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あれは。
あれは私だ。
私が樹の下に立っている。
関口君の夢から始まる「支度」。
「ぬっぺっぽう」関口君の韮山での村探索、「うわん」狂骨で出てきた朱美がやたら死にたがる村上を拾う話。紡がれた話がどう絡んでいくのか楽しみな第1巻。
おちゃめな京極さん……の前に、御大将まだ出ていらっしゃいません(笑)
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後編である塗仏の宴(宴の始末)も同時にレビューで。
あ、推理小説物というカテゴリは抜きにしての感想で。
これまでの京極堂シリーズに登場してきた人物が次々に登場しては同時多発的に発生する事件に巻き込まれ、繋がりがまったく見えないそれらが繋がりを持って、見事に収束していく様はこれまでのシリーズと比較するとボリュームもその複雑さも屈指の構成でした。
やっぱり衝撃的だったのは「宴の支度」のラストです。
どちらかというと描写的な「静」の部分が多く占められているこれまでと違って、「静」と「動」のシチュエーションがバランスよくまとまってて、作品自体の規模(支度と始末合わせて1000P超)の割に中弛みもそこまで感じず、軽くカタルシスを覚えるくらいに読み終わってしまったー。
それにしても後半の関口君は空気。
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京極堂第六弾!
分冊版は全六冊…読みやすい!
宴の支度という事で、何やら二つの事件の支度が始まりました。面白い構成です♪
「ぬっぺっほう」よりによって関口が一人で事件に巻き込まれます(゚-゚*;)(;*゚-゚)
ある村を探して伊豆の韮山に…絶対ムリだと思ったら案の定とんでもないことに笑
頑張って関口!気を確かに!とハラハラ。
なんで京極堂に黙って来たの!!
よからぬ事になるとは思ったけど…やっぱりこうなったか…ととんでもない所で中巻へ続く。
「うわん」狂骨に出て来た朱美が不思議な事件に巻き込まれる話。狂骨忘れてるのでちょっと復習…笑
このシリーズは登場人物が多いので忘れちゃう。
朱美が自殺しようとする男を助けるのだが、何故か立ち直りと死にたがりを繰り返す。
どうやら宗教がらみのようだが…ってこちらも支度なので話は一旦ここで終わり。
この話の進め方は読むのが止まらない_φ(・_・
支度だけで上中下って…分冊で良かった笑
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相変わらずの抽象的な、問答のようなプロローグ。
訳がわからないのだけれど嫌いではないです。
そして今回の事件は村の消失。
光保という男が昔派遣されていた駐在所があった村が消えたという。記憶を辿ってその村に行ってみたら隣村になっていたという。建物は記憶のままなのだが、住人が違う。しかもその住人は七十年そこに住んでいるという…。
その真相に迫るべく問題の戸人(へびと)村に取材に訪れた関口巽。果たして真相は…。
まだ上巻ですし、謎だらけですが、損な役回りの関口氏が変なことに巻き込まれていないか心配です。
一方、自殺したがる男、村上の話は戸人村に関わることなのでしょうね。彼がどのように関わっているのか、真相が楽しみです。尾国という男の正体も気になります。
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再読。
不気味なほどに、この物語の舞台を鮮明に記憶しているのに何故かストーリーが全く記憶にない・・・。
まだまだ導入部。京極堂も榎木津もでてきてないのでこれからが楽しみだ。
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「知りたいですか」。郷土史家・常島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
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シリーズ6冊目にしてとうとう、分冊文庫版に手を出してしまいました。
あっという間に読み終わってしまいました。
今回は謎の風呂敷を広げるだけ広げて終わりという感じ。
関口さんが相変わらずわけのわからないトラブルに巻き込まれて、今回は警察?に捕まってしまい、また出てくるとは想像してなかった、狂骨に出てきた朱美さんが登場して、自殺志願の男の人に巻き込まれ。。。
いつも、厚い本の半分くらいまでは何が何だかわからないから、次の中巻までは、まだ曖昧模糊のままかも。
