【感想・ネタバレ】花と流れ星のレビュー

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ネタバレ

『骸の爪』の後に読みました。
真備シリーズの3冊目。短編5話。
『オディ&デコ』では、風邪をひいた真備さんの”方言”に笑ってしまった。
『花と氷』では、”氷”と向き合いながら生きていく真備さんと北見さんに元気をもらった。
素敵な表現だと思った。

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2023年05月02日

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久しぶりの道尾秀介さん。特に最後のが気に入ったけど全部良かった。道尾、真備、凛…背の眼と同じく3人の関係もいいなぁ。

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2020年04月08日

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作家道尾と霊現象探求家の真備と助手・凛のシリーズ3作目
こちらは短編集ということもあり1冊目の「背の眼」や「躯の爪」よりもずっと薄くて、文庫本といえどもそこそこの厚みを有する1、2作目に尻込みをしてしまう人はこの短編集で雰囲気掴んでからでもいいかもしれない
ちょっとだけ1、2作めの話がでてくるけどネタバレにはならないし話がわからなくなるわけでもないから、支障はないと思う
前作、前々作に引き続いて人のすれ違いやちょっとした陰りから起こした行動が予想外の事態を引き起こしていて、ままならなさとそれを受容していくしたたかさを描いている話だった

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2024年04月20日

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シリーズと知らずこの作品から読んでしまいました。真備シリーズの3作目、短編集です。後に一作目と二作目を読みました。
3人のキャラと距離感が心地いいです。続編あったらぜひ読みたい!

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2024年01月07日

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未読のシリーズものの連作短編集でしたが、登場人物三人の距離感が心地良かったです。謎がどれも穏やかでその裏にひめられたものが優しくて良かったです。短編それぞれのタイトルも魅力的でした。前作も読んでいたら、それぞれの抱える複雑な心情を感じられてもっと良かったんでしょうね。そのうちに是非手に取りたいと思います。

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2022年11月23日

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「背の眼」から続く真備シリーズの短編集。作者の初期のシリーズものといえばこれ。道尾秀介というホラー作家が登場するミステリでもあって、法月綸太郎さんや辻村深月さん等と同じように作者が登場する。ホラーより自分の心の揺れ動きに焦点があてられた作品で、機微が感じられてとても良かった。

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2022年10月25日

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「道尾秀介」の連作短篇集『花と流れ星』を読みました。

2月の始めに読んだ『鬼の跫音』以来、11冊連続で「道尾秀介」作品です、、、

こんなに同じ作家の作品を読むのは初めてですね… 多分。

-----story-------------
死んだ妻に会いたくて、「霊現象探求所」を構えている「真備」。
その助手の「凛」。
「凛」にほのかな思いを寄せる、売れない作家「道尾」。
三人のもとに、傷ついた心を持った人たちが訪れる。
友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。
自分のせいで孫を亡くした老人…。
彼らには誰にも打ち明けられない秘密があった―。
人生の光と影を集めた、心騒ぐ五篇。
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以前読んだ『背の眼』、『骸の爪』に続く「真備(まきび)シリーズ」の第3弾作品で、本シリーズ初めての短篇集です。

 ■流れ星のつくり方
 ■モルグ街の奇術
 ■オディ&デコ
 ■箱の中の隼
 ■花と氷
 ■解説 香山二三郎


『流れ星のつくり方』は、『背の眼』の事件が片付いた後、「道尾」の企画により三人で海辺の宿に宿泊して寛いでいた際、飲み物を買いに外出した「凛」が謎めいた少年から犯罪に関する問題を出されて、それを解決するという物語、、、

彼が言うには、少年の友達の両親が密室状態となった自宅で殺され、その犯人は家から消えてしまったという… 犯人がどうやって逃げたかを当てて欲しいと言われ、「凛」は自力で、友達が帰宅した時点で犯人はまだ現場にいたことまでは推理するが、なぜその友達が犯人の存在に気付かなかったのかがわからない。

