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大人になって改めて論語に触れたいと思った。
最初は全集みたいなのを手に取ってみたが、勉強不足すぎてチンプンカンプン。
挫折したところに、この一冊と出会うことができた。
原文、読み下し文、現代訳と、とても分かりやすくまとまっていて、読みやすかった。
そして改めて論語というものの凄さと素晴らしさに気付かされた。
紀元前も2020年も良くも悪くも人間は変わらないんだなと驚いた。
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論語は、色んな理不尽に立ち向かうための思想であり、心の支えである。不遇に苦しむ時に読めば、必ず代弁してくれている言葉が見つかる。孟子や菜根譚などなどと共に、一生に何度も何度も読むに違いない。
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子供生んだら仁て名前にしようとおもった。
なんでって、あったかいラグのうえに二人の人間が
くつろいでいるさま。なんだって。
そういうことが難しい言葉でかいてある。
ってことをやさしく解説してあります。
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「孔子の為になるお言葉」位の知識しかありませんでしたが、
原文をそのまま読むのは難しいですが、書き下し文と解説がわかりやすいです。
何度も読んでみようと思います。
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初心者の私にとってちょうどいいレベル感の入門書。
孔子の教えだけでなく、彼の人生や歴史的背景にも触れられていて理解しやすかった。
ただ、教えについての解説があまりない部分もあり、それがどういう趣旨なのか分かりづらいものもあった(学術的に断定できていないから解説できないものなのかもしれないけど)。
いずれにしても、初めて論語に触れるにはちょうどよかった。
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恥ずかしながら、ほとんど論語も孔子も知らなかったので、初めてちゃんと儒教を理解できてよかった。紀元前六世紀の話がここまで伝わってきていること、抜粋されているとはいえ、今の時代に通じる、役立つような考え方や警句にあふれていることに驚かされる。
儒教って、親孝行っていうか目上を大事にしなさい、という説教くさいイメージがあったんだけど、そこにちゃんと、今まで繋がってきたものを大事にする、という背景があって、その連続性を重んじる、という姿勢は受け入れられるなと思った。
教養人となるのは並大抵のことではないけど、勉強や仕事と違って、道徳にはこれでよしというのがなく、年を取るほどに極めていきたくなる領域の話だと思った。いつ手にとってもいいけれど、早く読んでおくに越したことはない本だとは思う。(学生さんは勉強じみている部分が、つまらないと感じるかも)前半で孔子の人生や漢文をきちんと説明してくれているので、論語が入ってきやすい。詩とか歴史の勉強もしたいと思えた。
戦乱の世にうまれたこともあって、孔子は出世欲も強い人だなと感じた。一部、人材の見方や争いについての含蓄に、自分の考えと会わないところはあった、時代なのだろうなと思う。教育について、学びについて、は目指すところが参考になった。個人的に難しいと感じたのは、学ぶほどに謙虚になるということ。知らないことを知るからであろうが、謙虚にするという姿勢をつい忘れてしまう。ものすごく難しい。
あとは孔子は伝えたいことをいろんな例や言葉や行動で示すが、実際に自分が教える立場になったときに、ここまで辛抱強くできないような気がする。それこそ、鍛えていく部分だとは思う。四十までに惑わないようになりたい。
自分の心に染み入るような部分は、漢文でそのままでもすっと入ってきて、その体験が面白かった。竹とかに書いていたのかなあ。短い漢字の表現にすぱっとした気持ちよさを感じた。たまに読み返して、自分のその時に至らないところや悩んでいるところを知る、手がかりにしたいと思った。
中学生から読める、という謳い文句のそのままに、本当に読みやすくて挫折せず読めたのがとてもよかった。
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自分の道徳観を具体化する参考になって良い。
ただ、孔子の思想と行動そのままを現代(日本)で貫くのは、かなり生きにくそう。
工夫やアレンジしてみよう。
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すごくわかりやかったです。論語のろの字も分からなかったですが、なんとなーく人物像がつかめて、論語の面白さがわかった気がします。あと、顔回が好きになりました。
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表紙裏
『論語』は、日本人にもっとも親しまれ、愛されてきた中国の古典。2500年前の中国に生まれた孔子が残した言葉には、どんな時代にも共通する「人としての生き方」の基本的な理念が凝縮されています。また、儒教と呼ばれるこの思想は、現代人にも多くの知恵と勇気を与えてくれます。1人の人間としての孔子を追った「孔子の生涯」と、『論語』の短くテンポのよい言葉のリズムや音の響きを楽しみながら味わう、中国古典入門。
目次
第1部 孔子の生涯
第2部 『論語』の言葉
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角川ソフィア文庫のビギナーズクラシックスは、古典を知るのにお勧めします。ただ論語の話を載せてるだけでなく、孔子の話が色々と載っています。楽しく読めます。
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前半の中国の歴史や孔子の生い立ちの話がおもしろかったです。後半から論語の深い部分に入っていくと、多少説教臭さも感じて、読み進めるのが大変でした。
もっと若い頃に読んでいたら、素直に受け止められたかもしれません。
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ビギナーズの表題に引かれて読んでみました。孔子の生い立ちから説明があり、何とか最後までたどり着けました。中学生向けとのことですが、古典に縁のなかった私には、丁度良いレベルでした。
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1.どの話が印象に残ったか?それはなぜか?
