【感想・ネタバレ】三匹のおっさんのレビュー

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Posted by ブクログ

めっちゃ前にドラマで見た記憶があり、本も読んでみようと思い手に取った。

登場人物がみんな(もちろん主人公サイドだが)温かくて、話のオチもハッピーで読んでいて心が温まる感じ。

他の有川浩作品も積極的に読んでいきたい。

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2024年05月06日

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 「大人のライトノベル作家」である有川浩の痛快エンタメ小説。キヨ、シゲ、ノリの三人おっさんの「還暦になったからってジジイ扱いされてたまるか。」という思いと町内に少しでも貢献できたら、という理由で夜廻りを始めた三人の犯罪者や悪に対する成敗のシーンや三人の回りの人間模様、それとキヨの孫の祐希とノリの娘の早苗のラブコメなど「面白いエンタメの見本」という形で面白かった。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

有村浩さんの作品らしく最初は乱暴で険悪な関係からどんどん距離が近づき絆も感じられる、特にキヨさんと祐希最高です。ラストのセーターの「たまたま箪笥の一番上にあっただけだ」のシーン胸が熱くなりました。3匹のおっさんもそれぞれイイ味出してます。早苗ちゃんも可愛いし。続編読みたいと思いました。お気に入りの一冊です。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

もうタイトル見てあ、読もってなった。
前回読んだ旅猫レポート同様すごい読みやすくてしかもめちゃくちゃ面白かった!
還暦を迎えた元悪ガキの三匹のおっさんが街の平和を救う話。もうあらすじだけで面白そうって思える。おっさん3人がそれぞれ持ってる違う個性を生かして完璧なチームワークで街の問題をじゃんじゃん解決していく様が爽快すぎて読んでいて気持ちが良かった!
個人的に3話目の最後にうるっときた。
話の最初と最後にある挿し絵も可愛すぎて読み進めるのが楽しい。三匹のおっさんふたたびってゆう続編もあるらしいから絶対読みたい!

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

絵がいいですね!
内容は面白いことは当然。
文章から得られるイメージと絵が一緒です。
続編も楽しみ。

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2024年01月25日

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題名の三匹のおっさんこと、3人の還暦の同級生(元悪ガキ)が自警団として町の事件を解決していく。その中でおっさんたちの孫祐希、娘早苗が関わりながら物語が展開する。有川さんらしい読みやすい文章で、特にイマドキの高校生男子祐希の心情の描写が可愛い(本人は可愛いと言われたくないと考えている)。ほとんどがネタバレになるため、書くことは出来ないが祐希と祖父の清一の不器用な似たもの同士の掛け合いが微笑ましい。
それぞれの話が割と独立しているので長編が苦手な人には第三話がおすすめ。
文庫版についているあとがきも読み応えがあるのでぜひ文庫版を手に取って欲しい。

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2023年08月16日

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ネタバレ

勧善懲悪ぶりが爽快だった。
個人によるよる警備のため、手が届かない範囲・出来ないことがあり、懲悪までの道筋を作るに留まる部分があるのがリアルだった。
リアルだからこそ「どこかにこんな"おっさん"がいるかもしれない」と想像しながら読むことを楽しめた。
キヨは孫のアドバイスをなんだかんだ受け入れるし、祐希もなんだかんだ可愛げがある。2人の関係が微笑ましかった。
「これだから老人/若者は…」というのではなく、お互いの立場や心情を慮って、共存していけたらいいなと思った。

私は特に3話、その次に5話が好きです。

ドラマももう一度見たいし、三匹のおっさんふたたびも読もうと思う。

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2023年05月30日

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還暦を迎えたおっさんたちの現代版時代劇。
主人公のおっさんたちのかっこよさもしびれたし、高校生男女の恋愛の描きっぷりの上手さはさすが有川浩さん、といった感じ。

アクションにのめりこんだり、甘酸っぱい恋愛にキャー!ってなったり、泣かせるところでホロリときたり、いい小説です。

続編もあるみたいですねー!