そこに「真備」から電話がかかってきたので、「凛」は「真備」に推理への協力を要請する… 少年が、ある病気の治療中だったということがポイントでしたね、、、

綺麗にまとまった作品で、終盤は切ない気持ちが高まってきましたね… 佳品です。


『モルグ街の奇術』は、「霊現象探求所」にほど近いバーで飲んでいた「真備」と「道尾」に、右手を失った見知らぬ外国人のマジシャンから、自分の右手を失った際の真相を看破しろと挑戦してきて、それを解決するという物語、、、

その男は、自分は曾祖父は脱出奇術王の「ハリー・フーディーニ」だと言い、15年前にカリフォルニアの郊外にある海辺の別荘での事件の顛末を語り始める… ちょっと不気味な余韻の残る作品でしたね。

右手を失った時間を誤魔化すために、切られた腕を更に犬に与えるなんて… うーん、想像できません(したくありません)。


『オディ&デコ』は、仔猫の幽霊が写っている動画があると小学4年生の「莉子」が「霊現象探求所」に相談にきて、それを解決する物語、、、

肝心の「真備」が風邪でダウンしており、実際の調査には「凛」と「道尾」が当たる… 「真備」は風邪で、ひどい鼻声となっており言葉が不明瞭にななことから、「凛」と「道尾」が「真備」の話す推理を何と言ったのか推理せざるを得ないところが笑えますね。

意味不明なタイトルも、この鼻声によるものなんですよね… 子どもにも競争を強いる暗い面に視線を投げかけつつ、小学生女子のナイーブな絆のありようが巧く描かれていました、、、

心が救われるエンディングで良かったです。


『箱の中の隼』は、『骸の爪』の事件が片付いた後、暇で退屈している「道尾」が土産持参で「霊現象探求所」を訪れるが、そこへ「野枝ひかり」という美人の相談者が表れ、慌ただしくしている「真備」と「凛」に代わり、彼女が幹部を務める宗教法人「ラー・ホルアクティ」の騒動に巻き込まれる物語、、、

「道尾」は「真備」の身代わりとなって派遣されます… そこで信者から聞いた話が、真相判明後に大きな意味があったことに気付かされるという軽めの冒険譚でした。


『花と氷』は、友人の結婚式に出席する「凛」と、その数日前に「霊現象探求所」を訪ねてきた「薪岡」という老人の話が並行して描かれ、式場に向かう「凛」が目撃した「薪岡」が小学生の女の子たちに楽しそうに何かを配っている姿を見たことが、意外な事件に結びついて行く物語、、、

「薪岡」は、自分の不注意で小学生の孫娘を死なせてしまっており、その孫娘にどうしても謝罪がしたいという希望を持っていた… 翌日、「薪岡」が小学生の女の子たち配っていたおたのしみ会のチラシを見た「真備」は、「薪岡」の計画に気付き、おたのしみ会へ駆けつける。

小学生の女の子たちの手により、孫娘のもとに行こうとしていた計画は未然に防止できましたが… 切ない幕引きでしたね、、、

また、「凛」の「真備」に対する想いと「真備」の亡妻への想い… すれ違う二人の想いが浮き彫りにされた作品でした。


本シリーズ、まだ続くのかな… 『花と氷』のエンディングを読んでいると、今後も続きそうな終わり方、、、

まだまだ読みたいので、これからも続いて欲しいですね。

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2022年10月20日

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真備シリーズ、お初。じんわり染み渡るような読み口。ホラーのようでいてミステリー。そして人の心の機微を描くようなお話が多かった。3人それぞれの視点やカラーが出てるのもいい。

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2022年03月12日

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ネタバレ

5編からなる真備シリーズ初の短編集。
トリックやロジックというよりも、心の動きや叙情性を噛みしめるような作品が多く、3人の内面も窺える。
道尾秀介はやはり伏線回収が巧く、そしてミステリとしての謎‐解決が文学性と一体化しているところが大きな魅力。

