【感想・ネタバレ】ボクと、正義と、アンパンマン なんのために生まれて、なにをして生きるのかのレビュー

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Posted by ブクログ

1995年出版の復刻版。
やなせ氏が元気な頃のエッセイ。
ヘナチョコな性格や生き方が描かれていた。
やなせ氏の子どもに対する向き合い方は、素晴らしい。
大人より子どもの評価の方が辛辣で正しい。
子ども向けというのは大人の驕りでしかない。

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2022年06月12日

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やなせさんの温かい人柄が行間から滲み出て来るようなエッセイ集。

2013年に94歳で永眠されたやなせさん。
本作は、1995年に『もうひとつのアンパンマン物語』と題して刊行されたものを新装復刊した作品。

優しいお顔が目に浮かんで来る前書きの後には「アンパンマンのマーチ」の歌詞が掲載されており、改めてこの歌詞の良さを実感する。「手のひらを太陽に」と共にずっと歌い継がれて欲しい楽曲だ。

戦争を経験した著者から紡がれる事は胸に響く。

『いちばんのよろこびはほかのひとをよろこばせること』
読後はやなせさんをもっと好きになる。

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2023年02月18日

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やなせたかしさんのエッセイはいくつか読んだ。幼少期の苦労話や、戦争時のこと、漫画家と売れる様になったのは後世からとか。
常に謙虚でありそしてポジティブなやなせさんはまさにアンパマンだなぁと思う。決して子供に媚びたりしないそのままの生き方がとても素敵。「手のひらを太陽に」や「アンパマンのマーチ」にある生きていてこそ!というメッセージにいつも励まされる。

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2022年05月29日

Posted by ブクログ

今までやなせたかし先生が書いたエッセイをまとめたもの。
アンパンマンへや子供への想い、手のひらを太陽にの誕生秘話や作品への向き合い方、ちょっとチャーミングで変わった恋愛観などが垣間見れた。

終始心優しくて素敵な人柄溢れるエッセイ集。

「いちばんのよろこびは
ほかのひとをよろこばせること」

こんなことをまっすぐ言える人が本当のかっこいいヒーロー。

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2022年03月24日

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■評価
★★★☆☆

■感想
◯物語を作るときに、ストーリーを考えるのではなくキャラクターを考えて、そのキャラクターがどう立ち回るかでスリーリーが勝手にできるという話は、色んな場所で使えると思った。ビジネスとしても誰を船に乗せるかという話につながると感じた。

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2024年04月03日

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日頃お世話になっているアンパンマン様。私の世代ではあまり目にしない原画のアンパンマンと、「何のために生まれて何をして生きるのか」という聞き慣れているはずの、文字にすると途端に興味深くなる一文。あと、個人的に好きなクラフト紙でできた表紙、好き。
まえがきにあるように、ラーメンの待ち時間のような隙間時間に読んだ。タラタラ読みのせいか(?)感想はあまりない。やなせたかしについて少し詳しくなった。朝ドラが楽しみ。

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2024年03月24日

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3冊のスクラップブックから編集された、やなせたかしさんのエッセイ。1995年に刊行された『もうひとつのアンパンマン物語』を改題し、新装復刊したもの。

始めに表紙のアンパンマンをみて、とても懐かしくなった。アンパンマンとは、たくさんの思い出がある。

そのアンパンマンが日の目を見るのに、意外にも時間がかかっていたことに驚いた。
やなせたかしさんの色々な思いが書かれていた。私が大好きだった、いちご新聞にも関わっていらっしゃったとは驚きだった。

『手のひらを太陽に』の「みんなみんな生きているんだ、友達なんだ」という歌詞が、今こそみんなに届いてほしいと思う。

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2024年03月18日

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誰もが通る道アンパンマン。
小さい子どもがいるので、アンパンマン様には足を向けて寝られないくらいお世話になっております…ということで興味を持ち読みました。

著者の謙虚で奥ゆかしくユニークなイメージが見え、松下幸之助さんの自叙伝を読んだときに感じた人柄とリンクするものがあるなぁ…と思ったり。
ふとみるとPHP研究所でなんだか重なるものを感じました。

アンパンマンといえばキャラクター数がものすごいことになっていて、子どもに聞かれてもすぐに名前を答えられないキャラがたくさんで困っていましたが、キャラクターに重きを置かれてるということでなるほどと納得しました。

この本を読んだ後だと、子供と一緒にアンパンマンを観るのがより一層楽しめそうです。

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2024年01月19日

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小さい頃アンパンマンが大好きだったので思わず買ってしまったやなせたかしさんのエッセイ本。
アンパンマンは随分商業化されて、コンプライアンス上昔みたいに頭なくなるまで食べられたりとかの描写もなくなった印象だけど、その描写が大事なんだよなぁと。
いくつになっても新しいものにとりあえず挑戦するという先生の姿勢は見習いたいと思った。

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2023年09月14日

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アンパンマンは昔から大好き。
特に『アンパンマンマーチ』が好き。
私が大人になってから誕生したアンパンマンだけど、子供達とみてるうちに大ファンになってました。そして、辛い時にアンパンマンマーチに支えられたこともありました。
そんなアンパンマンの生みの親のやなせたかしさんのエッセイは、そんなにへりくだると逆に嫌みだぞ…という部分も含めて人間臭くて面白かったです。

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2023年04月18日

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アンパンマンをしっかり通り、大人になって改めて「よくできたアニメだな」と思っています。
そのアンパンマンの人だからと読んでみました。

ちょっと共感できない部分も確かにありましたが、時代も違うし、そりゃみんながみんな同じではないので…

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2023年02月05日

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やなせたかしといえば「アンパンマンを描いた人」ってことくらいしか知らないレベルなのだけど、実際は作詞をしたり、詩の雑誌を刊行や編集をしたり、ラジオの台本を書いたりと多彩な活躍をしている。

好奇心が旺盛で、楽しそうって思ったことにどんどん挑戦していくし、人を巻き込む力もある。私もこんな風になりたいなと思った。

子ども向けの作品を多く創っているけれど、子どもを1人の人間として考えているので、「子どもが好きそうな言葉」を使わない。本当に良いものは難しくても子供には伝わるものだ、という。それが『アンパンマンのマーチ』の「なんのために生まれて、なにをしてして生きるのか」という子ども向けアニメのテーマソングにしては重めの歌詞になるのだと思った。確かに、子供の頃は意味も分からず口ずさんでいたけど、大人になって考えると深い。しかし、大人になってからこの歌に出会ったら、きっと素通りしてしまう。子供の頃に染みついた歌だからこそ、自分の成長と共に歌詞が重みを増してく。

所々で少し引っかかる考えがあったのが、気になった。女性に反省して欲しいこと、とか。あと「最近のアニメやマンガは毒が多くていけない」と言っているのも、私はあまり好きじゃないな。それも含めての、やなせたかしの人柄なのかもしれないけど。


以下が、私がこの本を読んでいいなと思った一節。

「人間が1番うれしいのは、人間をよろこばせること」

「お金持ちになれる正しい原則は良心的な面白い仕事をすること」

「ほんの少しの権威も認めない、おさない読者の興味をどうつないでいくかということに、いいようもないスリルと冒険を感じます」

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2023年01月16日

Posted by ブクログ

子供から学ぶことがたくさんあるんだなと気づかされました。
将来は、子供に囲まれながら楽しいことしたいな〜
歌歌ったり、バスケしたり、ダンスしたり、、、

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2022年04月19日

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