【感想・ネタバレ】仕事の辞め方のレビュー

話題になっていた本なので読んでみました。40代以降に考えるべきこと、例えば残りの人生をどう生きるかなどを考える上で、非常に役に立つ本だと思います。この本に書いてある、指揮命令を現場に伝えなければならない40代はソフト老害である、というのは本当にそうだなと考えさせられます。
仕事や人間関係などにおいて、社会に長くいるとソフト老害予備軍になっているという現実は身につまされました。放送作家である著者は、わかりやすいキャッチコピーと説明が上手です。これからの中高年に「若さがなくても勇気を持って新しいことに踏み出すと人生平等に楽しさが味わえる」と呼びかけている内容になっており、読み進むうちにワクワク感が味わえます。ソフト老害という言葉にはドキッとしますが、楽しく人生を全うしようと思える内容でおすすめの1冊です。

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Posted by ブクログ

鈴木おさむさんが仕事をやめる宣言をした。そのことについて語った一冊でした。
辞めるとありますが、これまでの仕事感、仕事への情熱、プロフェッショナルとは何なのかを語ってくれている気がした。いつかは仕事を辞める時が来るのだろうが、それが定年までというざっくりとした環境で過ごすか、明日辞めても悔いはないという気持ちで過ごすのかと鈴木おさむさんから、ナイフのような鋭い言葉を突き付けられている。読んでよかった一冊。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

著者にいる周りの人をどれだけ大切に過ごしてきたのかがわかる本。だから、彼が仕事を辞める時に惜しまれるのだろうなって。仕事を辞める前にちょっと立ち止まって読みたい一冊でした。

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2024年04月25日

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これは名著。人生にとって必要なことを教えてくれる。辞めなくても、自分の人生を見つめ直すきっかけをくれると思う。

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2024年03月06日

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ソフト老害は、嫌われることを恐れ上手くやろうと思う事、に対し、必要悪は、嫌われるのはわかってるが必要だからやる。必要悪のほうが良い、ということ、そうかな、と思った。さて、仕事を辞める事で、新たなことに取り組める未来が楽しみという姿も書かれており、自分の生き方も考えさせられる。

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2024年03月03日

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年代が近いせいか、共感できるところがたくさんありました。話題になっている「ソフト老害」についても、たしかに40代ってバランスをとりたがるから、発言や行動が年下のメンバーからみたらソフト老害になるんだな…。
随所にでてくる大島さんの言葉も、短いけど深いなと感じました。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読みした。組織と自己を考え、抽象と具体を行き来する。「お金に執着するとそうなるんだよな」夢や希望がミニマムサイズに。「お金に」のくだりは2箇所あったような。されどお金だか、「好奇心力」はより大切。肌感覚は、天才が使え。ナルホド
自分で仕事を決めているようだが、頑張って上手くいく人の周りには、協力者があらわれるのだろう。

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2024年02月24日

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年に一度の1週間休暇の最終日に本屋に行き、店内あちこち歩くも、どうしてもこの本に惹かれてしまい購入。
鈴木おさむと言えば森山中大島との0日婚、めちゃイケの高速エンドロールの最後に出てくる名前の人、最後の脚本として篠田麻里子の不倫ドラマを作った人、というイメージだった。
「お金に執着するとそういう人生になるんだよな」はその通りだけど手放すにはとても勇気がいる。きっと家族も貯金も実力も、これまで積み上げてきたものが沢山あるからできることなんだろうが、鈴木おさむが仕事を辞めるのはインパクトがある。老眼鏡を作る時間がないくらい多忙な人がこれからどんな人生を歩むのか、興味深い。

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2024年02月23日

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32年間続けた放送作家を辞める。そう決めた経緯や、今までのことを綴った本。

転職が当たり前の世の中になってるけど、そのブームで言われる『転職』とは少し違う。このまま続けても成功と言われるかもしれないけれど、それで本当にいいのか?と自分の声に素直になって決めた選択。

ソフト老害とか、歳を重ねるとおそらくぶち当たる壁みたいなものもリアルに書いてある。これから来る困難をリアルに想像させてくれる良い本でした!

