【感想・ネタバレ】何が教師を壊すのか 追いつめられる先生たちのリアルのレビュー

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Posted by ブクログ

「若者の教員離れ」というフレーズをよく目にするようになった。採用試験の倍率もかつては10倍は下らなかったが、今は1倍を切るところもあるという。その倍率の変化が、教員の仕事について多くを語っていると思う。
私も教員として20年以上勤めているが、かつては本書で窮状を述べている方々とほぼ同じ生活を送っていた。生徒のためと思ってやっていたが、限界に近かった。
給特法の改正で教職調整額が4%から10%に上がるというニュースを見た。残業代は出さないが、数万円やるから倒れるまで働けと言われている気がする。150年もなぜ学校教育だけは進歩しないのか。教育こそが未来であると私は考える。日本の教育の遅れが、日本の貧困化につながっていると考えざるを得ない。即効性のある政策に飛びつきたくかもしれないが、先を見据えた行動の取れる権力者はいないものか。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

相変わらず教師を取り巻く環境は改善どころか、悪化の一途やね。既に個人の工夫や各校での改善では無理です。国が動いてくれないと。それにしても本書で出てくる様々な先生の現状は悲惨や。

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2024年05月18日

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