【感想・ネタバレ】花屋さんが言うことにはのレビュー

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Posted by ブクログ

ブラック企業に勤め、心身ともに疲れ果てた女の子がお花屋さんに転職することをきっかけに再起するお話。お花にまつわる短歌や花言葉も出てきて興味をそそられた。
主人公の女の子が、友達や家族に勇気づけられる場面、人との出会いの縁や周りの人のありがたみに気付き感謝を言葉にする場面で、心を動かされた。
自分の夢に向かって生きるのはリスクもあって怖いけど、ちゃんと向き合うことで後悔のない人生を送れるんだろうなと思えた。
物語の最後に私は鳥肌がたった。

~素敵だと思った言葉~
「大勢のひとに出逢えて、みんなが私を必要としてくれて、私もみんなが必要なんだって、気づくことができました。だから毎日毎日、生きているって実感があるんです。」
「私はね。あんたが東京の美大に行くって言ったときから、たとえなにがあっても、この子は自分のしたいことをするんだろうな、だったら心配するのをやめて、信頼しようって心に決めたの。だからね、紀久子、二度や三度の失敗でへこたれちゃ駄目よ。がんばりなさい。いい?」
「あなたにむかって、いい風が吹いているのはたしかよ。じょうずに乗って飛んでいくべきだわ。」

また読み直したいと思える本でした。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

電車の中で読むのには 短編がよろしいのよね
夜寝る前とかにも 短編はよき
そして、朝からどんよりにならない小説がいい
出来れば お花や食べ物なんかが出てくるような(笑)
そんな私の読書嗜好にピッタリな作品

主人公の恋バナが 短かったのが
少し物足りなかったなぁ
続編も 恋バナだけクローズアップした話も
読んでみたいなぁ

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

タイトル通り花やさんに就職した一人の女性の物語、章毎に花のタイトルがついてて、その花言葉に沿って物語がすすんでいきます。
お花の知識やら詩の知識が入っていてそうなんだぁと思うことが多かった。
主人公は私は結構淡々とした部分があるのかなぁ?と思った。周りのキャラクターが魅力的です

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

今回もやっぱり外れなしで、良い作品でございました。花言葉が主題の題材も良くて作家さんが女性なのではと思わせるし、アヒルバスの登場はないけど、ソフトボールにボクシングにサラッと登場してるし。ブラック企業の件がちゃんと描かれてるし不快にならないが状況は飲み込めたし、キミちゃんはよく抜けれたよ一生忘れないけどガラッと人生変われてリタに出会えて、恋人出来て、ほんと人生わからんね。続けることが美徳と洗脳されて育った自分はブラック企業に入っていたらどうしたかな?なんて考えてしまう。1番面白い恋バナがラストであっさり短くてハヤッと思いましたわ

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

主人公の紀久子は就活が上手くいかず、グラフィックデザイナーに憧れていたものの、食品メーカーに就職します。しかしあまりにもブラック過ぎて退職しようとするものの、流石ブラック企業! 脅迫して退職を取り下げさせようとします。そんなときに助けに入ったのが花屋の李多で……。
この縁をきっかけに花屋でバイトを始める紀久子ですが、同時にまた夢を追いかけ始めてーー

わたしは紀久子と歳も近く、将来に悩むところに共感しました。またわたし自身、ちょうど夢を追いかけて転職しようとしているタイミングでしたので、背中を押してくれるような気もしました。

章ごとに向日葵やミモザなどの花の名前がついていて、その花を中心に物語が進んでいきます。
花が好きな人、それから和歌や短歌が好きな人にもおすすめです。

登場人物はそこそこ多いですが、みんな個性があるおかげで、混乱はしないです。むしろ様々な立場や想いを抱く人が出てくることによって、物語に深みが出て来る印象。

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

ほのぼの、そしてちょっぴり不思議系な物語
限りなく現実的なお話に、ほんの少しの非現実が混ざっていて安心して読める本でした♪ どんなメンタルの時でも気にせず読めるので元気がない時に読むのがオススメかもですね(*´꒳`*)
続きがあるような感じなので、続編が楽しみです!