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2024年02月08日

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ネタバレ

感想
共感できるところもできないところもあったが、業界でとても成功した人のモデルケースを見せてもらった感じ。参考になる。仕事を辞めた後にどうするかばかり考えていたので、最初の仕事を辞めることについて考えることというのが、ガツンときた。

あらすじ
・大事なのは「仕事を辞めた後に、何をしたいか」を先に考えるのではなく、「今の仕事を辞める」ということについて考えてみること
・仕事を辞めると人間関係をリセットできる
・40代からソフト老害。嫌われてもいいのではっきり自分の意見を伝える
・出世を目指して出世するのは寂しい
・自分の代わりは絶対いる
・ワクワクしなくなったら仕事を辞める
・40代はしんどい。だから、外での出会いを増やして縁を作る
・自分に合っている仕事は自分では分かりにくい
・辞める時は感謝するフリをしても円満に退社する
・お金に執着しすぎない
・手放すことリスト

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2024年05月26日

Posted by ブクログ


必要とされなくなったら、すっぱり辞めようと…
もちろん、生活のために、お金は必要だけど。

あと、老害ね。
これもよくわかる。

鈴木おさむさんのこれからのわくわくを心から応援します。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

字も大きめなので意外とすぐに読み終わります。ありきたりの正解っぽい話ではなく、実体験に即した考えが新鮮でオススメです。

「お金に執着するとそういう人生になるんだよな」という妻である大島さんの言葉。その通りだなと。
不動産をお金のためだけに持つのではなく、社会的信用を上げるために持つという考え方は実際的で参考になりました。
障害のある息子さんを持つお姉さんのエピソードも良かったです。

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2024年05月04日

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ソフト老害というキーワードからいろんな話へ派生していくストーリーです。鈴木おさむという1人の男がいかにして今の地位まで上り詰めたのかが、少しわかる気がします。テレビ業界に興味がある人はそういった観点でも面白い読み物だと思いました。

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2024年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〇仕事で自分のことを俯瞰で見ることが出来る人は優秀
■今の時代、叱るのも叱らないのも難しい。ハラスメント防止にも有効
〇大きく舵を切る一つの方法、それは「仕事を辞める」です。
■自分発であること、周囲に波風を起こし、本音が見える場面でもある
〇Aさんはソフト老害で、Bさんは会社にとっての必要悪
■差は、マインドチェンジ宣言と自覚に納得
〇出世を目指し始める人のことをダースベーダーにたとえる
■成果よりも社内政治を優先する同期上司を思い出す
〇仕事に対して前のような興奮とワクワクがなくなってきたら、それはビジネスセックスレス
■今これは全然ない、特に今年度は。
〇20代で結果を出せた人は自分に嫉妬している人を味方に取り入れることが大事
■嫉妬、ねたみは隠れている、自分のそれも消しきることが大切
〇やりたいことは口に出す、イタイやつと言われても
■50代なら出し方も大事、敵をつくらないように
〇提案時「超おもしろくないですか」と「正解かわからないですが」でワクワク伝授
■前向きな仲間をつくる
〇友達だからこそ変化を認めてあげる
■変わらないのはいいわけでない、変化も成長の証
〇仲のいい人に聞くだけでなく距離のある人に聞く
■期待する答えだけなら前者だが、いざというときは後者
〇まあまあ苦手な人と会わなくなるだけでストレスは激減する
■わかる、転職だけでなく転勤でも
〇思いつきはDNAからのメッセージだから、行動する人が勝つ
■天職は動いてわかる、自分で作るということかも
〇人はいつ死ぬかわからない、同年代の友人、天才が亡くなった意味がわからない
■やってみたいことは躊躇せずやる

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2024年04月27日

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今の仕事を辞めるつもりもない、平凡な私ですが、読んでよかったと感じました。

参考になった部分↓

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・「努力を努力と思わずに頑張れることは才能」。その「才能」がない人が多い。それは決して人に求めてはならないこと。

