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Posted by ブクログ
競争ではなく、助け合う世界、社会にしていく。
日本の教育はこれを実現するためのシステムにはなっていないし、社会そのものが、競争を煽る仕組みになっている。
見習うべきものの、一つは、筆者が知るドイツにおける教育である。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
効率と競争の追求によって泥沼の不況から抜け出そうとする日本社会。
だが、リストラ、失業、長時間労働、年金破綻など、暮らしの不安は暮るばかりだ。
子どもの世界も閉塞をきわめている。
著者のNGO活動の経験をふまえて、真に豊かな社会をもたらす互助の関係性をいかにして作るかを考える。
前著『豊かさとは何か』の続篇。
[ 目次 ]
第1章 切り裂かれる労働と生活の世界
第2章 不安な社会に生きる子ども達
第3章 なぜ助け合うのか
第4章 NGOの活動と若者達
第5章 支えあう人間の歴史と理論
希望を拓く―終章に代えて
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
「ピアスや服装に学校は何も干渉しないのでしょうか。学校は子供の個性に対応して教育するところ。ピアスや服装は子供の個性がはっきりわかっていいじゃないか」
「労働者の解雇につながる技術の発達は、資本主義の中でプラスだけなのか」
Posted by ブクログ
『豊かさとは何か』(岩波新書)の続編。
前著で著者は、経済成長に邁進してきた日本が本当の「豊かさ」を置き去りにしてきたことを批判していました。本書でも、前著刊行以後の日本においてそれらの問題が一向に解決されることなく、むしろ新自由主義的な政策を望む声が高まるなかでますますひどくなってきていることが、やはり批判的な観点から論じられています。
また本書の後半では、著者自身がかかわったNGO活動と、そこでおこなわれた日本とユーゴスラビアの子どもたちの交流が紹介されており、未来における「共生」への希望が語られています。
Posted by ブクログ
大学1年生の私にとってこの本は所々面白かったけど、字が細かすぎて最後まで読めなかったです。
けど半分ぐらいまで読んでいくうちにこの世の中は弱肉強食なんだなと思いました。