【感想・ネタバレ】宵山万華鏡のレビュー

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森見登美彦ワールドにハマるきっかけとなった本
当時京都に引っ越ししたてで京都生活への夢が広がった思い出の一冊
短編集(一応)なので言い回しが難しい森見登美彦作品の中では読みやすい、かも、、、?

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2024年04月25日

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出版当初に読んだ作品です。(2012年…?!)
森見登美彦さんの作品はどれも好きですが、宵山は特に何度も読みたくなるお話です。
文字だけで色とりどりの世界を感じられて、どこか不思議で少しソワっとする、そんな1冊だなと思ってます。

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2024年03月13日

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祇園祭の宵山。楽しいはずのお祭りで、別世界へ行ってしまったような気になる。
今も誰かが、宵山に迷い込んでいるかもしれない。

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2023年08月21日

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関係ないようで実はどれも繋がりのある連作短編。特に好きだったのは「宵山金魚」のサイドストーリー的立ち位置の「宵山劇場」。こんなに手の込んで馬鹿馬鹿しいものがあるかと面白かった。「宵山万華鏡」では最初まんまと騙された。
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祭りの夜に、何かが起こる。森見ファンタジーの真骨頂!
姉妹の神隠し、学生達の青春群像劇、繰り返される一日からの脱出など、祇園祭の京都を舞台に様々な事件が交錯し、全てが繋がってゆく。万華鏡のように多彩な宵山の姿を楽しめる、連作中篇集。

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2023年06月24日

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モリミンワールドが楽しい短編小説
でも少しずつお話がつながっていてそこを確認しながら読んだ。
祇園祭が最近あったからこの時期に読むべきですよ皆さん^_^
今年は京都の祇園祭に行けなかったけど来年は絶対に行く!!!!!駒形提灯とか蟷螂山とか見てみたいなぁ。
Googleで宵山の写真を見まくって感情移入しました。
森見登美彦さんの怖さは怪談的なこわさでミステリーとかの怖さではないので楽しい。
宵山劇場が一番好きな話です〜!
次は恋文の記述読みますー

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2022年07月26日

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鮮やかで不思議でちょっと怖い世界に取り憑かれたように一晩で一気に読んでしまった。時間を忘れて万華鏡を覗いていたような感覚。
宵山、楽しみにしてたけど少し怖くなった、違う扉を開かれてしまった感じ。美しいと思っていたもの、赤い浴衣、金魚、風船、山鉾、灯り、コンチキチン、全部恐ろしく感じてしまう。
最後に世にも奇妙な物語のメロディが流れてくる気がする。
「頭の天窓が開く」この表現は好き。

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2022年06月27日

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宵山にまつわる6編のお話は、どれも煌びやかな宵山の風景が浮かぶような素敵なお話で、それぞれが繋がっていくのを楽しみながら読めた。
読み進めていくうちに、宵山姉妹で金魚のような赤い浴衣の女の子らに妹が連れて行かれそうだったのは恐ろしい場面だったのだとか、その中に京子がいたのだとか、柳さんが疲れている様子だった理由だったりとかがわかってきて、伏線を回収していく気持ちよさがあった。
それとともに、乙川さんの秘密であったり、宵山の真の姿も明らかになり、山田川のイマジネーションの凄さを思い知るなどした。
華やかなお祭りの裏で妖しく悲しい、宵山に囚われた人々もいて、宵山のいろんな姿を楽しませてくれた本だと思った。
実際の宵山に行ったことはないが、行ったような気持ちであるし、本当に行ってみたいと思う。
その時には知らない女の子たちにはついて行かないよう気をつけたいと思う。

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2022年05月28日

購入済み

ファンタジー

森見登美彦さんのファンタジー系のお話。有頂天家族のようなたくさん笑える話のほうが好きなんだけど、これはこれで面白かった。

#ドキドキハラハラ #怖い

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2022年06月19日

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京都の宵山の日の幻想的な物語
お祭り独特の、心が騒ぐような、不思議な、異世界のような雰囲気が伝わってきます
色や音が目や耳に流れてくるよう
それでいて、森見登美彦さんらしいユーモアもあって、よかった〜

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2024年05月11日

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幻想的怪異と阿呆大学生の奇想天外な企み。
なーる。
森見ワールドの全てが味わえる贅沢な連作短編。
京都への羨望がより強まってしまった。
なんて魅力的な場所。

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2023年07月22日

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元々森見登美彦さんは苦手で、でもとあるきっかけでこの本を読んでみたくなって手をとった本。
正直最初は、わ、出たこの文章の読みにくい感じ。独特な世界観。と思いながら読んでいたけれどいつの間にかハマって、むしろ森見登美彦さんの他の話も読みたくなってしまった。