・絶対に自分の中のDNAはメッセージを出してくれている。それが「思いつき」
「思いつき」をチャンスだと思って受け止め、まずは行動してみるといい。

・スピードは人によって違う。違うからおもしろい。
自分の子供のスピードを人と比べないのと同じで、自分の幸せと人の幸せを比べても、そこに答えはない。あくまでも人の幸せはその人のサイズ。
自分にあった幸せは年とともに変わっていく。
幸せこそ自分でオーダーメイド。

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2024年04月10日

Posted by ブクログ

40代からソフト老害。ドキッとする帯のこの本。そして強烈な題名。ちょうど、自分の仕事観も変わりつつあり、転職しようかと考えていたときにであった本なので、運命を感じて読み始めた。しかし、読み終わったあとには、お金のことを考えてしまうようでは著者のように辞める決断は出来ないな、と自分の弱さを気づかされた
この本には仕事に対する気付きを与えてくれる言葉がたくさん書いてある。
特に、『自分に今、夢があるなら、その夢を笑わない友達と一緒にいた方がいい』という1文が心に残った。
仕事を辞めようと思っている人は辞める前に読むことを薦めたい。

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2024年03月29日

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会社の必要悪になれるか?そこ覚悟を迫られる時期に、自分の老害化にも気づくこと。「なるほど」の言葉使いその場しのぎに使う悪印象。縁の円を増やす。 同年代だけに気付きが多い。 結果自分は必要悪に慣れず転職したが、老害になっていないか?常にチェックしなければなと。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

変わらない日々に不満や違和感を抱きながらも、何も変えない、気のせいだとやり過ごす。そんな自分に、「自分の感情と向き合え」と言われているような、そんな気がした本。
自分にとって何が大切か、向き合うきっかけになる本。

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2024年03月20日

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過度な製品開発日程の中で多くのストレスを感じて疲弊しながらメカ設計開発者として働く中で、タイトルに惹かれてふと手にした本
大事だなと感じたことは、
•自分の今や人生を俯瞰で見てワクワクして過ごせているかを確認する
•手に抱えているものを手放さないと、新しいものは掴めない
•辞めると考えた時に失うものを考えないこと、辞めることによるプラスを考える
•好奇心力を鍛えよう
•自分が笑顔になれる瞬間はいつだろうと考える、そこに幸せの形がある

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2024年03月15日

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鈴木おさむさんのラジオ番組「JUMP UP MELODIES」を毎週radikoで聴き、おさむさんの考え方や生き方に共感する思いもあり、購入。大変興味深い内容でした。40代50代の人はもちろん、20代30代の方が読み、指針とするのもよさそうです。禅の言葉「放てば手に満てり」。そのとおりだと思いました

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2024年03月15日

Posted by ブクログ

辞めることをも企画にしてしまう、放送作家らしい“企画本”。まんまと話題になってるのはさすが!という感じがします。「ソフト老害」というパワーワードを生み出しちゃってるし、ただシニア層は肝に命じるべきことだとも思いました。「自分の代わりは必ずいる」。そう認識することこそ、新しい道に進む勇気につながる。企画本ですが、示唆に富んだいい本でした!

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2024年03月09日

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鈴木おさむさんだから。売れてる放送作家さんだから。マウントとっている本でしょ。そんな先入観を裏切ってくれる本。特に会社では勇気を持って若手と話す。会社は自分がいなくても回っていく。縁の円を増やす暮らしを心がける。そんな鈴木さんならではのアドバイスが私自身には為になる。書き写さなきゃ。

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2024年03月02日

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裏帯「ワクワクしない仕事をダラダラ続けるほど、人生は長くない」
まさにこれに尽きる。
現在の仕事に思い悩む人向けの一冊。
ただし、「辞め方」(英語ではHOW TO~)とあるが、紙面のほとんどは著者が退職を決意するに至るまでの思考や葛藤、あるいは取り巻く環境説明が大半であり、方法論ではない。

著者と一般的なサラリーマンでは、立場や報酬がまるで違う。
そのため、特にお金に関する部分などは参考にならない(20代で月収100万など)
一方で、それ以外の部分においては、非常に通じる部分もあったし、共感も多かった(「大人たち」の存在など)
現在の仕事に悩んでいる人、とりわけ30代後半や40代には、非常に背中を押される形になるように思う。

