【感想・ネタバレ】方法序説のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年08月14日

読みやすいと聞いたので読んでみた。「我思う故に我あり」のところまでは確かに読みやすかった。道徳についての第三部の、第二と第三の格率が特に興味深かった。とにかく前に進み続けること、そして、自分にコントロールできる部分を重視するということが。

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Posted by ブクログ 2022年04月13日

我思う故に我ありということばが有名で、様々な人が引用していたデカルトの著書を初めて読んだ。
原著は難解だとばかり思い込んでいたけれど、この本はとても読みやすく、すんたり頭に入ってきた。

1600年代にこんなにも視野広くいろんなことを考えている人がいたのかと驚いた。
人の解剖に関する考察もどれも鋭く...続きを読む、学ぶべき考え方がたくさんあったし、人に対する見方で、多くの人が真理を求めるのではなく自分の正しさを証明するための会話をしているという指摘や、過去の偉人たちの批判を聞いて、偉人たちはその時代にあった素晴らしい人たちで尊敬するに値するほど深い思考力を持っている。
だから、批判している人は、その人のことを本当に理解できないのではないか?だから、自分は原著を自分で読むことにこだわった。と。
こういったことは今現代にも通じており、改めて意識しておきたいと思った。

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Posted by ブクログ 2022年01月15日

非常に論理的で洗練されている。まさに数学的というか科学者的な思考法。

第一部
諸学問の検討

第二部
学問や思想改革のための4つの方法
・名証
・分析
・総合
・枚挙

第三部
道徳(モラル)、実生活の指針に関する、3つの規則

第四部
方法的懐疑→神・人間の存在の証明
cogito, ergo ...続きを読むsum(我思う故に我あり)

第五部
世界論・宇宙論

第六部
これからの学問の展望

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Posted by ブクログ 2022年01月08日

真理のための4つの教則
【人間に知られ得るものは、論拠から論拠への長い論理の鎖で、連続し合っているのであろう。そして、そこに至るための四つの教則は、(1)明証的に真、および明晰かつ判明な現前、(2)分析と分割、(3)総合と演繹、(4)枚挙による再検査である。(ルネ・デカルト(1596-1650))】...続きを読む

「論理学を構成させた多くの教則の代りに、守ることをただの一度も怠らぬという堅固一徹な決心をもってしたならば、次の四つで十分である、と私は確信した。
 第一は、明証的に真であると認めることなしには、いかなる事をも真であるとして受けとらぬこと、すなわち、よく注意して速断と偏見を避けること、そうして、それを疑ういかなる隙もないほど、それほどまで明晰に、それほどまで判明に、私の心に現れるもののほかは、何ものをも私の判断に取りいれぬということ。
 第二は、私の研究しようとする問題のおのおのを、できうるかぎり多くの、そうして、それらのものをよりよく解決するために求められるかぎり細かな、小部分に分割すること。
 第三は、私の思索を順序に従ってみちびくこと、知るに最も単純で、最も容易であるものからはじめて、最も複雑なものの認識へまで少しずつ、だんだんと登りゆき、なお、それ自体としては互になんの順序も無い対象のあいだに順序を仮定しながら。
 最後のものは、何一つ私はとり落とさなかったと保証されるほど、どの部分についても完全な枚挙を、全般にわたって余すところなき再検査を、あらゆる場合に行うこと。
 幾何学者らが、かれらの最も骨の折れた証明にたどりつくために、つねに用い慣れた、実に単純で容易な、論拠から論拠への長い鎖は、何かのおりに私にこんなことを考えさせたのである。人間に知られうるようなものは何から何まで、これと同様の仕方で連続し合っているのであろう、そうしてそれらのもののうち真ならぬものを真なるものとして決して受けいれることなく、このものからあのものを演繹するに必要な順序を守りつづけさえするならば、最後まで到達できぬほどの遠くにあるものも、発見できぬほどに隠されているものも、断じてありえないであろうと。」

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Posted by ブクログ 2021年08月12日


1600年代の新しい科学や哲学が弾圧されてた時代に、生涯公刊せず、それでもこの本が後世に残ることを確信してるあたり、
デカルトの自分自身の考えへの圧倒的な自信を感じた


