【感想・ネタバレ】エリートの創造-和田秀樹の「競争的」教育論のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

エリートとは何か
今、エリートと呼ばれている人達に対する信頼が崩れている。
それはなぜなのか?

日本社会でそのようなことが起きている背景にはどのようなことがあるのか?

日本のエリート、世界のエリート

エリートとエスタブリッシュメント

その教育の仕方、育ち方の違いなど

本当のエリートとはどのようなものなのか、考えさせられる1冊です。

確かにエリートと呼ばれている人にある
noblesse obligeを感じる人が目立たなくなっているような気がする。

某予備校で数学の講師が最後の授業で
『君達はエリートではなくリーダーになれ』と言われていたのをふと思い出しました。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

エリートってそもそもなんだ??
国を引っ張っていくアツい人??冷静で賢い人??特権意識丸出し??

「エリート」崩壊の現状では、「エリート」の例として官僚、医者、警察、教授、東大等の高学歴者について書かれている。
あと「エリート」と「エスタブリッシュメント」の違いとか、諸国の「エリート」比較、エリート教育とは・・・などなど。

エスタブリッシュメントは、いわゆるお坊ちゃん・お嬢さんって感じかな??小学校から名門私立に入れてがつがつ受験させない、家柄がいい人。それをエリートとは区別している。
うん、エリートは自らなるもの。エスタブリッシュメントは生まれた環境によるもの。


あと『エリートコース』っていうと名門高校→東大・旧帝ってイメージだけどね。名門コースを歩むのもいいけれど、地方の無名校→東大、無名大学→のしあがる、みたいな『叩きあげ』がもっと評価されてもいいはず。…という著者の意見に賛同!!


一番印象的だったのは、エリートがエリートであるために必要なこと。それはお金じゃなくて、「誇り」ということ。
お金で優秀な人をあつめるのは正しくないし、誇りと責任を感じるからこそ、自分のためにも人のためにも一生懸命仕事ができる。
言われてみれば当たり前なんだけど、いわゆる「エリート」にあたる人だって、たたかれてばっかりじゃ身を粉にして働こうって気がうせるよね。
そして「エリート」って人たちが必死になる→一般市民もエリートを自然に尊敬する→エリートはなおさら必死になる・・・っていい循環なのかも。

それとエリートに求められるのは、やはりまず自分への厳しさだよね。その意味では、イギリスなどの、とても規則が厳しい全寮制はエリート教育にうってつけなのかも??

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

【目的】

【引用】

【感じたこと】

【学んだこと】
自己愛を満たす。
ノーブレス・オブリージュ。
内的動機の高い人には外部の賞罰は必要ない。

0
2009年10月04日

「社会・政治」ランキング