感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
非常に面白い
読みながらこちらも緊張してしまうような情景描写の優れた作品。
『善意で踏み固められた道も、地獄へ通じていることがある、、、』とても好きな言葉です。
Posted by ブクログ
後半は一気読みした。面白かった。
有り得なさそうな事象にも丁寧に理由付けがしてあり有り得そうに思えてくる。
ただ、それなら知能の低いっぽいおばちゃんが十数人も殺して今まで疑われなかったカラクリも説明して欲しかった。
恵が聖女過ぎて鼻につくこと、警察の無能さがストレスだったのが残念。特に警察の方は警察をも動かす力がある奴を敵に回したのかと思ってたんだけど
Posted by ブクログ
後半の怒涛の展開....恐ろしかった〜、、
表現がリアルというか、描写がエグくて、一緒に私も逃げてた、、
なんの前知識もなく、「ホラー小説」のイメージでなんかオバケでも出てくるのかと思ってたら
なんともなんとも、人間が結局一番恐ろしいですね:(ˊ◦ω◦ˋ):
社会問題、虫の話の気持ち悪さ、黒い家の気持ち悪さ、恵ちゃんという光、理不尽に殺される猫ちゃんに人間に、、
も〜胸糞なんだかなんなのかよく分からない気持ちで混乱してます。。
Posted by ブクログ
保険の話がすこし難しかったのと字の感じが今まで読んでたものより細かくギュッとしてたので読むのに時間がかかりました。
人間の心理の話が出てきたり、何の気無しに読んでいた部分が実は伏線だったり…
それがわかるのが後半からで後半は一気読みでした。
特に怖かったのは吊るされた子どもの描写と、黒い家に入っていく主人公。あの三善さんが出てきた時はとても怖かったです…
最後の対決も、絶対そこにいるから…行ったら駄目だ!と思いながらも行っちゃう主人公にハラハラさせられました。
結局は狂気が作り出した人間が一番怖い…そして戸締まりしっかりしなきゃと思いました。
個人的には読みにくさはあったもののとても面白かったです!
Posted by ブクログ
小説で「ホラー」というとどんなものなのかと思ったのだが、とても緊迫感のある内容だった。
特に終盤のハラハラ、ドキドキ感は最高だった。
貴志祐介さんの他の作品も読んだことがあるが、なんとなく難しく読んでいても、最後は必ず気持ち良く終えれる気がする。
面白かったです。
Posted by ブクログ
20時ごろから読み始めたことを後悔しました。結末わからないとずっとこわいやつ。巻き込まれただけの若槻さんがずっとかわいそうで彼だけは助けて…と祈りながら読んでました。主人公補正があってよかった。保険業界の仕事が知れて面白かったです。
Posted by ブクログ
ホラーだけど怖いというよりは気持ち悪い系か 人怖だね
わりと早い段階で真犯人が妻のほうだと気がついてしまい ここからあとはどう盛り上げていくんだろう? と思ったが盛り上がったようなそうでもないような
「骨灰」もそうだけどクライマックスは肉弾戦になっちゃうのねー
ざっくり言ってしまえば保険金目当てで連続殺人を犯す女性との対決ってことになるんだろうけれど それだけだとちょっとなあ
金石の言っていた環境汚染などによる生来のサイコパスの増加といった仮説はそうしたところとは違った枠組みを感じさせてちょっとおもしろかったんだけど けっきょくはサイコパスという存在自体が恵によって否定され若槻もそれを信じようと思うってなったわけだし
うーん 絶賛されている割にはちょっと物足りなかったかな 前半はけっこう引き込まれたしそのあともドライブ感はキープされてたんだけれど 読み終わってみると「なるほどね」みたいなかんじでとくに(おおお!)というポイントがあったわけでもなく