学問全般を極めた上でそれを全部疑いにかかるって、、考えられん

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Posted by ブクログ 2024年04月29日

集合知や研究の進め方など、現代に通じる考え方が既に確立されていたのだと感じた。独りよがりな主張も垣間見えるが、そこも含めやはり天才だと思った。

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Posted by ブクログ 2024年03月03日

第3部、第2の格率が実践的に有益だと感じた。

自らの言動が、他を害することのないようにする姿勢を強く感じた。
それは、ガリレオなど、当時自らの論を恐れずに発表した人々の断罪を目の当たりにしたからなのかもしれない。
疑い深く、ある意味で臆病なデカルトであったからこそ、この時代にこうして知恵を授かるこ...続きを読むとができると思うと、有り難く感じる。

「通常の協力」という概念が新鮮で興味深く感じた。

未知数をxy...と置く記号法がデカルトのものだと知り、驚いた。

第2部、明証性、分析、総合、枚挙の、4期則については、自らの道具とするほどに理解できていないように感じたので、時間をおいてまた再読し、実践を試みたい。

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Posted by ブクログ 2024年02月08日

有名な方法序説。「コギト・エルゴ・スム」実際はJe panse, donc je suisといのはまあいい。

ようやく読めました。
著名がゆえに構えていたものの、文体は易しい(翻訳のおかげかも)し、内容もだいたいは簡潔。読みやすくてびっくりした。
とっつきやすい一冊。中学生でも読むことは可能だと思...続きを読むう。

内容の理解は難しいけれど、読むのに易しいから取り組みやすい。

デカルトのいう神の存在がどうしても僕には明晰判明なものとは思えなかった。明晰判明にしようとするともやがかかってします。先入観による拒絶だろうか。
デカルトの論理をいつかじっくり解きほぐしてみたい。

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Posted by ブクログ 2023年04月22日

「我思う、ゆえに我あり」
デカルトと言えばこのフレーズ。本書がその出典。

哲学哲学しているかと思ったが、ページ数も少なく意外と読みやすく感じた。
ただ1回だけでは理解が進まず、特に後半は神との対話のような辺りが苦しんだ。

相互理解のアプローチでは、同じものを見ても思考が異なるから意見が分かれるの...続きを読むであって、理性の有無には関係ないとしている。

デカルトが意識していたのは、
・極端を嫌い中道を選ぶ
 両極端では修正幅が大きいため
・一度決めた意見に一貫して従う
 フラフラ脇道にそれず同じ方向に進む方が結果  
 的に到達が早い
・最善を尽くしても手に入らないものは諦める
 いくら良くても自分の力の外にあるものは深追
 いしない

何も難しいことばかりではなく、日頃からちょっと意識するだけで幸福度があがる要素ばかりだ。
前例踏襲を疑い、外見ではなく基礎や成り立ちを重んじ、先人達の礎の上に努力を重ねた発展を謳うことは現代の行き過ぎた結果主義、効率主義への警鐘とも感じた。

自然科学や数学、幾何学など様々な角度から導き出した真理。過去の偉人の思考力、探究心には驚かされる。

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Posted by ブクログ 2023年04月02日

デカルトのアプローチはとても勉強になるなと思った。
他人の築き上げたものに拠るばかりでは完成度の高いものは作れない、というのは納得感がある。自分自身も、当然だと思っていた資本主義とか、必然的に存在してしまうものと捉えていた格差とかについて再度捉え直そうとしているところなので、信念を捨て去るのが向いて...続きを読むない人のタイプや三つの格率の話は心に留めておこうと思った。
形而上学やスコラ哲学の知識がなく、神の存在とかどうでも良くない?と思ってしまっている自分にとっては、神の存在証明はイマイチ理解しきれなかった。

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Posted by ブクログ 2023年01月27日

デカルト41歳での著作。デカルトが求めた生き方、考え方の徹底ぶりはすごいと思った。思想の根底に、一人だけで苦労して仕上げた作品ほどの完成度は、たくさんの部品を寄せ集めて作り、いろいろな親方の手を通ってきた作品にまさっているということ。極限まで考えたどりついた「われ思うゆえにわれあり」デカルトの哲学は...続きを読むあまり理解できなかったが、思考をすすめるプロセスの4つの規則 1注意深い。即断、偏見をっさける。2小部分への分割 3順序、単純→複雑 4見直し
読書についての姿勢も触れられていた。一度決めた以上、一貫して行うことも大切。