『花と流れ星』
夜の海岸のどこか怪しげで、どこか儚げな雰囲気が、少年の不思議な語りとマッチしている。”流れ星のつくり方”というのは、少年は明るさは感じることができ、光がにじんで見えるから可能なのだろうか。自然と目が見えると思い込まされてしまうが、実は目が見えない伏線だったというのは見事。

『箱の中の隼』
コーヒー、咳、看護婦、太陽...相変わらず伏線回収巧いなぁ

『花と氷』
チラシの謳い文句に胸が痛む。
「花と氷」という例えが美しい。

”花は綺麗だけど、氷だって大切な思い出の証だ。捨てずにゆっくり溶かしてやれば、だんだんと水に変わってくれる。
その水で、花も咲く。”

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2022年01月13日

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道尾秀介さんの初期作で名探偵・真備と助手・凛とホラー作家の道尾さんご自身が活躍する秀作ミステリ短編集ですね。正面切ったフーダニットはない物の人間心理の盲点を突いた異色のトリックが新鮮でどの作品も読後の余韻が素晴らしいですね。『流れ星のつくり方』最終行の騙しの衝撃。『モルグ街の奇術』道尾マジック!消えた腕は何処へ?『オディ&デコ』風邪でダウンの真備の代役で道尾さんが大活躍。子猫と鼻声の話。『箱の中の隼』妖しい宗教法人施設で道尾さん恐怖と苦難の一夜。『花と氷』孫娘を死なせた老人男の錯乱の罠を見破る真備の慧眼。

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2019年11月15日

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いわゆる真備シリーズの第3作ということになるが、過去2作とはテイストを異にする短編集となっている。
同じ枠組みの世界の中で、いかに切り口を変えるかと著者が腐心した様子がよく分かり、「箱の中の隼」に関しては若干消化不良の感はあるものの、どれも非常に興味深く読み進められる作品に仕上げられているのはさすが

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2017年01月05日

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真備シリーズ第三弾。

第一弾、第二弾は長編でしたが、第三弾は5つの短編集。
心に闇を抱える人々が、真備の元へと吸い寄せられる。


今回は、さくさく読めました。
長編も短編も好きなんですけど、これまでの二作は、どちらもちょっと難しく感じていたので。
今回のは読みやすかったです。

短編ですが、ひとつひとつのストーリーは深くて濃いものばかりでした。
なんとなくもやっとしたり、切なかったり悲しかったり。
なんとも言えない感情が後に残りました。

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2016年09月20日

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真備&道尾シリーズ初の短編集ですが、ホラー色は影を潜め一遍ごとに違った色が楽しめる五編が収められています。

〈流れ星の作り方〉
旅先の夜、散歩に出た凜は一人の少年と出会います。少年は二年前に起きたという、彼の友達の両親が殺された未解決事件について語り、「犯人がどうやって逃げたかわかる?」と尋ねるのですが…
唐突に訪れる幕切れと息詰まるような余韻が印象的で、夏目漱石の「夢十夜」の一遍を彷彿とさせるものがありました。

〈モルグ街の奇術〉
とある小さなバーのカウンターでくつろぐ真備と道尾に、かの奇術王ハリー・フーディーニの曾孫と名乗る男が突然話しかけてきます。
右の手首から先がないその男は、十五年前のある事件の際に自ら右手を消してしまったと述べ、真備か道尾いずれかの右手を賭けて、事件の真相を暴いてみせろと詰め寄るのですが…
テレビドラマ「TRICK」のオープニングのような始まりから、全体的に「世にも奇妙な物語」の雰囲気をまとった味わい深いミステリーです。

〈オディ&デゴ〉
風邪でフラフラの真備のもとを訪れた小学四年生の少女・莉子は、自分の不注意で死なせてしまった子猫の幽霊に悩まされていると語ります。
思わぬ話の展開と事件の真相、微妙で危うい子供心の描写に唸らされる一遍です。

