【感想・ネタバレ】確率論と私のレビュー

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Posted by ブクログ

いわゆる純粋数学と応用数学の違いが非常にわかりやすく説明されていて、これまであいまいに理解していたものが明確になった。

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2020年01月06日

Posted by ブクログ

数式や専門用語もそれなりに用いられていて、専門分野への理解は第三者からすると霧の中のものでしかないが
時代背景含めた著者の置かれた環境の一端を知り、そして人との繋がりが如何に営まれていたかなど、理系研究者のエッセーに求めるものは十分含まれていて満足できた。

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

「伊藤の公式」で知られる確率論の大家、伊藤清の著作、講演集。数学の知識が無ければ読み解けない部分もあるにはありますが、そこを飛ばして読んだとしても面白いと思います。
 科学では、基礎と応用という対比がよくなされます。数学で言うと、基礎=純粋数学、応用=工業、経済の数学といったイメージが一般的でしょう。しかし、若き日の伊藤少年の見る目は「宇宙の原理、原則を研究するのが哲学」であり、数学はその哲学の1手段なのだ、という考えでした。したがって、哲学的な数学とは、数学の構造を調べる抽象数学ではなく、物理現象を読み解くツールとしての数学であってそれが確率論における大きな成果を導いた、と読み解けます。いま、確率・統計が世界を読み解く重要なテーマとなっていると感じていますが、違った視点で見ることができました。

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

学生時代に少し触れたことのある確率微分方程式の生みの親の本と聞いて読んだ。本書はあまり数式には触れていない。どういう思考で発案したとかが書かれていて、大変参考になった。

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2019年01月20日

Posted by ブクログ

人柄がよくわかる。のんびり読めます。確率論ということではなく、数学との向き合いを書いている気がする。

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2019年01月24日

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