感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この間は偽装恋人だったのが、今回は子宝祈願の偽装夫婦っていう設定で、閉鎖的な街「昏星」にやってきた、蒼刻と朧月のご一行様。
すでに蒼刻は朧月への恋心を自覚していて、我慢のつぶやき「優先順位」を唱えまくりです。朧月の方はいつもと一緒かぁって思ったら、後半天然公主が炸裂して、蒼刻と同じベッドの中。薄い着物越しで抱き合って、キスくらいするかと期待しましたが、そこはやっぱり我慢の子の蒼刻。ちょっとだけ反撃してましたけど、何もなしでがっかりです。
早くこの街の件が片付いて、蒼刻の躾が見たいです。
次は10月・・・秋ですね。
Posted by ブクログ
表紙の怒りマークの静心兄とまあまあの張さんが楽しすぎ。
あいかわらずの2人。
ここまで続けて読んできたのであいかわらずすぎて、
ちょっと飽きてきたかなー。
でも添い寝シーンは爆笑ものだった。
よく耐えたな、蒼刻。
いやーほんっとすごいわー。
張宝と張梁の序章は意味深。
これはシリアス突入か?
これまでは基本1冊で完結だったので続きになったことに
ちょっと驚き。
Posted by ブクログ
読み進めるうちに、これはこのページ数で終わるのだろうか?と思ってたら、案の定終わらなかった。・・・何も始まってねぇぞ?ただひたすら不穏な盛り上がりだけ見せて終わったという感じ。まあメイン二人のいちゃこらが変わってないようで変わってて、ある意味それが醍醐味だし、事件な部分はあっさり駆け足になっちゃうのは仕方ないのかなぁ。でもいつも終盤になると駆け足で、パターンっちゃパターン。
パターンといえば、「後から考えれば~だった」とか「もちろんそれだけで終わるはずがなかった」とか、そういう後で思い返すような表現よく見るけど、あれは作者のお決まりのパターンなのだろうか?一冊で五、六回とか見たことあるぞ。その時はまた?と思ったが、そう感じるくらい繰り返されて記憶に残ってるということで・・・私が細かいだけかもしれんが、あんまり似たような表現を多用するのはどうなんだろう。それ以外は別にそこまで気になることもないんだけど。
まあ安定のラブとコメですな。ただ続くので、もうちょっと置いとけばよかったと後悔もしている。別に待つし、出たら買うけどね。
Posted by ブクログ
またしても連れられて、今度は偽夫婦。
しかし今回は『お呼ばれ』しての、お出かけ。
また色々策を練りますね、というよりは
この人の精神力は大丈夫ですか? と
聞きたくなるような話でした。
RPGでいえば、精神力鍛えまくりです。
閉鎖的な街の中には、お馴染みの幽鬼の姿が
まったくもって見当たらない。
出入り禁止? と思ったら、友人は通り抜け可能。
一体何がどうなっているのか、が
なんとなく予想がつきます。
無邪気な宿の娘が出てきて、それにまつわる話が出て
これは当然…という感じですが、街全体ならば
かなりすごいものになっているかと。
花守の話も気になります。
一体どうして恋人がそうなったのか。
当然出てきたからには、どこかで絡む、はず。
しかもラスト。
完全に引き釣りますよ、ラスト。
間に合う間に合わない以前に、どうなるのでしょう?
Posted by ブクログ
“「おうよ。俺は紳士なんだぜ」
蒼刻は「嘘こけ」とばっさり言ってやった。
——深窓のお嬢様に、根無し草の情報屋がうっかり惚れた。
そういうことなのだろうか。意外といえば意外な片恋である。
物語を書く高貴な女性と言われると、蒼刻はとっさに湘雲公主——太子殿下の姉公主である佳人を思い出す。蒼刻と朧月を題材にした物語まで書きはじめる、社交的で聡明だが困った姫君だ。
まさか彼女が、この男の想い人ということはないだろうが……。”[P.157]
5巻目。
蒼刻さんが何か危ない。色々と色々に危ない。
持ち上げて張り詰めて、しかしまさかの次巻に続く!
“蒼刻の傍らで獲物を狙う構えをとる白虎を見やると、張宝は笑みを消し、蔑むような冷たい目つきになった。
「人虎よ。汝はとことん我に歯向かうなァ。飼い慣らされたか」
「異なことを。儂は最初から蒼刻たちの味方じゃ」
「……ほう?」
張さんの昂然とした言葉に、張宝はなぜか意表を突かれたように目をまるくした。
が、すぐにその表情に、不気味な笑みを上塗りする。
「偶々に狂疾に因って——というわけではないが。汝は殊類と成った理由を忘れ、そちらについているのか。これは滑稽な。腹を抱える手が足りぬほどにな」
朧月は目を瞬いた。傍らでは蒼刻も、刀の柄を油断なく握りながら、訝るように目をすがめている。”[P.204]