〈箱の中の隼〉
慌ただしい雰囲気の『真備霊現象探求所』を訪れた道尾は、真備に唆されるまま、探求所を訪れた「宗教法人ラー・ホルアクティ」の美人幹部である野枝ひかりに、真備庄介になりすまして応対することになります。わけもわからないまま、教団本部に招かれ、そこで事件に遭遇した道尾は…
「バスカヴィル家の犬」のワトソンのように、真備と離れた道尾の活躍!?が見られる貴重なエピソードです。

〈花と氷〉
同級生の結婚式に呼ばれた凜の話と、自身の不注意で孫娘を死なせてしまった老人、薪岡の話が絡み合いつつ、人間の心の中に沈殿した「澱」のようなものに焦点をあてた深い人間ドラマが繰り広げられます。

ファンの方にお叱りを受けるのを承知で言うと、僕にとって道尾秀介さんは当たりハズレが大きく、そういった事情からなかなかポンポンと新作を買えない買わない作家さんなのです。

ただ、「背の眼」から始まる真備&道尾シリーズは当たりでして、最近、Facebookの読書グループで本作を読んだ方が、本作もシリーズの一冊と投稿されてたのを拝見して慌てて購入した次第です。

結果、前述のとおり「当たり」で、とても楽しめました。
またこのシリーズの新たな長編が読みたくなりました。

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2016年05月05日

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読みやすかった。

本当は長編好きだけど、短編の良さを改めて考えさせられた。

思い作品の多い作者ですが、これは軽快に読み進められました。

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2016年04月08日

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死んだ妻に会いたくて霊現象探究所を構える真備。その助手の凛。凛に想いを寄せる作家の道尾。

彼らの元を訪れる物達とは?

・流れ星のつくり方
・モルグ街の奇術
・オディ&デコ
・箱の中の隼
・花と氷

味わい深い5篇です。

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2022年11月23日

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道尾秀介の短編ミステリー小説。
短編なのでサクっと読みやすい。

真備シリーズとしては、3作目と知らず
この作品から読んだが問題なく楽しめた。

ホラー要素は少なくジャンルとしては、
ヒューマンミステリー小説。

真備・凛・道尾の3人のキャラが立っていて、
1話完結なのでドラマ化できそうな内容。

頭の中で勝手にキャスティングするのも面白い。

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2022年09月03日

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ネタバレ

このシリーズ、長編があるのかな?だとしたらその長編を読んでみたい気になる。そんな一冊だった。
今回は心霊の類が全く出てこなかったけど、本来は心霊をメインに扱っているのだろうか?それとも今回のようにトリックやミステリーが本筋?
真備の過去がすごく気になる。三人の人間関係のバランスがすごく素敵で、この三人が織りなす物語の進捗にはとても興味が湧きました。ただ、この本作に関しては、短編の悪いところが出ていて、とりとめのない物語が連なっていて読みにくかった。

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2021年09月19日

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道尾作品としては大人しいと言うか毒々しさが感じられなかった。
どの作品も温かさを感じる。
この手のシリーズ物は京極作品にもあるがそれに比べるとやはりインパクトに欠ける。
とっつきやすさはこちらか。
道尾作品は全体的に文章が綺麗なので(だから直木賞取れるのか)内容に関わらず読み易い。
他のシリーズも読みたくなった作品。

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2021年02月27日

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連作。
一話ずつ短くさらりと読みやすいが、
もう少し深く謎に浸かっていたい気もした。
細やかな心理描写が上手い。どこか村上春樹風味も感じた。

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2019年02月15日

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売れない作家として自分を出演させちゃうのアリなのか…
前作を読んでなかったので読んでてところどころ寂しい気持ちになった。
「モルグ街の奇術」が印象的で、時間も場所も全く違う場所の出来事を推理する探偵モノかと思いきや、ラストシーンでめちゃくちゃ衝撃を受けた。締まり方がとにかく綺麗だった。

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2019年02月03日

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死んだ妻に会うために霊現象探求所を構えている真備。
真備とその助手の凛、売れない作家の道尾が様々な事件を解決していく。