宵山金魚から完全にハマった。
山田川さんの妄想が炸裂して止まらないのと同じ様に、森見登美彦さんも溢れる止まらないイマジネーションをいろいろな作品にぶつけまくってるのかな。
あれもこれもという世界観が、情景のアイディアが止まらないのかな、という描き方。

私は日本の夏、夕方、夏の夜、祭、この辺りのワードが大好き。こういう情景を想像、体験することが至高。まさにこの話はそのテーマの中で繰り広げられる話で、とってもよかった。楽しいエンターテイメント。

夏にもう一度読みたいな。
そして京都に行きたくなるな。

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2023年04月12日

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とっても好きなお話だった。
京都は修学旅行でしか行ったことがないから、地理も宵山祭りの雰囲気も分からないんだけど、読むどんどん頭に浮かんできて楽しい!
それに、別の本で出てきた人などもチラッと登場していて見つけると再会した気分になり嬉しかった。
全てのお話に赤い浴衣の女の子たちが出てきて、最初は可愛らしく想像していたのに最後は怖かったな。

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2023年01月27日

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なんとも不思議な世界に迷い込んだ、と思った。不安になったりアホらしくなったり、森見登美彦ワールドを楽しんだり、ふいに暗さに放り込まれた気分になったり。まさに万華鏡。夏の始まりの京都の暑さを思い出しながら、喧騒と静けさがたまらず、続けて2回読んだ。この人の本を読むと、京都行きたくなる。行くたびにそんなにいいもんでもないなと思うのに、思い出すとやっぱりすごくよかったと思う。ほんとに不思議なところ。そして不思議な森見登美彦氏。不思議ってめちゃくちゃ楽しい。そんな話。

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2022年11月23日

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短編だけど所々繋がっている。
「夜は短し歩けよ乙女」を知っていると
面白さがより感じられる所がある。

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2022年10月11日

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宵山という一つのイベントを色々な人がそれぞれの視点から描いた短編集。
現実的なお話から空想的お話まで色々なレベルがあるにも関わらず、うまく混じり合っている雰囲気がすごい。
個人的には、宵山金魚~宵山劇場にかけた、一世一代の騙しネタが良かったです。

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2022年10月07日

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ネタバレ

連作短編集。宵山で遭遇する不思議な体験。表紙に描かれた姉妹の話が好き。心配性な妹と積極的な姉。性格は正反対のようで仲良しな様子が微笑ましい。妹サイドの「宵山姉妹」から始まり、各話が少しずつ絡み合って、姉サイドの「宵山万華鏡」へと繋がる。人間による大掛かりな悪戯は、さながらホラーアトラクション。エキセントリックな人間が目立つためか、宵山様は別としても、人外らしき存在のほうが良心的に見えた。

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2022年06月08日

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不思議な話。ぐいぐい世界観に入り込む。森見作品読むたびに京都に行きたくなる。しかし美しく恐ろしい感じも植え付けられるなあ。たまらない。

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2022年05月10日

購入済み

なーる

なーる

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2015年09月14日

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不思議な世界と仕掛けがしてあって面白いんだけど、森見登美彦に求めているのはこういうのではないという気持ちもある、
同じようなものばかり書いてもしょうがない気持ちもわかるけれども笑

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2023年09月20日

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「宵山金魚」「宵山劇場」はいつも通りの荒唐無稽なバカバカしさで安心して読むことができたんだけど、宵山姉妹の話になるといつもと調子が違ってついつい深読みしようとしてしまいオイラが迷子になったみたいになってしまった。この際、京都に行ってホントに迷子になるのも面白そうだ。今度、京都に行くことがあったらきっと森見登美彦の小説をたどるだろうな。しかし、森見登美彦の物語の多くが京都を舞台にした奇想天外な話であるとわかっているのに飽きもしないで同じような物語を待ち望むオイラってなんなんだろう。

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2023年09月16日

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ネタバレ

一章一章が40ページほどの短話集であり、集中力のない自分でもとても読みやすかった。全体の構成は桐島部活やめるってよのような一つの出来事について多面的な視点から眺める感じ。
四畳半が大好きなので、無限ループネタがあったり小津のような乙川が出てきたりと既視感を感じつつも楽しめた。
最後の宵山万華鏡はフィクション色が強くて上手く話についていけなかった感がある。大坊主とか舞妓とかは乙川たちの演出じゃなかったの?あれ?
全体として宵山に関する知識、京都の地名に関する知識があればもう少しリアリティを持って読むことができたかもしれないと思った。