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2023年05月02日

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気持ちの良い現代版の勧善懲悪時代劇です。
※ただし主人公が60歳のおっさん三人衆。

読んでスカッとした気分になる一冊でした。
古くから付き合いのある3人の60歳男性の活躍劇が繰り広げられます。また、その一人である清一と孫・祐希の関係変化もほっこりして気持ちの良いものでした。
祐希とノリさん(3人衆の一人)の一人娘・早苗の間にも甘酸っぱい青春を感じ、若い人にも親しみやすい内容でした。

明確な悪人しか描かれていないためバサッと切る姿に胸がすく一冊でした。

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2023年05月02日

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自分の住む町を守る為、正義の味方として戦う三匹のおっさん達。素敵すぎます。最近のお年寄りは外見も中身も若々しい人が多いので「お年寄り」と呼ぶのも躊躇われます。人生の先輩が悪さをする若者を成敗するのも、間違ってる事を正しく諭すのも、安心して身を任せられる頼もしさも、若者に負けず頑張ってる姿も素敵だなあと思いました。子どもの頃から付き合ってる友達と、歳をとってからも「あれしよう」「これしよう」と楽しめたり、 何かと三人でつるんでるのもよかったなあ。こんな大人になりたいなあと思ったし、こんな友達が欲しいなあと思いました。

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2023年03月07日

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これは愉快痛快!続編の『ふたたび』を早く読みたい!

我が娘に伝言。
私も、赤いちゃんちゃんこは断固拒否するのでそのつもりで。

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2023年01月26日

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ネタバレ

3匹のおっさんたちが身の回りで起こる事件をこっそり解決する話。
3匹のおっさんのキャラクターが、とっても魅力的!!
祐希と早苗もすてきでほっこり。
続編も読みたい。

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2022年12月14日

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ネタバレ

個性溢れる三匹のおっさんの活躍劇。おじさんたちが事件をあっという間に解決していく様がとにかくかっこいい!ただ事件をぽんぽん解決していくのではなくて、シゲさんと奥さんの関係性をその後の話で触れたりとか、祐希と早苗ちゃんの知り合いから友達、恋人への変化とか話を進めるごとに深堀されていく感じが面白かった。

個人的に祐希と早苗ちゃんのやりとりに毎回キュンキュン。五話の最後、大好き…。潤ちゃんナイス。
祐希とキヨさんの関係も凄く好きで、一話と六話での祐希とキヨさんの変化はちょっとにやけちゃうほど。笑

続編も早く読みたい…!

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2022年10月20日

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なんてすごいおっさんたちでしょう。
武道家2人に機械を触らせたら天下一品が1人。
元々の同級生が還暦を迎え、地域限定の自警団結成。
そこに孫や子供も織り交ぜて世間でありそうな事件?が起きます。
ドタバタ感がとても良かった。

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2022年10月16日

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痛快!!という言葉がホントに似合う本でした!!
どんなに嫌な奴が来た時も、読んでてつらくなるシーンでも、ここぞと言うばかりに3匹が登場し、悪を叩き切ってくれます。読んでてとても気持ちがいい本でした。

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2022年08月30日

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剣道の達人キヨ、柔道の達人シゲ、機械いじりの達人ノリの三匹がご近所に潜む悪を斬る!
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おっさん達が悪を斬るのが痛快!それに伴いおっさんそれぞれが家族と向き合うのもいいなぁ。祐希くんと早苗ちゃんの関係も微笑ましかった。
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2022年08月30日

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いやー、ほっこりするねー!

作者も言う、現代版時代劇。
ドラマになってほしーなー。

ちゃんと現代の家族問題にもさらっと幅広く触れているとこも素晴しい。

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2022年07月30日

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とても読み易く解説まで読むと443ページもある。
今は、還暦と言っても本当に若い、年金は貰えないから働かなくてはならない時代。
三匹のおっさんは、個性的でいて、孫の気持ちや物語も世直し団を作って色々な問題を解決する作品は、読んでいてとても気持ち良い感覚。孫たちのその後もきになるし。

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2022年07月17日

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テレビシリーズになっているのは知っていたが、見たことはなかった。あることをきっかけに自警団となる仲良しのおっさん3人。孫や子、妻などがからんできて派生する問題を気持ちよく解決していく6つの短編。誰もがキャラが立っているが、善人なのが良く分かる。解説の児玉清さんとは違うが、私は4つ目のエピソードが一番好きだった。