真備庄介シリーズの短編集。
前作のように霊現象を探究するようなエピソードは無いけども、真相から読者の視線を逸らして誤った方向に促し、最後に謎が解かれた時にものがなしい物語が浮かび上がる、というミステリのようなサスペンスのような、「奇妙な味」が冴えわたる短編集となっています。

一番心に残ったのは最後に据えられた「花と氷」。
優しい余韻を残す、作者のまなざしが暖かいお話でした。
弱く哀しい人間心理を鮮やかに紐解いて見せる手腕が見事で、上質なミステリへと昇華させています。

真備庄介シリーズはこの3冊までで、10年も新作が出版されていません。
このシリーズは「探偵と助手が主人公のホラーミステリ」という一定の枠の中で展開するストーリーなので、多分、作者は枠にとらわれない色んなテーマや構成の作品を描きたいから新作が出ないのかな?と思うのですがどうなんでしょうか。
私はこのシリーズが好きなので、いつか続きを読みたいです。

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2019年01月06日

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町田市に事務所を構える霊現象探求所。
死んだ妻に会いたくてこの生業を始めた主人公、事故で姉を亡くした美人助手、売れない作家。
そんな三人の元へ、傷心を抱えた人々が訪れる。
友人の両親を殺害した犯人を見つけたい少年、自分のせいで孫を亡くした老人...
五篇の短編集。
道尾氏の作品はどれも、そこはかとないもの寂しさが漂う。怨み、妬み、嫉み。如実に表すのではなく、時間が風化させたと思いつつも、ふとした瞬間にじんわり思い出すような府の冷たい感情。これらを、子供の心情に合わせて描くのが非常に巧い。
ほんのり温かさを感じるミステリでした。

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2018年10月25日

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3人のその後が気になっていたので。
さらっと読めて、面白かった。
このシリーズでもっと描いて欲しいなぁ。

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2017年12月10日

Posted by ブクログ

読み終わりました。
短編5作品からなっています。
道尾氏の探偵は「真備」「道尾」「北見」は3人。
ホラーサスペンスではなくミステリー作品です。
でも・・・
「カラスの親指」ほどではなかった。

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2017年11月25日

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すんなり読めるミステリー短編集。とは言え登場人物は共通のため長編的な読み方もできる。あえて多くを語らない、すべての種明かしをせずに考える余地を少し残す書き方が良いと思った。

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2017年02月05日

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2016年3冊目は、道尾秀介の短編集。

いわゆる、真備シリーズの短編集。全5編。

今回はそれぞれのあらすじは省略します。

中でも、個人的に秀逸なのは冒頭の「流れ星のつくり方」 。次いで「花と氷」の順かな⁉

今作は真備シリーズの主要キャラ三人の個性が良く出ている点も好き。

次はいよいよ、真備シリーズの長編に挑むか⁉

道尾秀介、今年の台風の目になりそぅな予感がする 。

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2016年01月23日

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短編っていいな、と思わせる作品集じゃないでしょうか。
人間ドラマ要素が強い作品になっているけど、ミステリとしても十分読ませてくれる。
「流れ星のつくり方」は、ジーンとした。

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2015年09月26日

Posted by ブクログ

シリーズ三作目。
今回はホラー、民俗学的要素が抜けてミステリー色強め。
短編なのでさくっと読めます。
一話目が何とも言えず好きだなぁ。

一話目の男の子との会話で凛が
流れ星を見たことがないと言っていましたが、
町田、流れ星見れますよ!
空気が澄んでいる夜とかは割と見ることが出来るんです。

道尾と凛の関係は一向に発展しませんね。

真備の過去の話がもっと読みたいです。

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2015年06月14日

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長編に比べると物足りない印象。でもキャラクターの個性が出た短編らしい軽快さを感じる読みやすい作品。このシリーズの長編を読んだあとに読むべき一作。

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2015年02月13日

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真備シリーズの短篇集。
人生の光と影を集めた…とあるように、様々な人の思いや記憶が渦巻く。
人の心の中にはどうしようもなく止められない何かがある。
そう思うと切ない。

2014.10.2

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2014年10月02日

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