\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
無限の正義とは絶妙なタイトルであると読み終わってしみじみ思う。上手いタイトルだ。
警部補の薬師丸は警部への登用試験を切望していた、娘はバレエの海外留学を目前にしていた。そんな薬師丸が「仕方がない選択肢」として選んだ道は…。
真面目と言われていた男が、家族と自分の為という言い訳で落ちてゆく様は、まさに無限の連鎖に嵌っていく恐怖の姿だった。
だが、この小説の白眉なのは結末。この内容でこの結末なのか!人間の業を描いた読み応え十分な小説だった。