感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「虹色の硝子」
死んでいく恋しい人の名を、甘やかにつぶやいた少年の覚悟が、なんともいえず、せつなかったです。
重いテーマのお話だけれど、パステルカラーのジャケットに春色のスニーカーをはいた少年が、ほんとに春のようで、それがよかった。
でも、やっぱり悲しいな・・・(T_T)
「告白」は、いいお話でしたが、良介が踊れなくなったことはつらかったな。
そういう面では、表題作の「虹色の硝子」も「告白」も、結末に悲しみがある。
そして、「告白」では、彼を失うことになった透のことが気になったから、
最後のお話「Silent Night」で、透が幸せを見つけられそうで、ほっとしました。
タクミくんシリーズらしい、純粋な恋のお話でした。
Posted by ブクログ
2年生6人の内輪のパーティに、託生の恋人・義一が、1年生の超美形・森田徹を誘った事から二人のすれ違いが始まった。
ギイの不用意な言葉が、託生を初めて傷つける―。
いつもと違うギイの心に隠された悲しい真実とは?
全寮制男子高校・私立祠堂学院の、11年の恋物語。
「告白」「Silent Night」を同時収録。
シリーズ第5弾。
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涙出る(T口T)/~~~
超切ない、切ないわぁ〜。
青春万歳!!!
Posted by ブクログ
【友人から拝借】
シリーズ5冊目にして一番面白かった。 別に病気や怪我の話が好きな訳ではないけど、日常の中で繰り広げられる話とは覚悟や真剣さの重みが違うし、そこが上手く書けてると引き込まれる。
このシリーズはいろんな登場人物が出てくるけど、井上佐智や吉沢みたいに真剣に対峙するものがあるキャラが好き。
人生の最後を自分で決めた鈴木と、外見に捕らわれず一途だった森田のカップルは地味に良かった。 しかし出血の下りは… 鈴木が受けってことか…(逆だと思ってた)
え、あらすじが衝撃的。。
ですが、実際ギイとタクミの小さい揉め事って毎度のことって程度です。さてその火種?だった森田くんは別のお相手に想われていて一瞬心を通わせたものの永遠のお別れがあったり更にまた別のカプですが理不尽な仕打ちにより起きた事故から聴力を失った後輩のために手話で愛を伝える元遊び人の先輩とゆー本作はピュアに切ないカラー。ギイとタクミはね、まだまだ全然崖っぷちに来ていません(そこまで揉めるか知りませんが。笑)