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2022年06月28日

mac

ネタバレ

・いざというとき、大声を出して周囲の大人に助けを求めなさい、と教えられている最近の子供たちは防犯ブザーを持たされていることも多い。
だが、いざというときは、そうして周囲の善意を頼るように指示しながら、平時は善意も悪意も一緒くたに「知らない人」としてシャットアウトしている。
保護者と学校のコミュニティで、子供を囲い込んで、安全策を作っているのだろうが、そうなると、そこに関わっていない大人は、無意識のうちに「自分は関係ない」という疎外感を植え付けられ、子供は景色と同じになる。
その無関心の隙間を衝いて、子供たちは被害に遭うのだ。
・守るための閉鎖と、守るための開放、世間はどちらか決めかねて、その隙間から悪意が子供をつまんでいく。
・子供は生き物だ。閉じたコミュニティで、守るには限界がある。
・ごまかしてごまかして、いつかなかったことになると思っていた。でも違う。
なかったことになるのではない。そのことを何とも思わなくなるのだ。そしてそうなったら、おしまいなのだ。
・「自分が改心したからって都合よく許してもらえると思うな。お前は誤っても許してもらえないことをした。」

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2022年09月30日

Posted by ブクログ

ドラマの再放送ではまり、小説を読んでみた。
三匹最高、だいすき。

私はもともと、有川さんのくだけた文体が苦手だったんだ。
この本でも、キヨの孫ゆうきのくだけた口調が、最初は苦手だった。ドラマを見ていたのでゆうきのキャラはわかっていたのに苦手って・・・と、我ながら思うけど、なんとなく文章で読むと冷めてしまうのだ。
しかし、読みすすめるうちに、ゆうきのくだけた口調の中に、彼の照れ、優しさ、悲しさなど色んな思いを感じられるようになっていった。
そうしたら、そういう文体も全然苦手ではななくなった。むしろ、こういう文体だからこそ伝わるのではないかな、と思った。
三匹のキャラクターも、話し口調、セリフのよって際立っている。

時代劇をイメージして書いたという本作。
時代劇といえば勧善懲悪。
三匹も、ご近所にはびこる悪を成敗してくれる。スカッとする。
そして、家族愛のお話でもある。第三話でシゲが妻に作り話を聞かせて、優しい言葉かけたところ、思わず涙。世の男性たちなら怒り狂う場面で、相手を気遣って作り話を聞かせるっていうのがさ、良いよね。シゲの優しさが染みた。

ドラマは、ノリ役の志賀廣太郎さんがお亡くなりになって、続編が作られることはきっとないだろう。それくらい、三匹はこの3人しか考えられないっていう絶妙なキャストだった。
小説は、「ふたたび」も読むつもり。
今更読み出したにわか三匹ファンですが、もっと続編がほしい・・・!と願ってしまいます。

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2022年06月02日

Posted by ブクログ

昔ワルガキだった、アラ還の3人のオッサンたちが各々の得意分野を活かし、地域の夜警になる!
還暦迎えたってまだまだ現役。
この世代のオッサンが地域の悪を斬っていくのが、小気味良く、スカッとしました。
キヨさんの孫の祐希とノリさんの娘の早苗も加わり親子、孫と祖父という縦の繋がりができていくのも素敵でした

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2022年05月27日

確かにおっさんが活躍するけど

痛快、痛快!ニヤニヤしながら安心して3人のおっさんたちのキャラクターを楽しむことができます。でも、確かにおっさんたちが活躍するんだけど、やっぱり有川作品には、ラブコメ要素が用意されているんですね~。。。満足・・・。

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2013年10月07日

yuu

いてほしい

こんな3人いてほしいo(^-^)o
素敵だわ。。。
さらっと読めます。

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2013年12月14日

Posted by ブクログ

有川ひろさんの小説が大好きで、気になっていた「三匹のおっさん」も読んでみることに。

自警団を結成した最強のおっさん3人組が繰り広げる、ユーモア溢れる痛快ストーリーが癖になります!
第三話のシゲと奥さんが尊い…

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2023年11月30日

Posted by ブクログ

下町純情物語そこそこ愉快
第3話 女性目線の文章はさらりと読めて??クウェスチョン?・・・んっ?まさか!?調べました。有川浩は女性でした アリカワヒロシと読み、勝手に男と決めつけていました。ペコリm(_ _)m

