【感想・ネタバレ】エス 咬痕-かみあと-のレビュー

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噛み跡が切ない···

エス シリーズの2冊目。
刑事とそのエス、という同じ立場の永倉と真生の、切なく報われない関係に、椎葉が突きつけられたのは、自分のエスとしての宗近との、お互いの在り方と、より内面と向き合う、痛い程の覚悟で、その悲しい展開に、掴まれて苦しい程です。
永倉さんは乱暴で怖くて理不尽な人の様で、実は純情と一途が屈折してる不器用な人?…と読んでて段々見えてくる。
残された永倉の噛跡が、心に深く食い込んで切ないです。永倉ーーー!
数年ぶりに読み返しましたが、やっぱり面白くて深い。
大好きなシリーズです。

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2019年05月20日

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最高です。一気に読んでしまいました。

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2024年01月19日

ネタバレ 購入済み

一気読みしました!

・永倉と椎葉の関係性に萌えた〜!!
険悪→職務上、しぶしぶ協力→警察への複雑な感情や、エスとの関わりなど、お互いが似た境遇であることがわかる→極限状態の中で、一瞬でも共感しあい、お互いの愛しい相手に見立てて慰め合う、の流れに萌え転がりました。椎葉のマンションでキスして噛まれるシーンは最高に滾り立ちました。
・永倉と真生の関係性は本当に切なくて情緒がぐちゃぐちゃになりました。真生のかわいそうなまでの健気さに胸を打たれました。あのプライド高くて攻撃的で皮肉屋な永倉に「かわいい。愛おしくてたまらん(意訳)」とまで言わせてしまうだけのことはある!永倉のために必死に情報を集める真生のいじらしさよ。永倉は、優しくしないこと、愛さないことで真生を守ろうとしたんですよね。読み終わった後、この2人のことを考え込んでしまいました。この2人は最後までお互いに好きと言えなかったし、肉体関係もなかったけど、お互いの存在に心の底から救われてたんですよねきっと。自首する直前の永倉の、「塀の中であいつのふくれっ面を思い出しながら過ごすよ(意訳)」という台詞にすごく心を打たれました。もう二度と会えなくても、真生を思う気持ちだけが永倉にとっての光で、大事なものなんだろうなって思いました。ふたりの関係性の良さのあまり町中駆け回る勢いでした。
・椎葉と宗近の関係性も順調に沼の深みにハマってて会場の熱気は最高潮です。宗近が椎葉の頬を叩くシーン非常にドキドキしました。宗近という男の危険性を知れば知るほど惹かれてしまう椎葉の気持ちがよくわかります。
・面白すぎて3〜4巻、続編も即購入して一気読みしてしまいました‥!

#ドキドキハラハラ #カッコいい #ドロドロ

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2023年01月15日

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星100

英田先生は予想して進んでいた進路を急にポキッと折ってくるので、毎回驚かされます。次回が読みたいような読みたくないような•••怖いなぁ〜笑

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2020年08月01日

Nao

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読んでください

面白かったー!!!永倉さーん!!!真生ちゃーん!!!!ほんと読者にも咬み跡を残していった話でした。。。篠塚さんかっこいい。。。私は小説を読むとき、頭の中で映像にしながら読むのですが、今回は一巻よりも楽しめました。夕陽だったり明け方だったり、話の展開と光がリンクしてるように感じました。私の感じ方なだけかもしれませんが。真生ちゃん、ソノ後どうなったんだろうなあ(ノд・。)別ルートの永倉と真生の話がもし読めるなら読んでみたい。これからこの本を読もうか迷ってレビューを見てる人、マジで呼んでください(笑)これはエスシリーズの2巻目だけど。ほんとおすすめ。。。

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2017年10月26日

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前回ストーリーの設定と世界観が固まって椎葉と宗近の関係がやっと出来上がったところで終わったのだが、今回はある事件をきっかけに刑事とエスである事の意味に焦点を当ててより深い人間ドラマを創り上げている。
ある事件とは、椎葉の同僚で同じくエスを使っている永倉が起こした事件…椎葉同様手段は違えどエスを愛してしまった彼…もし違う世界にいたらエスである彼と結ばれていたかもしれないと思うと哀しくてやり切れない。
その彼の噛み跡が首筋に又心の奥に深い傷として残った後、宗近に覚悟を決めて向かい合う事を決めた椎葉!刑事とエスとしての関係を守る為共に在りたい為に、決して互いを裏切らない、決して愛さない事を誓う。
二人の間に甘い空気はなく時には暴力さえも厭わない男同士のギリギリのところでの恋愛に痺れます。この関係が今後どうなっていくのか目が離せません!

