【感想・ネタバレ】老いの失敗学 80歳からの人生をそれなりに楽しむのレビュー

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Posted by ブクログ

老害の話があった。歳を取ると寂しい。かまって欲しい、そして、話を聞いて欲しい、そして、合意して欲しい。そのようなことを歳からくる力で、自然と強制するから老害とされるのだろう。

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2024年02月26日

Posted by ブクログ

老年になると、こんなことが難しくなるんだなぁ、ということが自分の経験として臨場感を持って、それでいてきちんと客観的にも書かれていてわかりやすい。実際、年をとってみないとわからないことは多いし、こういった知識はもっと広く知られた方がいいと思う。
また、"失敗学"の観点を網羅して、その"老い"の経験を取り上げて対応を考えていく構成になっているので、失敗学を知る入門書としてもいい。

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2024年02月13日

Posted by ブクログ

失敗学という立派な学問を築いた畑中氏。年齢が83歳になりこの本を表す。自分の老いと向き合い体験から考える。流石です。その意味でも自分も老いゆく今、目を背けず向き合わなければならないと思っています。
この中で悪い老い‥老害の人の特徴という項目があり、いくつかその特徴が挙がっています。そうそうこんな人いるわ〜嫌だなあと思っていますが、他人のことは見えても自分のこととなるとなかなかわからないもの。この本でも自分が損をするようなことは受け入れがたいので、甘くなる。と指摘しています。
最近、そう言えば自分も気づかないまま、友人関係に悪い影響を及ぼした言動があったんだなあと振り返ることがありました。コミニケーションの低下ということで、特に親しい人だと甘えや手抜きがあり、わかってもらうための努力のエネルギーが失われていく、という内容にはなるほどと思いました。
自分はこれだけの人生経験ありといっても、老いを経験するのはあくまで初めてだというのを忘れず、気づきを大切にしたいと思います。

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2024年03月01日

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