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2023年07月25日

Posted by ブクログ

有川浩ってば、ベストセラー作家ではあるが、今まで読んだことがなかったかも。
女流作家って、なぜか敬遠してしまうんだな。
でも、ドラマや映画では「阪急電車」や「フリーター、家を買う。」などは見ていた。

とりあえず一冊読んでおこうかと手に取った本がコレ。
メチャクチャ面白かった。

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2023年05月01日

Posted by ブクログ

爽快でした!
みんなひとクセあるけど人情に厚くて、あったかい気持ちになれる本。
私が将来子育てする時に、こんなおっさんがいる町に住みたいなって思いました。

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2023年01月22日

Posted by ブクログ

還暦ぐらいでジジイの箱に蹴り込まれてたまるか、とかつての悪ガキ三人組が自警団を結成。剣道の達人・キヨ、柔道の達人・シゲ、機械いじりの達人の頭脳派・ノリ。ご近所に潜む悪を三匹が斬る!その活躍はやがてキヨの孫・祐希やノリの愛娘・早苗にも影響を与え…。
痛快活劇シリーズ始動。
ゲーセンの売上金の強盗、悪質な詐欺、結婚詐欺、動物虐待犯などを凄腕の三匹のおっさんが成敗する痛快さ、祐希と早苗の甘酸っぱい恋、キャラクターの心理描写も丁寧で、痛快な後味の小説に仕上がっています。
祐希がキヨにファッション指南したり、母親のパート先の人間関係の悩み事の相談に乗ったり、世代間の交流が丁寧に描かれ、共感しやすいです。北大路欣也さんたち主演のドラマも、面白いです。

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子ども時代からの悪ガキ3人が、還暦を迎えて今度は地域のために活躍するお話。
第一話から面白かったです。リアルな社会問題が折り込まれてるので、なお。現実こんなうまく解決せんよなー…てなところもフィクションだからこそ痛快でイイ!!
そして有川さんといえばベタ甘、と祐希クンと早苗チャンの恋模様つき。まさに青春。それを親として見つめる則夫サンとじぃさんとして見つめる清一サンの心模様が『分かるわぁ』と思いながら読みました。
『ふたたび』も楽しみ。

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2022年12月15日

Posted by ブクログ

60歳を過ぎてもまだジジイと呼ばれたくない、おっさんで… 。わかるわかる私も60歳で「おばあさん」にはなりたくない。そのためには身体も心も若々しく保ち、社会の一員でいなければ!と思わせてくれる話だった。
おっさん達が解決していく問題はどこの町でも起こりうることばかり、気をつけなくちゃと思う事もたくさん。
こんなおっさん達がどこの町にもいたら子どもからお年寄りまでもっと住みやすくなるのだろうな

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2022年06月27日

Posted by ブクログ

おじいさん像がデフォルメされている感は否めない(私の周りのリアルな60歳はおっさんたちとはちょっと違う)が、有川浩さんは、コミカルなストーリーの中にキャラクターの人間的な成長を描くのはやっぱり上手だなと思った!面白かった!

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2023年06月22日

Posted by ブクログ

自らおっさん萌え・ジジイ萌えと書く有川浩。
定年を迎えた近所馴染みの3人のおっさんが『三匹の悪ガキ』のなれの果ての『三匹のおっさん』なる私設ボランティアとして街に降りかかる小さな火の粉を消し取っていくお話。
詐欺、痴漢、動物虐待、催眠商法に、今どきの子どもや学生、若夫婦に孤独な老人の話を絡めて、予定調和的な話の展開だけど、その分、安心感はあり。
祐希と早苗の付き合いなんていつもの面倒くささもどかしさ満開だし、登美子さんの件りなどハナからネタバレという感じだけど、どの話も収め方がキレイで気持ちが良いわな(カルガモの話だけはどうにも収まりつかないお話で、世の中の風潮に対する忸怩たる思いだけが残る)。
ただ、男は、よほど男前で優しさが滲み出る奴は別にして、やっぱり腕っぷしが強いか特殊技能を持たないと役に立たないということみたくて、それはそれで切ないねぇ。

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2024年02月13日

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