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2013年01月24日

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シリーズ2作目。
あんな生き方しか出来なかった永倉さんにラスト号泣。
永倉に自分を重ねる椎葉も切なかった。
エスと刑事の危うい均衡に椎葉の迷いが絡んで読みながら苦しくなるのにやめられない。

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2012年10月22日

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エス4作のうちで一番好きです。そもそもCDドラマを先に聞いていたのですが、読書中、私の中では宗近→黒田さん、永倉→小西さんで再生されておりました。
それはさておき、永倉が追いつめられていくのに同調して椎葉が精神的に追いつめられて行く様がものすごくうまく描写されてると思います。歯形を見つけた宗近の反応が思いの外薄かったのは、これ以上椎葉を追い込みたくない宗近の愛だったのかしら。椎葉をどうにかしなかった永倉さんも強面の割にかなりの純情キャラだと思ったが。

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2012年09月18日

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どこまで身体を開けばいい?どこまで心を許せばいい?警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対5課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その操作方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点が置かれている。そんなある日、大物ヤクザである宗近をエスとし、自分の身体を餌に情報を得る椎葉に、上司からの命令が下った。それは同僚の刑事である永倉の援護をするというものだった!刑事とエス。それは運命を共有する関係でありながら、決して相容れない存在でもある。英田サキが贈る孤独に生きる男達の歪で鮮烈な愛の物語。

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2012年06月24日

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ネタバレ

シリーズ中最も好きかもしれない。英田サキは大事なキャラを殺せる作家。永倉さんはこの2巻のみに登場ですが椎葉のこころに忘れられない傷を残し、宗近との関係にも一石投じてきます。波紋が広がり、宗近との関係も一番不安定で危なっかしい。

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2010年12月04日

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エスシリーズ第2弾。
この本から、主人公椎葉の内面に切り込んでいく。
スパイを持つ警察官としての自分と、本音の部分の自分との間で葛藤がより深まって行く。

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2010年05月11日

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宗近との関係に苦悩し始めた椎葉です。
距離の取り方に迷ってます。
信じることと愛することを分けなければならないって切ないですね。

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2010年05月19日

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【あらすじ】 どこまで身体を開けばいい?どこまで心を許せばいい?
警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対5課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その操作方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点が置かれている。そんなある日、大物ヤクザである宗近をエスとし、自分の身体を餌に情報を得る椎葉に、上司からの命令が下った。それは同僚の刑事である永倉の援護をするというものだった!刑事とエス。それは運命を共有する関係でありながら、決して相容れない存在でもある。英田サキが贈る孤独に生きる男達の歪で鮮烈な愛の物語。

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2009年10月04日

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あらすじ:警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。大物ヤクザである宗近をエスとし、自分の身体を餌に情報を得る椎葉に、ある日、上司から命令が下った。それは同僚の刑事である永倉の援護をするというものだった!刑事とエス。それは運命を共有する関係でありながら、決して相容れない存在でもある。孤独に生きる男たちの歪で鮮烈な愛の物語。

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2009年10月04日

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【原作】英田サキ【イラスト】奈良千春【キャスト】椎葉昌紀:神谷浩史/宗近奎吾:小西克幸/篠塚英之:三木眞一郎/永倉康介:黒田崇矢/小鳥遊真生:武内 健/五堂能成:成田 剣/松倉東明:近藤孝行/鹿目:中村悠一 ほか【発売日】20060225(CyberPhase) ===== エス2。小西×神谷。

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2009年10月04日

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エスシリーズ第2作。永倉と真生に宗近と自分の姿を重ね合わせ、張り詰めた関係に心の底から揺れ動き始め、人の強さと弱さに打ちのめされる椎葉。そんな椎葉の迷う心を鋭く見透かした宗近は、暴力とセックスで椎葉を追い詰めるが、その真意は・・・。
『どこまで身体を開けばいい?どこまで心を許せばいい?』二人の関係が心と身体を介して大きく変化し始めます。

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2009年10月04日

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いかん、これは、いかん。

痛みと愛と、欲望と愛と、

死ななければいけない愛はひたすらに悲しいです。

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2009年10月04日

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シリーズ第二巻です!
私これ一番好きかも・・・。物語の中心は宗近たちというより、真生と永倉です。永倉が好みすぎるーー!!無精ひげSオヤジだなんて最高すぎるよ(じゅるり)かなり泣けました。
暴力シーン結構多いけどそれに負けないくらい良いストーリーでした。ああ、大好き、エス。

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2009年10月04日

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小鳥遊と永倉の最後が切ない。でもああいう終わりもありかなとは思う。椎葉と宗近の関係がとにかくどうなるのかわからない。いい方向にいってほしいけど。

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2009年10月04日

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こんなに胸撃たれたBL作品はない。ほんとに、話も素晴らしい。大プッシュ。宗近との関係の解決の仕方に、うなりました。