なお、文体がですます調だったり、そうでなかったりと、一定でない。
そのため、全体的に見るとどうしても稚拙で、違和感を感じてしまった。

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2024年02月02日

Posted by ブクログ

ネガティブな感想です

びっくりするくらい内容がうすい

期待が大きすぎたのか

それにしてもうすい

これで仕事辞めて大丈夫なのか心配だ


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2024年04月20日

Posted by ブクログ

放送作家の鈴木さんが仕事を辞めるまでのいきさつ、考えが書かれている。ソフト老害という言葉が気になり本書を読んでみたが、多くの話が鈴木さんだから当てはまることで、一般の人は参考にしづらいだろうなと感じた。

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

鈴木おさむが、ソフト老害と感じて今の仕事を辞めて整理したことを書いた自伝。

彼の人生観や仕事に対する姿勢を知ることはできた。

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2024年03月31日

Posted by ブクログ

鈴木おさむ氏の自伝
人柄や価値観がわかり読みやすい内容だった
仕事を辞めようとしている自分には良いタイミングのことばがありました

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

放送作家のトップランナーがなぜ辞めたいと思ったのか、辞めることを宣言して、丁寧に辞めてゆく、関係各社へのご挨拶や関係性、それらを振り返ることで仕事や人生を振り返り見つめ直してゆく。

辞めた後も上手くいく人、いかない人。
そこはやはり人間関係だったり、丁寧な対応だったり、そういうことが影響している。
経験値で語られる業界の話から仕事の仕方の大事さも学べるビジネス書。

鈴木おさむの仕事歴や早くから才能を発揮していたことがわかる。
そういう人だから一般の人よりも早くある地点に到達してしまったのかな。
次になにをやるかは分からないが、放送作家は辞める。テレビ業界からは身を引く。
家族との向き合いとか、もっと自分らしく生きてゆくのだろう。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

「ソフト老害」というパワーワードに惹かれて本書を購入した。知識や経験が身に付いてきたと思える40代。それが仇となって、自分の中で正しいと考えたものは、思い込みではないかと思う時がある。こののれは老害かなというセンサーを持ってこれから先過ごしていきたい。
鈴木おさむ氏は、奥さまも働いていて金銭的にそこまで困っていないはずである。私のような金銭的余裕がなく、退職金をあてに働いている人にとって、どうしたらいいのかまで突っ込んで欲しかった

サラリーマンにとって

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

働くことの価値観が変わってきている中で、社内の人材の新陳代謝に自分を置いてみると?と考えさせられる。
過去には代えの利かない人材になることこそが素晴らしいという風潮だったけど、自分の代わりはいくらでもいるって思った方が休みも取りやすいし、新たなチャレンジもしやすい。
特に放送作家のようなクリエイティブな職業だと、本質よりも過去の成功や立場が忖度されてしまうることもあるだろうし、ソフト老害くらいの感覚を自ら持つのがちょうどいいのかも。
50歳で何か別のもう一花というのは、仕事マンネリに差し掛かる30代後半としてはいい話を聞けたなと思います。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

本書のポイントをまとめると、

・勇気を出して手放そう
・自分のワクワクを信じよう
・"縁"を大切にしよう

この3点に集約されるんじゃないかと思う。

老害の話とかたしかに面白いけど、全体的に同じような話を何度も繰り返しているようにも感じた。
ぶっちゃけもっとコンパクトにまとめられると思うw

突き抜けた活躍をしたからこそ、辞めるために必要な準備がたくさんあるわけで、一人の会社員が辞めるときにそのノウハウが役立つかと言われると…。
著者はすごく真面目な方なんだろうな。

一般人代表として、本書からの学びをまとめると、
「自分のワクワクを信じて、勇気を出して手放すことから始めよう」
って感じか。

【Action plan】
①果敢に出会いを求めて所属するコミュニティを増やす
②新しいことを始めるときは勇気を出して手放す

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2024年02月11日

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