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

前から気になってた作品。

やっと読むことが出来ました。

ブラック企業に勤めていた主人公紀久子が花屋店長の李多と出会い花屋店員兼グラフィックデザイナーとして活躍していく物語。

各章毎に花言葉があってその各章の出来事につながっている。花自体は自宅にも庭の草木、鉢植え、観葉植物などあるので身近な存在ではありますが、花言葉は全く知らなかったので、少しでも知れたので良かったです。特に向日葵は本数で違っているのは驚きでした。

やっぱり主人公が幸せになっていく物語は読んでいて楽しいので好きです。思わず微笑んでしまいます。

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2024年04月29日

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思わず花屋さんに行きたくなりました。
ミモザも意識してなかったんですが、来年は買って部屋に飾りたいと思いました。

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2024年04月20日

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花言葉、花に関した短歌、草木染めが出て来ておまけにお化けまで、登場人物は皆優しくて楽しくて癒されました。丁度テレビで桜の季節ということもあり、桜の草木染めの方が紹介されていて作り方が同じで本は知識を与えてくれるなと感心しました。グラフィックデザイナーをやりながら、花屋の仕事も一生懸命取り組む主人公の人柄に共感し、自分もパートの仕事など目の前にあるやらなければならないことに真摯に向き合っていきます。

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2024年04月10日

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主人公紀久子の人と真摯に向き合う姿がとても好き!次々登場する個性溢れる人たちも、それぞれ魅力的です。色とりどりの季節のお花たちが並ぶ川原崎花店の日替わり黒板看板が、素敵すぎる~。
いくつになっても、あきらめずに夢を追いかけていいんだよ!と背中を押してもらったような、元気になる小説でした。

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2024年04月03日

Posted by ブクログ

華やかそうに見える仕事も、裏側は大変と聞くことがあるけるど、花屋さんの仕事もそうだなぁと思う。
実際、花屋さんの仕事はちょっぴり関わったことがあるから、そんなことを懐かしく思いながら紀久子が一歩一歩進んでいくのを、のんびり読む。…今月はなかなか“読みたい気持ち”と行動が一致しなくて、必然的にそうなってしまったのだけど、そういう私にもちょうど良い作品でした。

花言葉は、こだわりすぎるとそれに縛られてしまって、なかなか好きな花を買えなかったり贈れなかったりしそうで(物語のワンシーンに紀久子のそういう姿もちらっと描写されている)、あまり好きじゃないのだけど、この物語の中に出てくるようにちゃんと想いと一致してていれば、それはそれでいいなとも思った。

続きがあるような最後の一文だったので、紀久子や周りの人たちのその後が楽しみ!

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

たくさんの花の名前と花言葉が知れた
泰山木、向日葵、菊、クリスマスローズ、ミモザ、桜、スズラン、鶏頭

中でも、赤いカーネーションの花言葉は、母への愛、純粋な愛、そして真実の愛
花言葉で気持ちを伝えるって素敵だと感じた章だった

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2024年04月27日

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主人公は君名紀久子。
心身共に疲れ果てて勤めていた会社を辞めて、小さな花屋で働き始める。
お客さんや従業員との触れ合い。また、日々たくさんの花と触れ合う中で癒され、心の中に仕舞い込んでいた夢にもう一度向き合おうと勇気をもらい成長していく物語かな。

ストーリーは変わった感じではなかったけれど、ミモザの日、3月8日にはミモザでいっぱいになる店。
重陽の節句、9月9日頃には菊がいっぱいの店。
母の日にはカーネーション。
そうやって、お店が花いっぱいのところを想像するのは気分も上がり私もその花屋に行ってみたくなりました。
また、ひまわりの種類にゴッホ、モネ、ゴーギャン、マティスなんてあるとは知りませんでした。
それぞれの画家が描いた向日葵に似せて作られたひまわりの品種だそうで、絵の作品の向日葵と似せて作られたひまわりを検索してみました。本当に良く似せて作られています。驚きました。
いつか絵画の向日葵と花のひまわりとどちらも本物を見てみたいと思っています。
(絵画は難しいかな~。)

