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新種のウィルスのお話。
爆発的な感染力をほこり、死ぬときは身体がふくらみ血を吐き出しまきちらしながら苦しみとともに死に絶える。
こんな死に方、いやだわー。
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板橋で読んできた。
新種のウイルスが発見されて感染力が強くてわあどうしようって言うお話。
血とかいっぱい出てきます。
絵は丁寧。きれい?っていうか乱れないです。
だからこそえぐいっていうかね…
未知のウイルスってとってもこわいんだね。
感染経路も潜伏期間もわからないわけだし。
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【ヒトの全てを奪う『ウィルス』との戦い】 白昼の東京のど真ん中で、男が突然全身から血を噴き出して死ぬ変死事件が発生。警察から病理検査の依頼を受けた医師・小野寺と関口は、その遺体の尋常でない損傷にウィルス性の感染症を疑う。2人は国立伝染病研究所にウィルス調査を依頼するが、既に男の血液を浴びた目撃者の一人、女子高生の岬あかりには眼の痛み、発熱という男と同じ症状が現れ始めていた…!
国境を越えたヒト・モノの交流が盛んな現在、日本も例外ではなく輸入感染症の脅威にさらされている。SARS騒動は記憶に新しく、致死性の伝染病に日本がさらされるというシナリオは単なるフィクションと受け流すにはあまりに生々しい危険だ。
また、恐ろしいのは病が肉体だけではなく、人と人との信頼関係すら破壊し尽くしてしまうということ。SARSでは治療にあたった医師や看護婦がタクシーの乗車拒否をされたように、病理検査を担当した小野寺は感染を恐れる他の患者や看護婦らに避けられるようになる。
彼らのウィルスをめぐる戦いは始まったばかりだが、この先の悲劇を予感させる内容で一巻は終了する。日本でこれと同じ事件が起こらない保障は、ない。(M)