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2023年09月14日

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宵山を舞台とした不思議だったりちょっと怖さがあったり、阿呆な話。短編ですがすべて繋がっているので読み進めるとそれぞれの話の表と裏、側面などがわかっていくのが面白い。
同著者の「きつねのはなし」のような感じでした。

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2023年07月29日

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森見ワールドです。

「四畳半」みたいなワチャワチャもあれば
「夜行」みたいなゾワッとする話もあり…

森見さんならではの最後では繋がるといった感じですが,ちょっと怖いままで終わる所もありました。

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2023年06月28日

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森見さんの描く京都世界の怪談チックな部分と阿保チックな部分とがパラレルに折合わさった、可笑しくもあり、しかししっかりと不可思議な余韻を残す、いい物語でした。

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2023年06月09日

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ネタバレ

京都の祇園祭の宵山を舞台に、色々な人が幻想と現実が入り乱れる不思議な事件に遭う物語。
事件というものの、物騒なものではなく幻想と現実がわからなくなり、章末の最後にはちょっとゾッとような事件。
青少年の文庫本だから、本自体が小さく、かつ文字が小さくたくさん書いてあるため、目が途中で疲れる。
また、よくわからない表現も所々あり想像しにくかった。

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2023年01月26日

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宵山を万華鏡でぐるぐる見たような、不思議な短編集だった。
大学生が出てくる阿呆な物語もあれば、不気味で恐ろしい物語もあり、幻想的な描写もふんだんにあった。まさに、宵山万華鏡。
夏の京都に行きたくなる。

「祭りには怖ろしさと楽しさの両方があるけれども、その根っこは一つである。」(あとがき より)

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2023年01月10日

Posted by ブクログ

森見登美彦の得意なコメディとホラー、いつもは作品ごとにしっかり区別してるイメージがあったけど、今回は入り混じった短編集になっていて新鮮だった。でもやっぱりこの作者はコメディ一辺倒の方が好みかな。

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2022年12月28日

Posted by ブクログ

【祇園祭と宵山の神様とは…】
歴史あるお祭りなので、神様がたくさんいらっしゃっているのだろなぁと思いながら、楽しくも少し怖い物語でした。

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2022年09月17日

Posted by ブクログ

正確には星3.8。
森見さんの世界が広がっていた。
そして、短編集なのだが、一つ一つの話がつながっていて面白かった。

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2022年08月20日

Posted by ブクログ

もうすぐ夏祭りの時期だし、現実が現実すぎて毎日泥のように眠り何が何だかわからない夢みたいなものは久しく見ていないので、ファンタジーを求め手に取ったのがこの本。十年前くらいに一度読んでいるが、ほとんど内容を覚えていなかった。乙川の存在の様に何かこう現実とは全く関係ないあらゆる混沌に身を沈め、自分自身を客観的に見るきっかけを得るのにこの本はちょうどいい感じだ。十年前(小学生)に読んだ時には京都の葵祭にいつか絶対行こうと心に誓ったものだが、関西に住みながら十年たった今でも葵祭には行けずにいる。今年こそは、、、!

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2022年06月28日

Posted by ブクログ

伊坂幸太郎みたいに話と話が繋がる短編集。
こーゆー1つの舞台でそれをするっていうのがすごいと思う。けどやっぱり描写が想像しずらいのは私だけ?

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2022年04月28日

Posted by ブクログ

久々に読んだ森見登美彦作品。京都の宵山を舞台にした連作短編集。
現実と幻想の境目がぼんやりした、まさに森見ワールド。宵山回廊、宵山迷宮は少し怖かった。
コロナのせいでこういう大規模な夏祭りご無沙汰だな…子ども連れて家族で行きたいなぁ。

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2022年04月11日

Posted by 読むコレ

つくづく不思議な魅力を持った作品を紡ぐ方と感心しきり。

氏の作品に科学的根拠を追うのはとうに諦めましたが、さりとて百鬼夜行を望む類のものでもない。
その微妙な曖昧さの中に心を委ねると、当たり前の風景の片隅に当たり前でない何かが潜んでいる気になるのが不思議な所。

本作は祇園祭の宵山を舞台に重なる人間模様が描かれたものですが、京都に全く縁のない自分の白紙に近い宵山に神秘的なイメージが重ね塗りされ、現実と幻想の狭間に在る様な不思議なお祭りが定着してしまったのが可笑しくもあり困った所。

これは一度宵山を見ねばなりません。

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2014年04月07日

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