・三十「而立」、四十「不惑」、五十「知命」(p26)
→今自分は「而立」できているか、数年後「不惑」になるのか?
・道徳的にきちんと生きることができた上で知識や学問をしなさい(p41)
→子供に教えたい内容。でも自分は本当にこれができているのか?
・教養人であれ。知識人に終わる無かれ。(p67)
→今の世の中でも教養人は少ないのでは。人の上に立つリーダーに必要なことを言っていて、これからの自分の仕事にも通じる話
・知識や情報を得ても思考しなければどう活かせばいいかわからない、思考ばかりで知識が無ければ独善的になってしまう(p91)
→私が読書会に参加しようとしたきっかけは本を読んでも考えて実行しなければ意味がない、そのために読書の結果をアウトプットする必要があると思ったから。まさに常日頃考えていたこと。
・父母に尽くし目上を敬うことが人間愛の根本(p143)
→人と関わらずに生きることはできない、家族を持つことの重要性、責任を再確認。
・どのようにすればと問うてこない者に対してはどのようにすることもできない(p169)
→受身になってはいけない。主体的にならなければならない。自分の今抱えている仕事はやらされてないか?と再確認
・為政者への信頼が無ければ国家も人も立ち行かない(p238)
→上司先輩は部下後輩からまず信頼得ることが重要。
2.本から得た事をどう生かすか? 自分語り
私の今年のテーマ:仕事での指導者・リーダー、尊敬される父親
・人望:人の信頼を得る為にはまず身近な人を愛すること、約束を守りまごころをわすれない、ということを確実に実行する。
・リーダー:主体的に問題解決。主体的に学ぶ。考える力とともに信頼が必要。両方備わっていないと人はついてこない。バランスが重要。
・子供の教育:道徳、知識両方必要。親、兄弟、家族、友人を愛すること、社会のルールを教える。そのためにまず自分が実践。
3.突っ込みどころ
・孔子の弟子たちが孔子の思いをどれだけ忠実に表現できているのか?弟子たちの思考のバイアスがかかってないのか?
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孔子の生涯のプロセスと、その時代に云われた言葉を数篇載せられた論語初心者向けの本とのなっております。
儒教という言葉の由来には興味深いものを感じましたし、孔子という人物がどのような人物かもしることができ、無駄に孔子の言葉を覚えていくよか、本人をしることによりかえって良かった気がします。
個人的に好きな孔子の言葉の中に「未だ死を知らずんば、いずくんぞ死をしらんや」というのがありましたが、その言葉にも詳しい解説があり、とても興味がそそられるものがありました。この言葉には孔子の死に対する前向きな姿勢を考えさせられました。
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前半は『論語』ひいては、儒学の成り立ちについて孔子の生涯を追いながら解説していく。
後半は『論語』をジャンル別にピックアップして、原文・書き下し文・口語訳を載せている。
あまり、きっちりとした解説はないので、『論語』の入門として読むのによい。
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美しい人生を歩むには?という問のヒントにしようと読んだ。
孔子は人生の様々な場面における名言を残しているため、どの言葉を気に入るかは各人で異なるだけでなく、同じ人でも年齢によって違うだろう。
今の私は以下の言葉が気に入った。
朋有り遠方より来たる、亦楽しからずや。
君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。
朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり。
駟も舌に及ばず。
小利を見れば、即ち大事成らず。
遠慮なければ、必ず近憂有り。
この本を読んでお気に入りの言葉を探して実践することはとても有益だと思う。
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なんとなく難しいかも、と思いがちな「論語」の世界にすんなり導いてくれる。たしかに入門書ではあるが、論語そして儒教のエッセンスをしっかり押さえてある。第一部で、孔子の一生について俯瞰してくれているので、なおさら味わい深い。実は私達にとっても身近な論語。論語のすばらしさを改めて垣間見ることができた一冊。本書を皮切りに、同著者により最近刊行された『論語 増補版 (講談社学術文庫) 』に本格的に取り組むのもよい。
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自分は論語など読むがらではないのですが、この本を買ってみました。ときどきテレビでやっている論語に興味があったからです。解説などがありとてもわかりやすく書いてあるので読みやすかったです。
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全体的にみたら政治に関すること文言が多いが、人生にかんする指針も書いてある。絶対読む価値があるし、わかりやすい。とくに今の堕落政治家どもは論語でも勉強しなさいと言いたくなる。孔子に学ぶことは多い。