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Posted by ブクログ 2023年01月23日


哲学者といえば堅物で世間と違う自分を正当化しているイメージだったが、デカルトは自分なんかよりも更にずっと上の視点から世間を見ていた事を知った。

ただし神の存在証明は何度読んでも循環論法になってしまう様に感じてしまった。

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Posted by ブクログ 2022年11月02日

まちづくりの在り方や、生物学的な事例から自らの思考、考える道筋を解き明かそうとしたもの。今の自分では、あまり頭に入ってこなかった。後日、再チャレンジかな。

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Posted by ブクログ 2022年09月17日

 デカルトが考える学問へのアプローチと生き方を述べた本である。言葉選びが難しく、解釈するのが難しい。主観的な話が多く、万人がより良い人生を生きるために書いた本ではないと感じる。自分語りの一種ではないだろうか。

 ただ、デカルトは「われ思う、故にわれあり」の名言を残した有名な人物であるので、参考には...続きを読むなると思う。

 自分なりに噛み砕くと、デカルトは以下の意見を述べている。
・不要なことで他人に時間を奪われるべきではない
・自分が信じる道を行く(芯を持つ)
・思想や発言はどんなに有能な人に伝えても相手が自分なりに解釈を曲げてしまう
・人から教えてもらうより自分で感じる方がより正確である

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Posted by ブクログ 2022年08月11日

意外と庶民的な感覚を持っているんだな、という地点から繰り広げられる知的無双に笑いが込み上げてきた。
すごいことは分かるんだけど、当時の常識を共有できていないからいまいち目を輝かせることができない。この方々が私の価値観を涵養したため、もはや当たり前として昇華してしまっている可能性もある。

ところどこ...続きを読むろで歯切れが悪くて、今のSNSに似ているなと思った。

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Posted by ブクログ 2022年05月09日

「我思う故に我あり」で有名なデカルト著。
ちなみに「我思う故に我あり」は本書で登場する。

100頁ちょっとの物理的には薄い一冊。
ただ内容的には1回読むだけでは吸収しきれないはどの分厚い内容。

今回読んだ中で一番面白かったのは、
「真でないいかなるものも真として受け入れることなく、一つのことから...続きを読む他のことを演繹するのに必要な順序をつねに守りさえすれば、どんなに遠く離れたものにも結局は到達できるし、どんなに隠れたものでも発見できる、と。」
という一文。

この一文は、4つの規則という形で記載されているけど、1つ目の規則である「わたしが明証的に真であると認めるのでなければ真として受け入れないこと」は中々出来てないので意識していく。

400年近く前にフランスで書かれた本に気付きをもらうというのはとても面白い。

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Posted by ブクログ 2022年03月04日

「むかしスパルタが隆盛を極めたのは、その法律の一つ一つが良かったためではない。(中略)それらの法律がただ一人によって創案され、そのすべてが同一の目的に向かっていたからである。」pp22
「その時までに受け入れ信じてきた初見会全てに対しては、自分の信念から一度きっぱりと取り除いてみることが最善だ。」p...続きを読むp23
「4規則」pp28
「討論というやり方で、それまでま知らなかった心理をなにか一つでも発見したというようなことも見たことがない。(中略)相手を打ち負かそうと賢明になっている間は、双方の論拠を考量するよりも、真実らしさを強調することに努力しているからである。長年優れた弁護士であった人が、必ずしも、あとでより良き裁判官になるわけではない」pp91
「他の人から学ぶ場合には、自分自身で発見する場合ほどはっきりものを捉えることができず、またそれを自分のものとすることができないからである。」pp91
「」

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Posted by ブクログ 2022年02月17日

「われ思う故にわれあり」を読んだとき、観光スポットを訪れた気分になりました。はじめての古典、難しかったですが楽しかったです。

真理を導くするための明証、分析、統合、枚挙のプロセスをはじめ、大昔に書かれたと思えない部分が多々。
自然をコントロールできるとする考えも書かれており、近代の思想の礎を感じ取...続きを読むることができました。