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2024年04月13日

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ブラック企業勤めで心身ともに疲れ果てた25才の女性が、花屋のアルバイトを通して自分を見つめ直し人生を再生していく物語。

こんなお花屋さんがあったら、行ってみたい。
春に読みたくなる本。

お花好きな人はもちろんのこと、自分のなりたい職業に向かって頑張ってる人におすすめ。

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2024年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公のキクちゃんが勤めていたブラック企業が「クズだな」としか言いようのないブラック企業。
ただ、内容を見れば自分がいる職場にあてはまるところがある…。
きっとこういう企業はざらにある。
そこから脱出する勇気を持ててよかったと思う。

そしてそのきっかけを作ったというか、恩人の花屋の店主、李多さん。
あのファミレスの夜が無かったら…と思うとゾッとする。
お店には光代さん、芳賀さんというなかなかに個性的でおもしろい店員、そして馬淵一家や小学生の蓮くんといった常連さんたち。
李多さんと出会わなければなかった人達との縁がキクちゃんの夢であるデザインの仕事にも繋がってゆく。
そこに至るのはキクちゃんの物事への向き合い方も大きく関わっていると思う。

to be continued ということで期待の星4つ。

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

お仕事と花を家に飾るは全然違うのだろうけど
近くに花のある暮らし素敵だなと思うので
わくわくしながら読めた1冊です。
お花の知識も増えて、なによりどの花言葉も素敵。

私は特に向日葵が好きでした
読んだら間違いなくお花屋さんにいきたくなる!
今の季節にぴったりの一冊!

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

☆4

「川原崎花店」を舞台にした花屋さんの物語。
ほっこり温かい気持ちになれるような作品が読みたくて、こちらの作品を手に取りました。

今まで知らなかった花がたくさん登場して、どんな花なのか写真を見てみたくなり、スマホで検索しながら読み進められたのも楽しかったです❁⃘*.゚
その他にも花言葉や花の逸話など、知らなかったことがたくさん出てきたのも面白かったです!
花が好きな方、花に興味がある方に是非!お勧めしたい作品です(*´˘`*)

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2024年03月14日

Posted by ブクログ

お花が好きな方、興味がある方におすすめ‪✿

花言葉とかお花にまつわるイベントなとが分かる。

久しぶりに男性が書く女性目線の作品を読んだが、ちょっと違和感があったけど…それが何か分からぬまま。不快には思わないです。でもなんだろな?

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

花が好きなので読んでみました!
花に関する話がいつくかあるので
読んでいて面白かったです!
花屋さんに行きたくなります!

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

ストレス社会にはやっぱり癒しだよね...目から補う癒しも必要。沢山お花の由来や、花言葉が出てきて勉強になった。

お花屋をやりながらデザイナーとしての夢を諦めなかった紀久子に幸福がいっぱいやってきて良かったな。
最後の教授のくだりはファンタジー感強かったけど、無事いい方へ進みそうな展開になったから良しとするか。
それぞれのキャラクターがお花を通してスポットライトが当たった話のなかで、光代さんの話がぐっときた。
それにしても「魔女の一撃」という言葉はこの本で初めて知った...。

お花屋さんは一見華やかに見える職業だけど、色々と大変なんだなと感じた。
疎いのでお花をググりながら読んだけど、今度花屋さんに行ってみよう。
そしてアンティーク用に買った花瓶にお花生けてみよう。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

ブラック企業を退社した主人公が花屋で働きながら、様々な人と関わることで、仕事や恋のチャンスを得ていく。
やりたい事をブラさず、周りに伝え、誠実に関わることで報われるストーリは読んでいて、小気味よかったです。
癒し系の本でした。

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2024年03月11日

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