【感想・ネタバレ】地獄堂霊界通信(12)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

2021年、最初のレビューは、これにする、と決めていた
だって、最の高。グッと来すぎて、胸が痛い
香月先生に代われる訳ないのは百も承知だけど、みもり先生に全力で、「ありがとうございます」と伝えたい
意見は人それぞれなのも、これまた、百も承知だが、(1)~(11)よりも、この(12)の凄味は桁違い。このクオリティでこそ、1stシーズンの最終巻だ
ただただ、子供たちが真っすぐで、強くて、カッコよくて、涙が止まらなくなる
友と世界の為に、体を張り、命を懸け、魂を奮い立たせるてつし達の姿にも、胸はガヅンッと打たれるんだけども、彼らが死地に向かうのが察せても、幼い身に宿した、大人以上の覚悟を尊重して止めず、必死に無事な帰還を願い、そして、力強い抱擁で迎えた家族らの愛も、また、涙腺を容赦なくぶっ叩き、壊そうとしてくる
両者の姿は、冗談抜きで、みもり先生だからこそ描けたものだ、そう、ファンとして断言できる
改めて言う事でもないけど、人ならざる者のデザインが、みもりイズムを感じさせる。死神ギー、地獄の犬・バーゲストもグッと来るが、それ以上に、ルシフェルの美しさと言ったら、もう、形容しがたい。それこそ、『女神転生』や『ペルソナ』シリーズのルシフェルに匹敵している
死神ギーとの戦いは、このシリーズだけでなく、冗談抜きに、少年漫画誌に残る熱戦だ。それまで、己こそ最強だ、と思い上がっていた死神ギーが恐怖に追い詰められ、為す術もなく戦闘不能になる様は、実にスカッとした
原作を読んでいる人なら知っているが、ストーリーの展開や台詞が、かなりシビアだ。無慈悲な事が起こり、容赦ないコトをズバッと言ってくる。だからこそ、その理不尽に屈さず、自分達の全力を尽くして立ち向かうてつしらのカッコ良さが引き立っている
これで、1stシーズンは終幕だが、2ndシーズンは、更に面白くなっている、それをファンは知っている。みもり先生には、体調に気を付けて貰いながら、この(12)以上を求める私らと思いっきり、殴り合って欲しい

この台詞を引用に選んだのは、どストレートにカッコいいので
私が、この『地獄堂霊界通信』で最も推しているキャラは、椎名だ
なので、椎名が活躍するシーンは、かなりテンションが上がる
ただ、「好き」って気持ちと、「カッコいい」って印象は別物だ
椎名、リョーチン、流華、カンナ、ユキ、全員、カッコよかった
しかし、この台詞を、痛み、恐怖、絶望を、正しき怒りで燃やし、巨悪に向かって言い放った時のてつしは、それ以上にカッコよかった
人間の底力が、どれほど凄まじいか、それを示すのに、年齢は関係ない
てつしを含め、全員がここまで命を懸けたからこそ、ありえない奇跡は起きた
やはり、奇跡ってのは、何が何でも諦めない人間にしか起こせないようだ
きっと、ゴールデン・アイズは、てつしが、ここまで見事な啖呵を切ったからこそ、ほんの少しだけ、手を貸してくれたんだろうなァ
ほんと、ゴールデン・アイズは、どこの誰なのやら
「クソ・・・ッ いつの間に、こんな・・・イテェ・・・身体中、全部・・・!! みんなも、もう、ボロボロだ・・・! でも、負けねぇぞ!! 俺らの結界は、まだ壊れてねぇんだ! てめぇなんかに負けるか!!! 死神!!」(by金森てつし)

0
2021年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第一シーズン完結。お疲れ様でした。
連載中には色々あり、大変だったと思います。
そして、第二シーズン、楽しみしてまーす(^^)

0
2020年09月08日

「青年マンガ」ランキング