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2009年10月04日

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椎葉と同じ立場にいる刑事・永倉との繋がりを通して、椎葉は自分の立場に悩む。エスである宗近と、どう向き合っていくのか。悩み、迷いながら、それでも自分の心を強く律していく椎葉の強さと脆さが危うくて辛い。

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2009年10月04日

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1巻よりも椎葉の苦悩が際立っている気がする、どこまで行くのかこの二人の関係は…
続きが気になる1冊です

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2009年10月04日

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宗近奎吾(33)×椎葉昌紀(29)。同僚の永倉のサポートで永倉のエス・小鳥遊真生(20)とかかわることになる・・・。宗近、いい男ですよ。永倉もよく知ると、結構いけます(笑)。切ない恋ですよ〜。

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2009年10月07日

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S系列第二作
配对:?道头目辅佐人兼企业干部(32岁)X组织犯罪对策第五课刑警(28岁)
星:4.7

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2009年10月04日

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ちょっとやるせない気分

宗近とさらに近い関係になった椎葉、でもあくまでも刑事とエスとして。同僚のヘルプに入り大きな事件に巻き込まれるうちに自分の宗近へ向かう気持ちに葛藤し強く不安を抱いちゃう椎葉。扱ってる案件諸々に翻弄されることも含め及び腰になり宗近とちょっと距離あけよーとしたら宗近の逆鱗に触れ散々辱められボコられちゃう(!)、この件は私からすれば「え〜っ宗近、やりすぎじゃねぇ?」でしたが、、結果的に腹を括った椎葉と再度受け入れた(覚悟を決めさせた)宗近の関係は強くなったってことでしょうか。立場も関係なく人として惹かれる気持ちがあるはずなのに営利目的と割り切る決意を椎葉はしたようですが。。本作なかなか痛そーな描写があったり椎葉が関わった同僚・永倉の陰鬱な感じがどーにも馴染めず★一つ落ちです。

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2013年05月22日

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永倉と真生の関係から椎葉と宗近の二人の危うさを椎葉が自覚し、もう一度宗近について考える。悩んで弱っても、強くあろうとする椎葉。強くいたいと願い、踏ん張っている姿が椎葉なだな、と思う。
最後、椎葉と篠塚が道路を隔てて同じ方向へ歩いていくのが印象的。

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2012年10月29日

Posted by ブクログ

事件に釘付けでグルグルしてしまった。夢中で読んだけどもさ、義兄との関係の方が気になって仕方ないし萌えるんだけど…あれ〜。宗近との関係は若干イラっと…いいのか?これで…

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2010年11月05日

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小西x神谷 シリーズ中ではこれが一番好きだなあ〜椎葉がエスとして宗近と向き合うことを決心するシーンとか切ないわ、苦しいわ…かなり空気重め。永倉役の黒田さん、ちょっと苦手意識あるんだけど今回すごく良かった!良作。でも、やっぱり所々端折られてる…?

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2009年11月27日

Posted by ブクログ

警視庁組織犯罪対策第五課、通称「組対五課」の刑事である椎葉は、拳銃の密売情報を得る、言わば拳銃押収のスペシャリストだ。
その捜査方法はエス(スパイ)と呼ばれる協力者を使った情報収集活動に重点がおかれている。
大物ヤクザである宗近をエスとし、自分の身体を餌に情報を得る椎葉に、ある日、上司から命令が下った。
それは同僚の刑事である永倉の援護をするというものだった!刑事とエス。
それは運命を共有する関係でありながら、決して相容れない存在でもある。
孤独に生きる男たちの歪で鮮烈な愛の物語。

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エスシリーズ第2段。

全てのオヤジ、オッサンSに惚れる本でした。
ヤバ。ヤバス。オヤジ萌え!!!!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

今回もよかったです。想いがボタンの掛け違いのように交差してるところなんてもう。甘いだけのBLはもうお腹一杯な感じなのでこういう作品がとても好きです

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

刑事・椎葉×スパイ(エス)宗近を題材としたサスペンス作第2巻目

新たなエス宗近と身体を代償とした関わりをしていくうちに距離を見失いつつあり、咬痕の最終では思いを強めつつ愛情ではなく、あくまで仕事と割り切る事を決意するまで。

ストーリー重さをを替えず段々はエロ度UP。話が良いので一気に読めました。
次作は宗近にも問題が?・・・

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2013年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

話がだんだん大きな感じになってきてますが、主軸は恋愛なので
白けずに読めます。こういうパターンは、おもっそ恋愛っぽくなると
安っぽくなり、専門的になりすぎると一般誌で書けば…?
という非常にバランスが難しいネタなんですが、英田さんお上手です。
桃色も色気があって、かといって下品でもなく、良いです。
しつこくないのもいい。淡泊なのにエロティック…いや、意外と濃厚
なんですが、しつこくないというか…上手いなぁ。

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2012年03月14日

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