有名な部分以外にも道徳の話があったりして盛りだくさんでした。
真理は人に教えてもらう物ではない、というのも覚えておきたい学びです。実践していこう。

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Posted by ブクログ 2022年01月05日

まず第5部での記述が印象に残った。
「どんな精緻な機械であっても、本物の人間にはなり得ない」という主張、その論拠となっている部分は、AIの発展やシンギュラリティが話題となっている現代にもそのまま通用する理屈だと感じた。デカルトが、現代がこのようになると予測できていたかどうかは分からないが、この見通し...続きを読むの深さを知るだけでも本書を読む価値があったと思う。
本書全体を通して、デカルトの「明証できないものは信じない」という姿勢の徹底っぷりが見られるが、この姿勢は「分かった気になれる」要素の多い今こそ大切な姿勢だと感じた。調べたから、名のある人の意見だから、というのではなく、自分の理性の納得を大切にして、身の回りの情報に接していきたい。

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Posted by ブクログ 2021年08月07日

人間は生まれながらにして、永遠不変の本質を知っている。プラトン

感覚的な経験を積み重ねていくことで、普遍的な知識・判断を導き出す。個々の経験・事実からそれらに共通する一般法則を求める。経験派は蟻の流儀で集めては使用する。合理派は蜘蛛の流儀で自らのうちから出して網を作る。▼物事を認識するとき、偏見・...続きを読む先入観を持つな。人のもつ目の錯覚、独りよがりの主観(狭い世界)、うわさ話・聞いた話、伝統・権威の盲信(先生・本が言ってた)に気を付けよ。▼経験に基づく知識を使えば、人間は自然(人間を取り囲む環境)を支配できる。F・ベーコン『ノヴム・オルガヌム』1620

経験なんて疑わしい。目の錯覚や感覚は人を欺くかもしれない。今は正しくても100年後も正しいとは限らない。どんな経験も夢かもしれない。▼ただ疑っている自分の精神はたしかに今ここにある。この疑いのない精神が、合理的な推理・推論・論証によって一般法則を見つけ出す。経験や観察に頼らずとも、私たちには物事を正しく判断し、真偽を識別する力がある。▼平行な2つの直線は交わらない。善悪の区別。完全と不完全の違い。美しいものの判別。これらは人間が生まれながらに持っている知識であり、経験によって得たわけではない。▼人間の理性の裏付けは神。神は世界を創造した。世界は神の理性に支配されている。人間の理性は神の理性からもたらされる。だから、人間はこの世界の法則を認識できる。客観と主観は一致している。世界や自然は、数学的な秩序として、人間の意識や主観の外に独立して存在している。ルネ・デカルト『方法序説』1637

人間は生まれたばかりだと何も書かれていない書板だ(アリストテレス)。白紙に文字を書くように、経験を通じて、さまざまな事物の観念を手に入れていく。いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。無数の観念を組み合わせて、複雑な観念の知識を獲得していく。ジョン・ロック『人間知性論』1689

真っ暗闇だと、人は近くに何かあっても見えない。物はその人が知覚しなければ、その人にとって存在していない。自分が知覚していなくても、他人が知覚していれば、その他人にとって物は存在している。誰も知覚していなくても、神は見ているため、存在できる。ジョージ・バークリー『人知原理論』1710

「私」は知覚(五感)が集まって束になったものであり、「私」という実体はない。▼自分が見ているコップ(主観)と実際のコップ(客観)が一致するとは限らない。ずっとコップは見えているものだから、人間はコップの存在を習慣的に信じるようになる。皿を落とした。割れた。その経験を何度も繰り返すと、「皿を落としたから割れた」と因果関係を理解するようになる。因果関係は経験(習慣)による思い込みであり、自然界には存在しない。客観的な因果関係は存在しない。いかなる因果関係も真理ではなく、どのくらいか確かなのか、確からしさだけがある。ヒューム『人間本性論』1739

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宗教とは、人が孤独の状態にあるとき、ある神的な存在と自分は関係していると感じさせる行為・経験。ウィリアム・ジェイムズ『宗教的経験の諸相』1902

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Posted by ブクログ 2024年04月22日

子供の頃に読んだ時に衝撃を受け、何年もして再読。匿名で出されていることを知った。
近代学問の基礎を築いたデカルトが、どのようにしてそれらのもっと学問探究を進めていったかが方法論として語られており、「容易なことから探究し、次第に困難な事象を解いていく」やり方や有名なコギトエルゴスムの考えが示される。
...続きを読む自然学が発展しつつもまだ宗教勢力に押し殺されていた当時の時勢に対し、デカルトが自身の研究内容をどう出していくかというスタンスについても書かれており、哲学書でありながら彼の思いのような部分も垣間見える所が、どこか好ましくも感じる。