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地図にない消えた村や謎だらけの薬売り。
興奮する展開でこのばらばらの話がどう繋がり纏まっていくのか楽しみ。
そして朱美さんが登場したのが嬉しかった。
関口くんは一体どうなるのか。中々あの状況に馴染んでいるようだけど。
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いわずと知れた京極堂シリーズ。ええと、六作目だろうか。
再読なんだけれども、読んだのは大分昔だったせいで、ストーリーはほとんど忘れていた。
ので、もう初めて読む感覚で読めてしまった(いいことか悪いことかはわからないのだけど。
関口の監禁シーンや、朱美が海辺に佇んでいるシーンなど、割とどうでもいい部分は覚えていた。
本筋を忘れることって結構あるよね・・・。
文庫版は一冊のものが三冊にわかれているので、一冊だと短め。
それでも300Pあるけれども、短いと感じてしまうのが京極シリーズ。
さらに「塗仏」の話はもともと「支度」と「始末」からなっているので、
上中下にわかれた文庫本だと、一冊が六分の一ということになる。
今回読んだのは、「支度」の「上」だから本当に支度の支度といった印象。
謎がポン、と提示されるので、結局「中」「下」も読まなくてはならないだろうから、
分厚さにめげずに最初からまとまったほうを買ってもいいかもしれない。
ただこの文庫版は軽いので、持ち歩きにはいいです。
電車の中で読んでいても変な目で見られないです。
ちなみにこの本ではおなじみのキャラクター(?)は関口しか出てきませんでした。
京極堂やエノさんはどのあたりで出るだろう。とりあえず「中」も読もうと思いました。
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京極さんの本はお弁当箱みたいに分厚い本で読むのが良いとも思うのですが、最近の読書はもっぱら通勤時間なので、分冊文庫版っていうのは持ち運びに便利なのでありがたい。というわけで、分厚い本も持ってるのに買っちゃったよ、分冊文庫版。上巻だけ読んで感想、というわけにもいかないので感想は後日下巻にて。
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何者かによる陰謀のオンパレードです、心理戦、騙し合いの博覧会みたいな物です、大掛かりです、敵もかなりの大物です、関口は罠に嵌められて、殺人犯として逮捕されます、当然壊れます、これをどう収集させるのか、京極堂はしぶります、けど出てこざるを得ません、もちろん。もうここまでシリーズを読んで来た人には長さは苦にはならないでしょうから、思う存分陰謀を楽しんで下さい、という感じです。結末もちゃんと落ちます、すっきり感は人それぞれでしょうか?
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めくるめく京極ワールド。しかし、今回は私の読み取り能力の低下のせいか、「ぬっぺっぽう」に関してどうも話の流れが分からなくなってしまった感があったので★3つということで。
「う わ ん」はミステリーっぽい感じで面白かったんですけどねぇ…。
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村が一つ消えた。記憶と記録から消された村の秘密がとかれていく・・・。
ばらばらに見えたいくつかの物語が集約し、最後どのような像を結ぶのか、とても楽しみだ。
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■内容(「BOOK」データベースより)
「知りたいですか」。郷土史家・常島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
■感想
この本には何度読んでもどうしてもついていけない。たぶん自分の中で視覚化できないからなんだろうなぁと思うけれど、それ以外にも原因があるのかなぁ。
なんとなくもやもやしているというか…まさしくのっぺらぼうといいますか、塗仏なイメージの一冊。
何度読んでもついていけないのは理解しつつ、姑獲鳥の夏から絡新婦の理まで読んでしまうと、つい手を出してしまい、そしてパニックになって後悔する…うん、学習しよう。
とりあえずラノベっぽい設定や展開は変わらず。なんか京極が重要人物なのにふいた。のちのちこの設定が生きてくるんだろうか…ちょっと変なフツーの民間人でいいと思うんだが。