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Posted by ブクログ 2024年03月14日

何か一回分かりやすく噛み砕いたものを読んだり見たりしてから、読んでも良いかも。

個人的には終盤につれてよく理解ができなかった。
というより割と一気に読み通さないと理解ができないかも。
少なくとも部ごとでは読まないとわからない。
もう一回何かしらの解釈を理解してから読み直そうと思う。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

「我思う、故に我あり」、神の存在、二元論などなど、読んだことはなくてもデカルトの哲学の概要は有名です。そんな哲学テーマをデカルトの生の言葉で読むと、理解が深まるとともにデカルトの人となりが分かって面白いです。

彼なりの学問に取り組む際の原則、地動説への弾圧を踏まえた学説公開への慎重さ、人体に対する...続きを読む並々ならぬ興味なとがひしひしと伝わってきます。

不完全な人間が生得観念を持つことから、完全性イコール神の存在を証明し、それをもとに理性にとって明証的なことを真であるとする流れは、今読むと少々無理があると感じてしまいます。

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Posted by ブクログ 2022年01月18日

有名なので読んでみました。
私には難解で読むだけで理解出来ない部分の方が多かったです。

デカルトの第三の格率は仏教っぽいと感じました。高名な人は考えること同じにるのかな?
「あらゆる執着を脱する」

健康は最上の善と言うのはいつの時代も誰もが思うところですね。

我思うゆえに〜は読んで「ああこの人...続きを読むか。」って思った次第です。

デカルトってフランス人なのも初めて知りました。

地動説と同時代という事も

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Posted by ブクログ 2022年01月02日

哲学チャレンジ3冊目。気付いたら読み終わってしまっていた…。頭に入って来ない。すーっと流れていってしまう。哲学の本はもう少し色々読んだ方が良さそう。数こなさないと、勘所がわからない。おすすめ有ればどなたか教えてくれませんか…!次は善悪の彼岸を読んでみようと思います。

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Posted by ブクログ 2021年12月07日

とりあえず一周した。岩波版。
中身は難解やったけど、
最終章はデカルトの熱い想いが伝わってきた。
今まで感じた事のなかった『読書を通じて、過去の人と会話する体験』を得ることができた。

ちくま版で2周目に入って内容をちゃんと腹に落としたい。

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Posted by ブクログ 2021年07月06日

デカルトといえば、『我思う、ゆえに我あり』

これしか知らん哲学シロウトが読んで思うのは、とにかくクソ真面目に、真理という正直あるのかどうかすらわからんもんを、ひたすらに求めた人なんだということ。

本書から学ぶのは、内容どうこうではなく、人生を懸けて考え抜いた一人の哲学者の生き様だと思う。

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Posted by ブクログ 2021年07月03日

何にも邪魔されず、真理を追い求めるためにどうすればよいか、その考えの道筋を辿ることができる。
いくつかの原理原則格率はそこに至る過程を理解できず、なぜそうなった!?と突っ込みながら読んでいた。
神の存在など、当時の世界観や宗教的背景を理解し読み進める必要がある。第5部の心臓の話は不要と思い読み飛ばし...続きを読むてしまった。
「同じ方角に向かってまっすぐ歩き〜その方向を変えてはならない〜最後にはどこかへ行き着くだろう」「真理の探求に専心するにつれて獲得した、絶えず新しい真理を見出す習慣と能力」という言葉が心に残った。

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Posted by ブクログ 2021年06月14日

都合3度読みました。
1度目は難しくて読めなかった。
2度目はなるほどと思った。
3度目に読むころには、知識もついていたからか、
近代以後の哲学がなぜ「デカルトはバカである」と痛烈な批判をすることになったのかよくわかった。
君がいて、僕がいる。逆ではない。
本書は、いわゆる、私がいる。だから世界のす...続きを読むべてが存在できるという、全く逆の趣旨が書かれている。だから、批判されることになった。

本書こそがフランス革命、2度の対戦や冷戦、またイデオロギーによる
大量殺戮の元凶といっても過言ではないと思う。
よく読み、よく批判すべき良書。

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Posted by ブクログ 2021年06月12日

林修先生がメディア等で紹介されてたので、試しに読んでみた。
ページ数も少なくて、数日で読めるかと思いきや敢え無く撃沈。
有名な「我思う故に我あり」は何となく理解はしたが、それ以外のくだり(特に神を絡めた文章)は、繰り返し読んでも頭に入らなかった。

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